三種の神器とは・・・
古代から天皇が受け継いでこられた三種類の宝物。
日本神話では・・・
高天原(神々が住む国)にいる天照大神(あまてらすおおみかみ)が
高天原と黄泉の国(死者の国)の間にある
人間界:葦原中国(あしはらのなかつくに)に
ニニギノミコトを遣わすときに授けたとされる宝物。
★八咫鏡(やたのかがみ):保存場所→伊勢神宮(複製品は皇居)
★八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま):保存場所→皇居
★草薙剣(くさなぎのつるぎ):保存場所→熱田神宮(複製品は皇居)
鏡に関して、なるほど~と思う記述を発見。
「かがみ(鏡)」から「が(我)」を取ると、「かみ(神)」になる
鏡は自分を映し出す。
今、見ている現実社会も空間スクリーンに投影した世界。
まっすぐにありのままを素直に見ることができれば良いけれど
実は人によって見えている世界が違うんだよね。
人はみんな自分フィルターを持っていて
そのフィルターを通して見ると
実際に起きている現実とは違う現実を見ることになる。
上記でいう「我」とは自我意識だそうな。
自我意識における肉体及び魂の関心事によって
見える世界が変わってしまう。
起きている出来事は一つなのに・・・ね。
自分が望んだ通りのことばかりなら良いが
嫌なこと、面白くないこと、苦しいことも起きる。
自我意識の「我」を外して、起きた出来事を受け入れ
認めることができれば、心の成長となり
神とともに「ある」ができる。
神はいつもここに在る・・・
これは神道の神の在り方だが。
頭でわかってもなかなかできないのが人間。
けど、上記を知っていると自分を客観的に見ることができるようになり
自分自身を知ることにもつながるんだろうな。
さて・・・
三種の神器についてのメモを記しておこう。
三種の神器を所持することが
皇室の正統たる帝の証しであるとして
皇位継承と同時に継承される。
神代から続く天皇家。
平城京時代に皇位を継承しない天皇の皇子皇女が
姓を名付けられ皇族を離れて臣下となった(臣籍降下)
理由は
●皇子皇女が増えると朝廷財政を逼迫する原因になる。
●子孫繁栄のための道である。
現在は、臣籍降下ではなく皇籍離脱(こうせきりだつ)という。
(日本国憲法施行後の名称)
この姓の代表的なものが源平藤橘(四姓)
平氏・源氏・藤原氏・橘氏
平安時代以降、臣籍降下による姓が源・平の二姓ばかりになる。
最近の研究で「一世王、二世王が源、三世以降が平」だった事が判明。
よって、平氏よりも源氏のほうが家格が上位とのことだけど
全てに当てはまるわけではなく変則的。
最初に「平」姓を名付けたのは桓武天皇。
桓武天皇が建設した平安京にちなんで名付けられたそうな。
最初に「源」姓を名付けたのは嵯峨天皇。
皇室と祖(源流)を同じくするという名誉の意味をこめて与えられたそうな。
つまり、源氏も平氏も皇室の血を受け継ぐ人たちということだ。
同じ血を受け継ぐもの同士が権力欲に目がくらみ
同族を殺し権力と土地と財を手に入れる・・・
血塗られた歴史の上に今がある・・・
そして今も同じような事件が後をたたない。
人間の本質は変わらないんだな。
けど、昔と違うのは、司法や憲法、条例のおかげで
庶民は守られている。
今のところ内乱で戦に駆り出されることはない。
が、憲法が改正になると・・・
・・・・・・・・・・
あ、そうそう!
父が昔「我が家の祖は源為朝」と言っていたことがあるが
真偽は不明。
当時の私は一笑に付したけど^^;
そりゃねぇ、皇族が大勢降下していたのだとすれば
もしかして、どこかでつながっている可能性もあるかもねぇ。
祖先が生き延びていなければ、今の私はここに存在しないわけだし。
皆さんも同じだよね~
因みに源為朝は、琉球の初代王・舜天の父だという説があるそうで・・・
なんでも巨体で豪腕の暴れん坊、弓矢の使い手として名を知られた人物。
源頼朝、義経兄弟の叔父・・・
IFと考えるだけでロマンが広がるね(笑)
なぜこんなことを調べてるかって?
もちろん次回作の下調べ。
日本のルーツに関しては以前に調査済みなんだけど
記憶が曖昧で・・・
執筆するのは一つの時代の短期間の出来事だけど
世の中には流れがあり、それを紐解くことで
同じ出来事が違って見えるんだよね。
だから歴史は面白い。
そして今を生きる私達に生きるヒントを与えてくれる。