行ってきました!
第15回まつもと演劇祭
『街なか、エンゲキ見本市!』
朝10:50に長野を出発。
高速道路を使わず19号線で向かった。
同行者はケンタロウ君とケンジ君。
12:30頃、松本へ到着。
注文したチケット枚数分の料金をN夫人にお届けするため
まずはピカデリーホールへ。
N夫人に挨拶し、チケット料金をお支払いし
ささやかなお祝いを渡して
一本目の観劇会場「旧鶴林堂ビル」に向かう。
Sariaとシンちゃんが合流して一緒に観劇。
劇団名 演劇実験室◎経帷子
タイトル 未完のフーガ
いわゆるアングラである。
好みの別れるジャンルだが
山梨の劇団「Godsound+Studioend」とのコラボが面白かった。
人形と役者の融合を目指したらしく
テーマは後付けだとか。
ああ、だから「未完のフーガ」か…
と妙に納得してしまった。
人形遣いの人たちの肉体は、かなり鍛えられているようで
動きが観ていて気持ち良かった。
終演後、Makiさんお勧めの「ウインナーたい焼き」が食べたいと
私が我儘を言って、若者に買いに行ってもらったんだけど…
買って来てくれたのは「チリビーンズたい焼き」
どうやら店が違ったらしく、そこにはウインナーたい焼きがなかったそうで。。
けど、チリビーンズもピリ辛で美味しかった。
次に向かったのは「時計博物館」4F本町ホール。
途中で、夢幻の応援者の一人
塩尻在住のY君と出会って合流し一緒に観劇。
劇団名 信州大学劇団山脈
タイトル ふし穴
時代背景を1970~80年に設定。
今日になって、演劇祭の宣伝動画を観たのだが
その中で、作/演出の学生さんが
現代の学生が、昔の学生運動をどう捉えているか知って欲しい。
と言っていたのが印象的だった。
キャスト陣が生き生きとしていて楽しめる作品だった。
以前から「山脈」の噂を耳にしていて
一度観劇したいと思っていたので
そういう意味でも今回は目的を一つ果たせた。
二作品観たあと、シンちゃんはご帰還。
残りのメンバーで遅い昼食を取るために
「松本ラーメン」に立ち寄った。
なかなか美味しかったですよ♪
Y君は夜仕事だそうで、ここでお別れ。
サンクスへの参加を約束してくれました
三本目の会場は「上土ふれあいホール」
この後、観劇予定の三本の会場は隣接していて移動がとてもラク。
劇団名 新太屋プロデュースユニット
タイトル 花街夜想曲(はなまちノクターン)
松本市にある既存の劇団「天邪気」の役者/新太さんが作・演出した作品。
新太さんは、今年のオープンエアシアターに足を運んでくれたお一人。
彼らは殺陣をメインに舞台造りをしているそうで
機会があれば、一緒に舞台をやってみたいと思っている。
今日の作品は残念ながら殺陣はなかったけど
どことなく大衆演劇の匂いがする造り。
好みが分かれるところだろうけど、私は結構好きです。
惜しいと思ったのは、着物の所作、かな?
そこまでこだわるのは厳しいかもしれないけど
時代劇を上演するなら、是非とも皆さんに日舞を習って欲しいと思った。
外に出ると、日が落ちて急に寒さが倍増
さむいよぉ~
と言いながら、すぐ向かいの会場「ピカデリーホール」へ。
次はいよいよ、オープンエアで客演して下さったN氏が作・演出を手掛けた作品だ。
劇団名 P.s マークⅡ
タイトル 凪ノ國(なぎのくに)
初出演の学生さんが多いと伺っていたので
キャストの成長度合いも含め楽しみにしていた。
まずオープニングで驚かされました!
いきなり背面から落下する女の子の姿が
二度三度と同じような衝撃的な落下シーンがあり
徐々に最初の衝撃が薄れていってしまったため
ちょっと勿体ないかな?と思った。
にしても、毎度のことながらセットが凄いっ
最後の風ぐるまの数もハンパじゃなく…
いやぁ~驚かせて頂きました
内容的には、伝説をベースに創作した作品で
私は好きな系統だけど、若干構造が複雑だったかな?と。
初舞台の子が殆どで、しかも一時間でまとめるというのは
大変なことだと、改めて思いました
次にNさんとお会いしたら、稽古中のエピソードなどを
ぜひ伺いたいと思っています。
最後に向かったのは「信濃ギャラリー」
ここはとても狭い会場
なので「凪の國」終演後、即刻会場に行き
座席だけを確保して、外に出て喫煙&おしゃべり。
みんなの観劇感想を聞いたりしているうちに
あっという間に上演時間に
劇団名 4LDK
タイトル シックス・ストーリーズ~私とあなたの方程式~
タイトルと演劇祭チラシに記載してあった内容を見て
う~ん…もしかして思い入れたっぷり??
なんて思ったりしちゃったけど
いやぁ~面白かったです
どことなくノスタルジーな雰囲気を醸し出しつつ
日常のエピソードをリアルな演技で見せてくれた。
あの超狭い空間にはぴったりな手法だったと思う。
まさに観客は「覗き見」している感覚。
こういう手法をやってみるのも面白いかな?
と、思えた舞台だった。
こうして全5本を観終えたのは21:00。
どの作品もそれぞれ個性があって面白かった
皆さんのエネルギーを頂いて
よしっ!また明日から頑張ろう!!
って思える演劇祭でした
他の団員たちは、どんな感想を持ったのかな?
別グループで観劇した団員たちにも
あとで聞いてみよう。
明日からサンクスギビングデーに上演する
ショートコメディの本格的な稽古に入る。
明後日の午前中は建設検討委員会。
そして午後から、3年ぶりに千葉の実家へ里帰りの予定。
長野への帰着は金曜日。
三泊四日で帰省するなんて、10年以上ぶりかも??
しっかり親孝行をしてこようと思ってます