実は・・・
私と劇団員のケンジの2人は
長野市の「放課後子ども総合プラン」アドバイザーに登録してまして・・・
月に1~2回、長野市内の児童センター・プラザに行って
小学生たちと戯れている(笑)
今は、2つのセンターから2か月に一度の割合で
依頼をいただき通っているが
時々飛び込みでご依頼をいただく。
先日も某児童センターのコーディネーターの方からお電話があった。
青木さん、演出家ですよね?
どんなことをしていただけるんですか?
昨年、小布施野外シアターを拝見して感動しました。
それを創っている青木さんに来てもらっていいんですかね・・・
と言われたので、20年間、表現&コミュニケーションWSを
やり続けていることや、劇団に小学生クラスがあることや
子ども向けワークショップを行ってきたことをお伝えしたところ
ぜひお願いします。
と。
そのセンターは子どもたちが100人近くいるそうなので
30人ずつ3回に分けて行う方向でお請けした。
どんなことを行うかというと・・・
センターのご希望を伺い、できるだけご意向に沿うように行うのが基本。
☆ストレッチ、体操
☆ゲームいろいろ(表現遊び)
☆簡単なパントマイム
☆童謡→リズム運動→身体表現
☆早口言葉→リズム運動
☆簡単な即興劇(ごっこ遊び)
パントマイムというのは何もないのにあるように見える身体表現
このポイントを子どもたちが理解すると「ごっこ遊び」の幅が広がる。
私たちはパントマイマーやダンサーではないが
演劇表現の一つとしてマイムやダンス表現を取り入れている。
演劇人は多様な表現ができたほうが演技の幅が広がるし
様々なジャンルの舞台芸術にトライできる。
夢幻工房がMAプログラムを継続している理由はここにある。
私は演出家としてお仕事をいただいている身だが
一方で地域貢献も行っていきたいと思い
数年前から、アドバイザーを始めた。
どこのセンターに行っても
演劇に興味のない子どもたちが大多数で
ただただ遊んで帰って来る時もあるが
小さい頃から、身体を動かして表現する楽しさを
体感してくれるきっかけになれば・・・と
願いながら続けているところ。
徐々に演劇が教育現場に取り入れられる流れになって来た。
ようやく国や自治体が演劇による人間教育の効果を認め始めたようだ。
長野県内を見渡すと、にわかにインプロブーム。
私も20年前からインプロを取り入れているが
今後どのような流れになっていくのか見守っていきたい。