蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

ガン・アクション!

2015年10月11日 01時16分34秒 | 日記
今日のMAプログラムは特別講座!

まつもと演劇祭「まちなか!ワークショップ」を開催。

演劇祭に参加する空想≠カニバルと夢幻工房が協力して
MAの時間枠で「ガン・アクション」講座を行った。

まずはストレッチから―



体をほぐした後は、銃の持ち方!
 

狙いの定め方などをレクチャーしアクションに突入♪
アクション指導は劇団員のケンジ君。

 

もっちゃん、相変わらずキレがいいわ~
惚れ惚れする動きです(^^)

カニバルさんのメンバーやMA初参加メンバーも楽しそう。
小学生のミユちゃんも楽しんでる様子。

最後にアクション・台詞入りの寸劇を行った。
台本製作はカニバルの運上さん。

みんな徐々にかっこ良くなりました~

緊張感や姿勢など気になるところはあったけど
今日の講座はあくまでワークショップ。
楽しんでいただけるのが一番♪

終了後、10分間の休憩をはさみ
表現としての演劇を開始。

今日は特別講座ということで
久しぶりに音楽を準備して
即興劇の合間に音楽を入れる実験をした。

私が設定と関係性の指示を出し
挿入する音楽と効果音を事前に
役者陣に知らせる。

その上で、エチュードを行った。

細かい決めごとは無し。

私が「ここだ!」と思ったところで
音楽を勝手に挿入。

これがねぇ~

想像以上に面白かった!

空間を作る音楽の力を再確認すると共に
エチュードだと比較的音楽を聴くことが出来る
というのも私にとっては発見だった。

演技中に音楽を聞くことが出来ない役者は多い。
逆に音楽を聴き過ぎると、音楽のリズムに
合わせて過ぎて、伝わるものも伝わらなくなる。

芝居において音楽が効果的になる瞬間は
役者の演技と音楽が絡み合って
化学反応が起きた時なんだよね。

これは教えることができない領域。
役者の持つ感覚の世界。

エチュードだと音楽を無理なく受け入れる参加者を見て

 なぜだろう…

と考えた。

 体も心も解放しているから?

かもしれない。

演じようと思うと力む傾向がある。
力みが外れれば、外界からの刺激を
自然に受け入れることが出来るのかも…

エチュード(即興劇)は自分自身の価値観で
今起きた出来事を受け入れ反応していく人が
圧倒的に多い。

役柄設定はあるはずなのだが
簡単に落とし込むことが出来ないから
自ずと日常に近い自分のリアクションがメインになる。

音楽効果の狙いを見極めていく上での
非常に面白い実験となった。

初参加のあかりちゃんも楽しんでくれたようで、ホッ!

MA終了後、お決まりの路上談義♪

今日は、直江津からカトシンも参加してくれた。
遠方から駆けつけてくれて、ありがとう!

夕飯をまだ食べていないというカトシンと一緒に
バイパス沿いの「びっくりドンキー」へ。



久しぶりにみんなと語れて楽しいひと時でした(^^)