蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

バス・ストップ

2011年11月18日 23時50分28秒 | 日記
今年のサンクス・ギビング・デーで上演する短編コメディは

  『バス・ストップ』(作/演出 青木由里)

コメディと謳っているからには
笑いの要素が重要でして…

笑いのジャンルは大きく分けると

  コント・喜劇・コメディ

の三種類。

もうひとつ「ネタ」もあるが
「ネタ」を独立したものと考えるかどうか…

改めて、これらの違いを考えつつ
ネットで他者の意見を検索したところ

  「コント」と「コメディ」と「笑いの多い舞台」の違い

というタイトルのページに出くわした。
これは、松尾スズキ氏と様々な「舞台人」たちとの対談本
「演技でいいから友達でいて~僕が学んだ舞台の達人」
 (松尾スズキ著・幻冬舎文庫)
の中から、ラサール石井さんとの対談(抜粋)が掲載されていた。

読んで思ったのは…
私の作るコメディは、喜劇に近いなぁと。

コントはネタものだと思っていたけど
お二人の話によると、ネタが全てではないようで
コントもリアリティのある演技力がないと成立しないそうだ。
共通して言えるのは、笑いには

  演技力が必要

ということ。

  上手い役者は、お笑いも上手
  お笑い芸人は、芝居も上手

何だか違いを考えるのがバカバカしくなって来た。
とにかくお客様に笑って頂けるのが一番!

今日の稽古は、役者陣のテンションがいくらか上がり気味で
その分、稽古をつけやすかった。
テンションが低いと、それを上げるだけで四苦八苦する。

テンションって重要だよね、やっぱり。

うちの団員は本番に強い!と思っているが
なぜ本番に強いか?というと
本番はテンションが上がるから、なんだよなぁ。

けど、それで出来た気になると
次の稽古でまた振り出しに戻ってしまう。

上手くなりたかったら、積み重ねろやぁ~っ!