塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

平成トいう時代を思い浮かべて

2019-02-27 01:47:27 | 日記
 陛下の在位30周年を記念して催された宮中茶会には、多くの著名人が招待されました。

 スポーツ界では王貞治氏、フィギュア・スケートの浅田真央さん、女子レスリングの伊調馨選手など、錚々たる面子が招待され、陛下と美智子様からのお声がけを受けた様子です。

 ここにサッカー界からはキングと澤穂希さんが招かれたのですが、もし1993年にプロ化せず、アマチュアのままならば両選手が招待されることは、まず無かったと思います。

 この顔ぶれを見ただけでも、プロ化の歩みが日本サッカーに特別であったことがよくわかります。

 2011年の震災の際、イビチャ・オシムはすぐにナンバーに寄稿しました。

 スペインをはじめ、世界各国のプロリーグが哀悼の念を示し、同時に熱いメッセージを送ってくれました。

 インテルの長友佑都
 シャルケの内田篤人

 もジャージに日本へ向けてのメッセージを送ります。

 当時はまだシャルケに在籍していたマヌエル・ノイアーが、内田の胸の内を悟ったエピソードは当時から話題でしたが、世界各国のプロリーグが支援を発表したこと。

 この背景には

 日本代表がアジア王者、ワールドカップ出場国として認知される
 プロとしての仲間入りができていたから

 ではないでしょうか。

 平成は災害の時代ともいわれ、陛下と美智子様が多くの被災地を訪問したことも大きな注目を集めました。

 長野県は皇室の避暑地でもある軽井沢をはじめ、縁のある地域が多いのですが、平成という時代が終わろうとしている今、改めて日本の歩みを振り返る機運があります。
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神戸が新外国籍選手獲得という一報より

2019-02-26 00:53:36 | 日記
 今月9日にサッカー・ダイジェスト、エル・ゴラッソがそれぞれ今季のJリーグ選手名鑑を発売しました。

 しかし、毎年の事で編集部も覚悟しての出版に間違いはないわけですが、現在も続々と各クラブには新加入選手が登場しています。

 今、ウエブ版のサッカー・ダイジェストを閲覧しましたら、ヴィッセル神戸にポルトガル1部のヴィトーリア・セツバルから、ダンクレーという守備の選手を獲得、と言う記事を見つけました。

 このように、選手名鑑発売以後も続々と選手の顔ぶれは変化します。

 ワールド・サッカーダイジェストやナンバーなど大手が欧州リーグ名鑑を発売する際は、移籍最終日の8月31日(ロシアなど一部ではは異なりますが)の情報を組み込んだうえでの発売になります。

 最新情報を網羅した上での発売ですから、凄く便利ですよね。

 本当はJリーグ選手名鑑も、本当はこちらの方が都合が良いのかもしれません。

 しかし、リーグ開幕という「旬」を優先すると、どうしても網羅できない形となり、編集部としても毎年この時期は凄く葛藤しているに違いありません。

 でも、日本人が作成する選手名鑑は凄く出来が良いと、海外のファンも思うのではないでしょうか。

 既婚か未婚か
 愛用するスパイク・ブランドはどこか
 大好きな女優を掲載

 など、選手個人のプロフィールを入力するだけで困難な作業を、毎年よくカバーしているとその仕事ぶりは凄いですよね。

 欧州選手名をアルファベット入力することも難しい
 一方で漢字変換も難しい

 その難解な作業の結集を読まさせていただいているわけですから、本来ならば更に注文を出すこと自体が不躾、なのでしょうが。
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メッシが伝説として語られる理由

2019-02-26 00:40:30 | 日記
 レオ・メッシが生きる伝説として語られる背景には、彼がバルセロナで多くの優勝を得たためだけではありません。

 所属クラブ「バルセロナ」のみ、と言う点がバルセロナ関係者を喜びに浸らせていることもあるでしょうね。

 日本国憲法に「職業選択の自由」があるように、選手が報酬や練習環境を求めて移籍を模索することは、価値がある事だと思います。
 
 コロンビア代表のクアドラードがフィオレンティーナからチェルシーに移籍した際、その多くの違いに戸惑い、思うようにプレイできず、ユヴェントスに移籍した出来事は、その効果を如実に示します。

