蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

CM撮影

2012年07月03日 23時58分07秒 | 日記
今日は、午後から某酒造メーカーのCM撮影。
出演者は、ケンタロウ君とガンちゃん。
私は、メイク担当&運転手。

時々だけど、メイクさんがいないとき
私はこうしてメイクスタッフとして参加します。

昨夜、新・市民会館のことが気になって
朝まで寝付けず、一度起きたのに
二度寝をしてしまって大失敗!

大急ぎで用意して車に乗り込み
出演者二人を拾って、現場に向かう。

撮影場所は、善光寺下の某お蕎麦屋さん。
品のある古い建物でいい雰囲気♪

ディレクター始めスタッフさんと挨拶を交わし
早速メイクを始める。

二人とも寝不足なのか肌が荒れ気味で
ドーランを塗るのがかわいそうだった。。

そうこうしているうちに
担当の方と上司の方がいらして撮影開始。

現場は温かい雰囲気で
最初緊張気味だった二人も場になじみ
良い感じで撮影は終了。

私は、撮影見学をしながら
汗っかきの二人の汗を拭いたり
メイクや髪形を直したり…

色々と…ぐふふ♪楽しませていただきました♪

関係者の皆様、ケンタロウ君、ガンちゃん
お疲れ様でした!

そのまま稽古場に直行。
暫くすると、衣装のKitamuraさんが
またまた生地裁断のためにいらして下さった。

  連日、ありがとうございます!

稽古の方は、気になっていたシーンを
他のメンバーに協力してもらって修正。

その後、先週稽古したシーンの復習。
何となくギクシャクしてる。。
心が繋がっていないんだよね、きっと…
演技をやろうとすると、どうしても
“やる”ことに囚われがち。
繰り返し稽古しながら、ギクシャクを取り除いていく。

  うーむ…ストレートプレイ的演技だよね…

オープンエアシアターは、小屋芝居じゃない。
野外劇なのだ。

スイッチを切り替えて、身体を使ったコミカルチックな演技を
取り入れていく。

  うん!面白くなった!
  やっぱりこの線がいいね♪

演技の手法は様々だ。

私は、空間に適した演技が良いと思っている。
小さな空間に適した演技、大きな会場に適した演技
そして、果てしなく広がる野外に適した演技。

野外の演技は、小さな空間やテレビ・映画には合いません。

けど、内面から発する感情は同じなんだよね。

見せ方が違うだけ。

野外用の演技は、一歩間違えると
大げさな臭い演技に成り兼ねないが
きちんと細分化しておけば
小さな空間の芝居にも充分対応できる。

逆は、なかなか難しいけどね。

これは、子ど向け芝居にも言えること。

根本はどれも同じ。
ただ表現手法が違うだけ。

帰宅すると、CM撮影をして下さった
ディレクターのKさんからメールが届いていた。

  本日の撮影、大変お疲れさまでした。
  今日は夢幻工房の役者さんの
  演技の幅広さ、質の高さを知りました。
  今後ともよろしくお願いいたします。
  ありがとうございました!

と、ご丁寧な嬉しいメールで、ホッ!
で、早速返信メールをすると共に
ご紹介いただいたHさんにも御礼メールを送信したところ
すぐに返信が来て

  私のところにもKさんからメールが届きまして
  「夢幻工房の役者さん、すごくいい、紹介していただいてよかった」
  とのことでした。

と。

紹介して下さった方の顔を潰さずに済んで良かったです。

ご紹介下さったHさん、そして最初にお声がけ下さったSさん
本当にありがとうございました!