塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

土着のブランドはどうあるべきか

2020-09-20 20:34:37 | 日記
 現在、コンケーブが契約している選手は、ブラジル代表フッキだけと思われます。

 逆に言いますと、世界中で親しまれてきたミズノから契約を切り替えたということは、報酬だけでなくコンケーブの靴づくりそのものが素晴らしい。

 そう判断したのではないでしょうか。

 ジャンフランコ・ゾラがチェルシー時代後半から故郷のクラブ、カリアリに移籍した際愛用していたのが

 「エーライン」

 と呼ばれる、サルディーニャ島で生まれたブランドです。

 (ゾラがエーラインを愛用する姿が、ワールド・サッカーダイジェスト2003年2月6日号の60ページで確認できます)

 イタリアではボローニャを本拠地に置くマクロンが、サッカーだけでなくバスケットボールなど他の競技の支援を始めています。

 実はゾラもミズノ契約選手であり、ミズノの正体で来日経験があるのです。
 
 イタリアでは他にも、クラシック・スパイクの代表格である「パントフォラドーロ」、遂に日本流通が始まった現代版「ブラジル」を開発したディアドラ。

 ロット、カッパ、ヴァルスポルトなど、その奥深さはまさにサッカーの神髄といえそうです。

 ただ、エーラインのようなある種の

 「土着ブランド」

 が市場拡大を目指すことは、非常に難しいですし、まず品質でナイキやプーマと肩を並べているのか、という面もあるのでしょう。

 当時の専門誌のジャージ、スパイク広告を見ても、エーラインの取扱店舗はないので、流通はしていなかったと思います。

 ですのでベルマーレが2010、11シーズンにジャージ・スポンサーをエーラインに求めたことは、今考えても凄いことではないでしょうか。

 極端な話、ガビックがセリエAのクラブをサポートするような形と思うので。

 
 
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