 「ファラオ」

 とエジプト国内とリバプールで讃えられるモハメド・サラーもローマ、チェルシーにバーセルと場数を踏んでようやくリバプールという安住の地を見つけたわけです。

 しかし、「現在」は安住の地かもしれませんが、将来はどうなるかわからないことがサッカーにはありますからね。

 メッシの場合、幼くして渡った先がバルセロナという、世界屈指の環境だったことも、留まり続けている理由の一つでしょう。

 当時のパリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティに現在の面影はなく、バルサを凌駕するのは

 スペインならばレアル・マドリード
 イタリアならミラン
 イングランドならばユナイテッド

 しか考えられませんでした。

 しかし、メッシはこの並ぶ存在を見つけるのさえ困難なクラブでの歩みを、現在も続けています。

 彼が環境に嫌気をさしたことが無い、とは到底思えませんが、環境を変えたいと思うまでには至らない考えがあったのでしょう。

 メッシのような選手が増えてほしいと思うのはファンだけでなく、毎年選手名鑑を作成する編集者も同様でしょうね。
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長谷部誠35歳、今充実の時

2019-02-25 17:26:21 | 日記
 1992年、93年と2季連続でトヨタカップのために来日したサンパウロ。

 93年ミランを倒して世界一になった際の主力に、のちにアントラーズの指揮官となるトニーニョ・セレーゾがいました。

 1992年まではサンプドリアに在籍していたセレーゾ。

 このトヨタカップで思い出すのが

 「レオナルド、レオナルド、レオナルド、レオナルド(サイドを疾走した彼が中央にリターンする)、トニーニョ・セレーゾ!!」

 という実況です。

 レオナルドはブラジル代表としてワールドカップ94、98に出場したレオナルドであり、アントラーズでは攻撃の要でしたが当時はレフト・フルバックで試合に出場していました。

 このゴールを決めた時のセレーゾは38歳。

 38歳でありながら手厳しいブラジルのメディアが

 「彼は今でもセレソンで活躍できる」

 とその存在に大きな衝撃を受けていたのです。

 長谷部誠35歳。

 既にフランクフルトにとってかけがえのない存在であり、リベロという過去のポジションを現代に蘇らせた彼もいつか

 「どうして日本代表に彼は復帰しないのか」
 「森保さんは長谷部をどう考えているのか」

 と指摘があるかもしれません。

 引退後はクラブ経営に携わることを期待されているほど、その存在の大きさで知られる長谷部誠ですが、プーマにとっても良い契約となりましたね。

 もし今の状態が続くのであれば、僕は案外彼が2022年カタール大会の予選に参加しているのではないかと推測します。

 年齢だけでは推し量れない力量を、僕たちはもっと尊重すべきなのでしょうね。
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何かを維持するという気持ちの大切さ

2019-02-25 17:09:20 | 日記
 3月のお彼岸まで日数はありますが、今日の午前に墓参りを済ませました。

 皆さんが考える墓参りは、ドラマの中でよくみられる

 お寺の境内内にあり、和尚様やお坊さんたちがメインテナンスを行ってくれる
 桶に水と花束を用意し、墓石に向かって語り掛ける

 ものかもしれません。

 我が家の墓は境内にはなく、山中にあるんですね。

 ですから桶と花束を準備し、和尚様と祖先について語り合う、という悠長なことにはなりません。

 墓石の前にある雑草を抜き、落ち葉を拾いをして線香の火で火事にならないように重々気を付ける。

 というように、厄介な代物です。

 ですから核家族が増えている現在、手軽な墓参りをビジネスとして請け負う企業が増えるのは、凄く当然だと思いますね。

 山中に墓参りに出かけると、対向車がやってきただけで冷や汗なんですよ。

 でも、こうした定期的な維持が必要な方は多いと思います。

 Jリーグも中断期間を設けますが、その間でもグラウンド・キーパーの方は絶えず芝の張り具合を考えねばなりません。

 特にフロンターレやアントラーズのように、通常のリーグ戦だけでなくチャンピオンズ・リーグで相手を迎える立場の場合

 試合数が多くなるため、芝の状態はより過酷な状況となる
 陽射しや降雨などの自然条件

 もあるでしょうし。

 また、売店の食材も宗教的価値観によって食べられない方のために、何かしらの用意をしていると思うので、それだけビッグクラブになると重責が違いと感じます。

 だからこそJリーグは、アジアで今人気急上昇中と言えるのでしょうが。
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