塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ソニーがユヴェントスのスポンサーだったあの頃

2019-07-25 16:26:32 | 日記
 音楽の再生機器は、レコードからカセットテープ、カセットテープからCDへと変化し、CDではなくミニ・ディスクを選ぶファンもいました。

 僕の弟はCDを購入し、そのCDをMDに録音していたようですが、僕はMDを所有していませんでした。

 でも、中学時代近所のレコード店で初めて自分の意思でお金を払った際は、カセットテープであり既に主流になりつつあったCDプレーヤーを、僕はまだ持っていなかったのです。

 2020年を迎えようとする中、これらを羅列するだけでも古臭さを感じますね。

 実はMDはミニ・ディスクという言葉を指し、CDよりも更にコンパクトな(およそ4分の1程度でしょうか)形が特徴でした。

 フットボール・ウエブマガジンが語っていますが、1998年のユヴェントスの胸スポンサーはソニーであり、その会社名の下に小さく「ミニ・でディスク」のロゴが確認できます。

 当時のⅯⅮは、それだけ彼らが力を注いでいた形なんですね。

 そのMDも、もう風前の灯火、と聞きました。

 つまりMDは小さいのではなく「小さすぎた」のかもしれません。

 ソニーはCDよりもより持ち運びしやすく、軽量であることを念頭に置いたのでしょうが、逆に整理・整頓が追い付かなかった気がします。

 サッカーでいうならば

 1・1980年代の3-5-2対3-5-2
 2・1990年代の4-4-2対4-4-2

 という、攻撃するための空間が無く、相手の背番号10をつぶす退屈な形、「窮屈で精いっぱい」と同じなのかもしれませんね。
 僕はもうCDを買うことも、音楽配信の提供も受けないでしょうが、カセットテープ、レコードの人気急上昇を思うと、リベロ、3-5-2は再度復活するかもしれませんね。
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ラフィーニャにみられるスパイク騒動の顛末

2019-07-25 01:26:43 | 日記
 専門サイト「コーヘイズ・ブログ」において、アディダスとラフィーニャ・アルカンタラの騒動について、後日談が掲載されています。

 ブラジル代表ラフィーニャは、アディダスと契約していたのですが、彼は自身で
 
 「アディダスとの契約は終了した。ブラックアウトでミズノのモレリア・ネオ2を履く」

 と決め、ほんの一瞬ではありますが、真っ黒のスパイクで試合に出場していました。

 実はアディダス、彼との契約書の中に異議申し立てが無ければ、契約は「自動更新」されるという付帯条件を設けていたようで、ラフィーニャはこの項目を見落としていたようなのです。

 結局アディダスは、彼に1億円を超える金額を裁判で請求したのですが、ラフィーニャがモレリア・ネオ2を履くことをやめ、再度アディダスを愛用し始めたことで、この問題は解決した。

 要約するとこのような形なのですが、もしミズノが

 「アディダスへの賠償金を私たちが用意します」
 「ですから、我々と契約しましょう」

 という話を持ち掛けたならば。

 ブラジル代表に再び、ミズノ契約選手が誕生したでしょうか。

 ただミズノからすれば、彼のように故障が多い選手よりも、頑健な選手を好むのかもしれませんが。
 
 ワールド・サッカーダイジェスト2005ねん6月1日号に、ウクライナ代表シェフチェンコのインタビューがあります。

 もうこの時点で彼は、ロットとの契約を終了しミズノと契約、与えられた「ウエーブ・シンケン」を愛用する姿が確認できます。

 しかし、ワールドカップ2006が終了し、チェルシーに移籍すると選手が個人契約を優先させ、広告起用されることを望まないクラブとの板挟みとなり、この契約を唐突に終わりを迎えます。

 シェバは以後、リーボック、ナイキを履きますが、この両選手との契約がうまく運んでいれば、ミズノの広告戦略は変化していたかもしれません。
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ヴィッセル、新たな補強策を展開

2019-07-25 01:06:48 | 日記
 ヴィセル神戸がトーマス・ベルメーレンを見て補強しようと模索しているそうですね。

 現在のヴィッセルには、サッカー好きでなくとも名前くらい聞いたことがあるであろう、アンドレス・イニエスタ、ダヴィド・ビジャ、そしてルーカス・ポドルスキの3選手が在籍しています。

 一方でダンクレーやセルジ・サンペール、ウエリトンなど、先の3選手と比較すると知名度では劣りますが、仕事人として評価を得られる存在もいますよね。

 神戸はヨルダン代表のジョアン・オマリを獲得(ウエブ版のデイリー・スポーツより)し、既に最終ラインのてこ入れを図っています。

 ただ、ここで更にベルメーレンの獲得を狙うということは

 1・山口、西という最終ラインと中盤センターを補強した開幕前の構想と現在では隔たりがある
 2・それは今季途中でトルステン・フィンク体制に移行した、指揮官の思惑もある

