ハウステンボスが香港の投資会社に・・・

最近、新聞やテレビでは「ハウステンボスが香港の投資会社（PAG)に売却される」という報道がされていますが、来月にも交渉が成立されるとのこと。


ハウステンボスの株式は、HISが３分の２を、残りを九州電力や西部ガスなど５社が保有しており、PAGは株式の約９割を取得を望んでいるとのこと。


コロナ禍で赤字の年もありましたが、昨年度は修学旅行生などが増えたこともあり黒字になったとのニュースを聞き、「良かった」と喜んでいたところでしたので、


突然の「売却」ニュースに驚いています。


HISはコロナ禍に伴う業績悪化で、中間期での最終赤字が過去最大の２６９億円以上も計上していること（さらに、株式上場も目指しているとのこと）などから、


ハウステンボスを売却して資金確保に繋げたいという狙いがあるとのことです。


因みに、２０１０年にHISがハウステンボスの経営を引き継いだ際の出資額は２０億円で他の５社が１０億円ですが、PAGが提示している取得額は


約８００億円とのこと（２０億円が１２年間で８００億円に！＝勿論、かなりの資金をつぎ込んでいるでしょうが・・・）。


しかし、HISはそれ以上の金額を希望しているとのことですから、いったいHISはどれだけ利益を得ようとしているのでしょうか・・・


さらに、ハウステンボスはカジノを誘致していますし、もし、ハウステンボスが香港の会社に売却されたらどのように変わるのか・・・


余談ですが、私が住んでいるワッセナーという別荘地にはマンションが１０棟建っており、その中の１棟は現在HISから出向してきた（と思われる）


社員さんたちが住んでいます。


隣の建物ですので、「ゴミステーション」も一緒ですし、たまにすれ違うことがありますが、お付き合いは全くありません。


「じゃあ、HISが撤退したら、これからは＊棟には、香港から出向してきた人が住むのかしら？」と・・・・


例え、経営会社が変わったとしても、実際に現場で働く人たちは変わらないと思うので、今後もハウステンボスを応援したいとは思いますが、


今後どのように変化していくのか少し心配な気もしています。