1996年のジア杯、日本代表は前回優勝国として登場するも、やはり8強でクウエート代表に0-2で敗れます。
この時もクウエートは4-4-2のフラット4で守る日本代表の背後めがけて、ロングボールを多用します。
その結果はどうなったかと言いますと
クウエート代表のFW、アルフフェイディに2得点を献上
加茂周日本代表監督は、4年前の主力である高木琢也や三浦知良など、代り映えのしない選手たちを招集
結果、4-4-2ではなく、3-5-2に舵をきる
しかし、実際は3-5-2ではなく5-3-2
という混乱が生じます。
つまり昨日のイラン代表戦からもわかるように
日本代表は何時の時代でも、他国から見て中盤に実力者が揃う
つまり、ここで勝負してはならない
日本代表の採取ラインも、海外クラブで戦う選手が揃うが、空中戦やボール処理が不得手である
という事実に変化はなかったというわけです。
イラン代表は日本代表ほどではありませんが、欧州クラブに在籍する選手の比率が西アジアでは非常に多く、アズムンのような絶対的存在がいます。
ワールドカップのアジア最終予選はどうなるかわかりませんが、案外これまで多くを占めた楽観できる形ではない気がしませんか。
ある意味で昨日の敗北は「良い教訓」だったかもしれませんよ。