 という点でしょうか。

 現在、日本代表選手の多くは、日本企業が出資している関係もあり、シントトロイデンに移籍する機械が増えました。

 一方でベルギー代表経験者が来日する機会はそう多くなく、ベルメーレンはその珍しい例にあたります。

 神戸は彼が正式加入した際、外国籍選手が9選手となり、フィンク監督はいかに彼らと日本人選手を組みわせてゆくのか。

 この点を相当気にするはずです。

 楽天、アシックス、カワサキなど神戸のスポンサー企業は、有名選手が多く在籍すれば、より自社の存在が海外に認知され、嬉しく思うのかもしれません。

 一方で既に神戸は

 1・2019シーズンに向けての構想と人員をまとめる
 2・仮に今季、フィンク体制がとん挫した際、更に交代はあるのか

 という危険性も背負っているように見えます。
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移籍してゆく選手が抱える重責

2019-07-24 09:15:21 | 日記
 ワシントン・ウイザースの一員としてサマーリーグに参加している八村塁。

 彼の下には日本企業を軸に、多くのスポンサーが舞い込むに違いありません。

 一方で故障や移籍など、歯車が狂いだすとその契約金の額や企業数が大きな精神的負担となることも、リスクとして背負う形になります。

 NBAは選手が不祥事を起こすと、ブランド側が一方的に契約を破棄することもあります。

 1990年代の事例ですが

 クリス・ウエバー 麻薬を不法所持を嫌疑が掛けられ、フィラが契約解除を通告
 ラトレル・スプリューウエル コーチと練習中に口論、首を絞めるという暴力行為のため、コンバースが契約破棄

 ということがありました。

 NBAの世界はサッカー以上に狭き世界であり、コーチと反りがあわない、ストレスがたまる事は間違いないのでしょうね。

 サッカーも契約違約金が毎年のように高騰し、クラブに選手の売買を難しくさせています。

 一方でアトレティコ・マドリードからバルセロナに移籍したグリエーズマンのように、自分を折り曲げないことがファンからの批判を浴びる例もでてきました。

 彼はフランス代表でワールドカップ優勝を経験している名手ですが、不思議なほどバルサのファンは

 「彼は必要とは感じない」

 と囁かれる始末です。

 移籍というものは、お金だけでなくファンの心中、代理人の思惑など多くの意図が渦巻いていることが、改めて確認できます。

 僕ならば、スポンサーは多くなくてよいですし、お金もほどほどに自分のペースで成長できるクラブを選びたいと思うはずです。

 しかしロナウドのように、行く先々であれほどの結果を残し続ける選手の方が稀であり、選手野多くが躓くことが移籍の実情なのかもsりえません。
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東京五輪のオーバーエイジは誰か

2019-07-24 08:58:09 | 日記
 東京五輪のオーバーエイジ枠を、既に森保監督が検討し人選を絞っているという報道があります。

 先日、ラ・コルーニャに移籍を表明した柴崎岳はすでに当選確実、という報道もあるようですが、それだけホスト国という重責を特権があるわけです。

 特権というのは予選が無いということ、つまり

 まずはアジア予選を勝ち抜き、出場権を得ること
 本大会出場権を勝ち取った選手のみで構成するか、それともオーバーエイジを3名分、全て活用するのか
 オーバーエイジを用いるならば、どのポジションで用いるべきか

 という論点を「前倒し」で検討できます。

 だからこそ、柴崎の名前が浮上したのでしょう。

 重責と言うのは当然ですが、成績になります。

 とは言いましても、リオデジャネイロ五輪の初戦、対ナイジェリア戦を見てもわかるように、オーバーエイジ、つまり場数を踏んだ選手を起用しても、後手に回る可能性は当然あります。

 あの一戦はサッカーには思えないほどの打ち合いで、最終スコアは4-5で日本の敗戦でした。

 もう少し異なる立ち上がりであれば、手倉森監督率いる五輪代表はもっとブラジルの大地に留まる事が出来たと思います。

 柴崎だけでなく、大迫(ブレーメン)中島(ポルト)昌子(トゥールーズ)という、オーバーエイジの候補と囁かれる選手たちが全て海外リーグに所属していること。

 これは海外の方が、多様な人種と戦いJ1よりもタフな環境であると、森保さんが考えている証と言えそうです。

 時代は変わり、レアルとバルサへ加入する選手が増えるなど、何か手を打つべきJ1ですが、仮に五輪でメダルが得られたならば、瞬発的に観客動員の巻き返しは可能、と思います。
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