ブラジル代表のロマーリオフラメンゴとバスコダガマ
ポルトガル代表のルイス・フィーぐがFCバルセロナとレアル・マドリード
中にはズラタン・イブラヒモビッチのように、ACミランとインテルミラノ、そしてユヴェントスと宿敵を渡り歩く選手がいるわけですが、その心情はどんなものでしょうか。
ロベルト・バッジョは、ズラタン・イブラヒモビッチと同じように、イタリアの3強に在籍し、その都度勝手に喧騒が巻き起こり、つらい思いをしてきました。
バッジョの移籍で起こる論争は、彼が希望したものではないと思いますし、ファビオ・カペロやアリゴ・サッキにマルチェロ・リッピと、どちらにも言い分があるでしょうが、不和は誰もが知っていましたしね。
ただ、上記の3選手たちは、移籍を繰り返しても、ファンがどれだけ論争をしても壁だったから凄いと思いませんか。
ジーコがブラジルで今でも敬愛され、高潔とおもわれているのは
誰よりも才能があり、その才能に溺れることなく練習を繰り返す
華奢な身体を克服する
フラメンゴのことを足続けた
ためではないでしょうか。
サッカー選手は移籍が基本ですし、軍隊でいえば用兵のような形です。
ただジーコ、フランコ。バレージのように、給料の増額やわがままでクラブを慌てさせることのない円Sにゅは、やはり引退した今でも信頼されています。
フィーゴにしてもイブラヒモビッチにしても、勝てる算段を選んだだけなのですが、そこにファン心理が漬け込むというわけです。