塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

食生活から将来を思う

2017-10-28 01:07:12 | 日記
 僕が最近、プロテインをはじめとすル栄養素に関心を持ち始めたのは、41歳という年齢にあります。

 これが10代、20代の発想ならば

 1・筋肉があった方が女に声をかけやすい
 2・ジーパンやTシャツを着た際に見栄えする体がほしい

 という発想になるでしょう。

 実際はそうではなく、僕は結婚も子育てにも縁がないまま年齢だけを重ねる形になると考えています。

 つまり、何かのアクシデントに遭遇した際、病院に運んでくれる方が身内にいないわけです。

 どんなに食事、入浴、睡眠に注意しても交通事故にあう可能性はありますし、インフルエンザに代表される流行り病に倒れてしまうこともあるでしょう。

 しかし、不可欠な栄養素を摂取し続け、丁寧に体の手入れをすることで

 「アクシデントに遭遇する可能性を著しく低くする」
 「流行り病や骨折など、加齢によって引き起こされる怪我を、出来る限り遅らせる」

 事を考えているわけです。

 確かにニーサやイデコで将来の資金を得ることも大切でしょうが、せっかく利益が得られても、次々に病気に侵されるようではお金がいくらあってもたりませんからね。

 ただ、持続する意思は誰にでも大切な要素です。

 ベッカムやカントナなど、現役時代にあれほど美しい肉体を維持していた選手でも、現役を離れて数年たつと、どうしてもふっくらとした体形に様変わりしています。

 選手からすれば、アルコールや甘い物を避けてきた生活が終えたわけですから、ワインやビール、ケーキなど、僕たちと同じような食事を楽しみたいと考えても不思議ではありません。

 サッカーがより身近になることで、トレーニング・メソッドや栄養学が学びやすい環境を作っています。

 同時に将来を考えながら食事を摂取することも、僕たちには必要ではないでしょうか。
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サッカーでも復刻の波がこないものか

2017-10-27 01:44:45 | 日記
 最近話題になっているスニーカーのブランド、「エトニック」は今回が日本初上陸、というわけではありません。

 僕は大学時代、エトニックのスニーカーを購入した実体験がありますし、ブーンのような雑誌にも広告は掲載されていましたよ。

 それは「カンガルース」も同様で、彼らは新しい戦略と共に、日本に再上陸、新しい展開を試みようとしています。

 ブルックスやサッカニーのように、数年前と今では販売代理店が違うブランドもあれば、アシックスがアシックス・タイガーとオニツカ・タイガーでファンを熱狂させていることからもわかるように

 「シェア拡大はどのブランドでも可能である」
 「一方で真摯な商品づくりも問われる」

 のが現代であるように思います。

 ちなみにエトニックは、過去NBAのスター選手、ハキーム・オラジュワンと契約した実績があり、その復刻版も登場している様子です。

 こういう復刻、再上陸の波、サッカーでも起きれば興味深いと思います。
 
 ロットが戸田和幸氏をモデルに、新しい形で日本市場を目指しはじめたように、海賊版の横行が少ない日本は、魅力的な市場だと思います。

 マニアックなブランドあれば

 クロノス (ストイチコフが愛用していたことで知られるスパイクブランド)
 クエイザー(英国のブランド)
 ランゼラ (94年ワールドカップ、イタリア代表の二コラ・ベルティが使用)

 など、今思うと本当に懐かしいですね。

 一方でハイテックやリーボック、フィラなど過去にサッカーに参入していたが、現在は独自路線を歩むブランドは、もう戻ってこないと思います。

 でもそちらの方が潔いと感じます。

 特にリーボックはフィットネスジムを開設し、ポンプの復刻やDMX20周年を祝福するなど、その商品展開は実に興味深いもので、かつての自分たちを吹っ切れた形で過去に追いやっている印象さえ受けますから。
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歪な形のリーグ構造を考えてみて

2017-10-27 01:23:48 | 日記
 ベイスターズが19年ぶりに日本シリーズの出場を果たし、さぞかし横浜の街は盛り上がっていることでしょう。

 一方、傍から眺めている僕は、この不均衡なプレイオフを「クライマックス・シリーズ」「下剋上」という言葉でいつまでも覆い隠すことができるのか、とも思います。

 かつての日本シリーズは、セとパの優勝チームが戦うという、単純明快で一番公平な代物でした。

 しかし、リーグ優勝したチームが2位、もしくは3位のチームに敗れることで虚脱感に襲われる、一方であれほどまでのホーム・アドバンテージがある戦いも珍しいと思いますし、野球好きはこれで本当に構わない。

