長友佑都は明治大学
三笘薫は筑波大学
海外リーグに在籍し、日本代表選手でもある両者は、高校からJ1という道ではなく、大学リーグに場数を求めました。
プロ黎明期からそれ以前の代表選手、井原正巳と中山雅史も筑波大学に在籍していましたが、当時はプロサッカーが具現化しそうでしたが、当然親御さんからすれば、大学を出ていることで
仕事の場が確証される
ごはんの心配がない
という面がありましたからね。
ただ、この大学経由でプロ入りという道筋は、今後はどうなってゆくでしょうか。
今は高校選手権で注目を浴びる選手が、すぐに渡欧する時代ですから、大学リーグに活躍の場を求める有望株が、減少してゆく気がします。
その一方で
大学リーグにも学ぶことが多々ある
欧州リーグに行く前に、Jリーグで経験値を積むことが大事
欧州と一口にいっても、どの国のリーグから移籍の打診があるのか
という形で、選手と代理人が冷静に判断できる要素も増えているのではないでしょうか。
韓国サッカーと比較した際、日本サッカーはアマチュアの裾野が広いことで知られていますが、今はこのアマチュアの存在が過渡期なのかもしれません。
野球も高卒の選手が大リーグと契約することで空洞化が指摘されていますが、日本サッカーも考える時期の様な気がします。
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