蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

元気なキッズたち~二度と戦争を起こさぬために~

2015年10月02日 23時09分51秒 | 日記
昨日は、放課後子ども総合プランのアドバイザーとして
綿内の児童センターとプラザへお邪魔した。

初回なので、まずはどんな様子か下見…のつもりが
流れで、体操とゲームとパントマイムをやることに(^_^;)
子どもたちの人数は1年生~3年生が100名ぐらい!
プレイルームは子どもたちで埋め尽くされていた。

何とか楽しんでもらえたようだけど
流石に人数が多過ぎるかも…ということで
次回からは半分ずつ行うことにさせていただいた。

いやぁ~みんなすっごく元気だったな~
私も元気をいっぱいもらいました。

一緒にアドバイザー登録をしたケンジ君は
子どもたちにもみくちゃにされてました~
いい経験だね(笑)

終了後、ご担当者から

 次回はいつ来てもらえますか?

と。

様子もわからず飛び込んだけど
これまでの経験が役に立ったようで、ホッ。

今月もう一回、センターへ伺うことに。

子どもたちに少しずつ演劇を知ってもらいながら
身体表現や大きな声を出すを楽しさを
覚えてもらえるといいな~

今日の午前中は、北部高校へ♪

北部高校って遠いんだね。
山を登って行ったところにあって
学校から見た風景が素晴らしかった。

 う~寒いっ!
 いつの間にかすっかり秋だな~
 紅葉も色づき始めている…

なぜ行ったかというとですね0

清水まなぶさんの回想プロジェクト
拝聴しに伺ったのでした。

以前からマナブンさんの回想プロジェクトに
とても興味を抱いていて…
というのも、このプロジェクトは
マナブンさんが亡くなられた御祖父様が書かれた
戦時中の出来事を綴った手記を読んで
戦争を二度と起こしてはならないと考え
反戦の歌を作詞作曲し、小中学校や高校に出向いて
歌い演奏し語り継いでいるという素晴らしい活動。

今年は戦後70年の節目ということで
マナブンさんは戦争体験者に戦時中の体験を
ヒアリングするために長野県内各地に足を運んでいる。

私も数年前からヒアリングをライフワークにしようと思い
何度かヒアリングに訪れたことがあるが
その後、時間を割けなくなって今に到る。

 戦争を二度と起こしてはならない
 戦争を知らない子どもたちに
 戦争の悲惨さを伝えていかねば…

そう決意したにもかかわらず出来ていない自分に比べ
それを実行しているマナブンだんの姿勢が眩しかった。

私も見習わねば…と思う。

そのために、どうしても一度回想プロジェクトを
この目で見て、この耳で聞きたい!
と思っていたところ

先日、田中本家で行われたマナブンさんのライブの時
北部高校の先生にお会いして、回想プロジェクトを行うと伺い
しかも今回は一般公開も可と聞いて

 このチャンスを逃したら、いつ行けるかわからない

と考え、伺うことに決めたのでした。

一般公開ということもあって、いつもお会いする
マナブンさんのファンの皆さんもいらしてました。
追っかけファンがいるって凄いよね(^^)

夢幻からは、営業担当のSさんとケンジ君も参加。

プロジェクターと音響機器
あとはギターとマイクのみで
マナブンさんは高校生に戦争について語り
問いかけ、平和の大切さを訴えて行く―

高校生たちは恥ずかしさもあって
マナブンさんの問いかけに大きく反応はしなかったが
どの子もきちんと姿勢がのびていて
マナブンさんの話をしっかりと聞いている様子だった。
きっと心は震えていたに違いない.。o○

今、ここにいる子たちが成人して親になった時に
今のこの時間の大切さを改めて思うのではないか…
そんな大人になって欲しい…と切に願う。

下記の歌が御祖父様の手記から作詞作曲したという歌

 回想

こちらは、満蒙開拓で苦労された方の事実を伝える歌

 沈まぬ太陽

両方とも心が震える歌―

私も再びヒアリングを始めなければ…

やることが多いというのは言い訳でしかない。
本当にやりたい、必要だと思うなら
やればいいだけなのだ―

あの元気いっぱいの子どもたちの未来を
明るい未来にするのが私たち大人の役割だから―