 と感じているのでしょうか。

 Jリーグも2015、2016年はこの野球のような「歪」な戦いで日本一のクラブを決定していました。

 リーグは歪な構造であることを理解し、その構造が収益を生むと信じ、2シーズンを過ごしましたが、金の問題よりも

 「ファン、選手が虚脱感を感じないリーグ運営」
 「年間王者を選ぶ、プライドを守るには、やはり通年開催しかない」

 と、潔くスケジュールを戻しました。

 これが英国生まれの競技、米国生まれの競技という母国の考えが反映されているから、という見方があてはまるかどうかはわかりません。

 ただ、どんな競技であれ、王者を目指す戦いには何よりもフェアな運営が求められると思います。

 ベイスターズの歓喜を見ていると、プレイオフの在り方を問う声はかき消されてしまうのでしょうか。

 一方で彼らほどの支援を、F・マリノス、横浜FC、湘南ベルマーレ、YSCCといった神奈川県に本籍があるJクラブが得られていない印象を持ちました。

 仮にF・マリノスは2014年の元旦以来の天皇杯の優勝、来季のチャンピオンズ・リーグの出場を果たし、アジア各国から多くのファンが訪れても、横浜の方たちは感慨深くならないのか、どこか気になります。
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スポーツブランドはやがて選手の食生活も支援するのか

2017-10-26 01:26:51 | 日記
 通常連想するプロテインの銘柄と言えば

 1・味の素 アミノバイタル
 2・明治 ザヴァス
 3・森永 ウイダー

 の3ブランドが考えられると思います。

 今はスーパーのプライベートブランドでもプロテイン、サプリメントが発売されていますし、スーパーで購入すること、インターネットで購入すること、ソシテドラッグストアで購入するのでは、幾分価格も異なります。

 一番気軽に購入できるのは、恐らくウイダーだと感じます。

 ザヴァスはウイダーにあるゼリー状とチョコレートバーのような

 「コンビニでも入手しやすい形態がない」

 ためであり、アミノバイタルはゼリー状がありますが、販路だけでいいますとウイダーほどではない印象です。

 一方で「ドーム」、日本のアンダーアーマー総代理店もプロテインの販売しています。

 先日までキングギアで5回にわたり、プロテイン摂取の重要性のコラムが連載されていましたが、改めて感じたことは、大手のスポーツブランドでサプリメントやプロテインを販売する会社が思い浮かばない。

 という点があります。

 過去、アディダスがコーセー化粧品、広告塔に中村俊輔を起用して洗顔フォームを発売したことがありました。

 汗をかいたあとのシャワー、入浴は格別ですが、なるほどそこに3本線やスウッシュ、タイガー・ストライプと言った贔屓ブランドの石鹸やシャンプーがあれば、更に疲れが吹き飛びますよね。

 一方でトータルで選手を支援するのであれば、飲料水やプロテインも制作すべきと思わないところが逆に興味深いと言えます。

 大塚製薬は徳島ヴォルテスのスポンサーであり、石鹸の「ウルオス」、食品の「ソイ・ジョイ」、飲料水の「ポカリスエット」など、スポーツ支援の幅が広いわけですが、今後はギアだけでなく

 「健康面でも選手を支えるスポーツブランド」

 が必要となるのではないでしょうか。

 リーボックが潔くサッカー、バスケットの世界から撤退し、フィットネスに活路を見出したことは、凄く画期的なことかもしれません。
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育成と情、人間に訴える事柄

2017-10-26 01:10:29 | 日記
 今夏、ガンバから移籍した堂安律が在籍するフローニンヘンは、過去ルイス・スアレスが在籍していたことでも知られています。

 彼が以後、アヤックス、リバプール、そしてバルセロナとリーグの規模、チャンピオンズ・リーグの優勝を目指して移籍を決断していったことは周知のとおりです。

 イタリアならウディネーゼとエンポリがフローニンヘンに相当しますが、若手を成長させる何かがあるクラブというのは、ファンの声援だけでなくコーチと監督の見解も異なるのでしょうね。

 ガンバの育成が秀でていることは日本中が知っていますし、クラブの主力だけでなく、多くの代表選手を生み出してきました。

 2000年代では稲本、宮本、遠藤が注目を浴びるなか、二川と橋本も日の丸を身に着けました。

 2010年代でも宇佐美、藤春、倉田などが代表招集を受けていますが、育成というのは子育て、農業と同様で明確な指針があってないようなものですから、現場は常に考えることが不可欠です。

 コーチはきっと、選手に声をかけるという動作ひとつでも

 「こんな言葉では聞き入れてもらえないだろうな」
 「今声がけをせずに、考える時間を与えよう」

 など、選手の心情と感情を模索しているに違いありません。

 よくモウリーニョが試合展開を読むことに優れていると言いますが、彼もまた観察力、洞察力に優れた指揮官なのでしょう。

 過去、ワールド・サッカーダイジェストで連載コラムを持っていたイタリア代表FW、アルド・セレナが
 
 「僕が不調だったとき、監督のトラップがリフレッシュ休暇を2日くれたんだ」
 「通常、不調の選手は練習を強要されるが、僕はこの休暇で自分を見つめなおせたよ」

 と語っていたと記憶しています。

 今はどんどん機械が発達していますが、やはり人間の「情」というものは大切にしないといけません。
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