塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

小規模ブランドと契約すること

2025-02-12 17:17:40 | 日記

 1990年代のNBAでは、ナイキのエアー・ジョーダンの劇的な売り上げを見て、実績を持たないブランドも続々と市場に参入します。

 

 ニューヨーク・ニックスのゼイビア・マクダニエルと契約する「ザンザス」

 ニュージャージー・ネッツのデリック・コールマンと契約する「ブリティッシュ・ナイト」

 

 がその代表例ですが、アディダスとの契約を終えた1992年バルセロナ五輪代表のパトリック・ユーイングは、自分専用ブランドを立ち上げたほど、シューズ業界は活況でしたね。(ユーイングは晩年、ナイキと契約します)

 

 LAギアはやはり五輪代表のカール・マローンと契約し、他にもエアロビクスで高い支持のアヴィアや、陸上競技で知名度のあるブルックスも、オールスターのドミニク・ウイルキンスと契約しました。

 

 それでもナイキの人気は凄まじいもので、90年代後半はフィラが対抗馬になると思われましたが、そうではありませんでした。

 

 引退した柿谷曜一朗が、一時期「コンケーブ」を愛用していましたが、今は流通は相当限られている様子です。

 

 イタリアの老舗「ロット」も、スポーツ・オーソリティでの販売となるわけですが、小規模ブランドと契約する選手たちは、本当にたいへんだとおもうのですね。

 

 自分以外に契約選手が不在であれば、欠場した瞬間に広告塔が不在になりますし、自分の成績、クラブ、チームへの貢献度が売り上げという業績に直結します。

 

 NBAでもプロサッカーでも、このような小規模ブランドの広告、靴紹介はグーグルに代表されるサーチ・エンジンでも閲覧が難しいのですが、往時を知るファンはなつかしさで一杯でしょうか。

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