蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

職場におけるコミュニケーション♪

2011年03月24日 23時03分48秒 | 日記
今日は、朝7時半に自宅を出て
中野市の職業訓練センターへ向かった。

中野市の企業さんの新入社員研修の講師として招かれ
「職場におけるコミュニケーション」と題した
講演とワークショップを行ってきたのでした。

持ち時間は1時間25分。
最初の40分を講演、残りの45分をワークショップという構成。
若い人たちに話したいことはいくらでもある。
話せと言われればいくらでも話せるけど
実際に体験したことのほうが印象に残るはず。
で、講演のご依頼を頂いた時に

  ワークショップも入れてよろしいですか?

と伺ったところ、許可を下さった。
私の講演は、研修の一番手。
みんな緊張でガチガチになっているのは予想できる。
どこまで乗ってもらえるか…
は、私の手腕にかかっている。

いきなり表現コミュニケーションワークショップと題し
アイコンタクトや声のキャッチボールをさせられたり
しまいには、短い詩の朗読をチームに分かれてやらされたりで
驚いている社員さんも多かったことだろう。

が、最初無表情だった子たちも徐々に反応が見え始め
終了後、職員の方が

  体育会系だった!って言ってましたよ。
  楽しかったようです。

と仰ってくれたので、ホッ。

当初、アシスタントなしで私一人で行くつもりでいたが
講演の準備をするうちに

  音楽が必要だよな
  音出ししながらだと、一瞬の間が出来てしまうし…
  どうしようか…

と考えて、ケンタロウ君にお願いしようかと思ったが
体調を崩してしまったようなので、取り敢えず
音出しだけだから…と言ってケンジ君に同行してもらった。

社員数が26名なので、一人でも不可能ではない。
100名を対象に行ったこともあるし…
けど、アシスタントがいると目の行き届く範囲が広がる。
なので、今後依頼のあるワークショップは
出来るだけ誰かに同行してもらおうと思う。
予算次第ではあるけどね…

会社の理事長さんとも色々お話をさせていただいて

  とても必要なことですね

と仰って下さり

  来年度はもう決まっているので
  再来年度、このワークショップを継続的に行えるように
  計画を立ててみようか…

と。
現実化するかどうかはわからないが
そのような言葉を頂けただけでも有難い。

紹介して下さったSさん、ありがとうございました。

この講演&ワークショップの準備もあり
チラシ製作がまだ手つかずの状態。。
素材だけは集めたんだけどね…
入稿予定日は来週月曜日。
最悪火曜日でも何とかポスター貼り予定日には間に合うが
急ぐ分、加算料金が派生する。
今回の公演は、義援金を生み出すために
出来るだけ安価に押さえて
少しでも利益を生むようにしようと思っているので
印刷料金も出来る限り安価に押さえたい…

私が頑張れば済むことだ…

懇親会☆

2011年03月23日 02時37分54秒 | 日記
昨日は、久しぶりの懇親会。
いわゆる飲み会です。

夢幻は飲み会の回数が少ない。
舞台の決起大会や打ち上げ以外で
団員たちと飲む機会は殆どない。

先日、他の演劇関係者から

  飲み会が楽しんですよねぇ
  コミュニケーションにもなりますしねぇ

と伺い

  確かに、個人的コミュニケーションを取る時間は少ないかも…
  やっぱりどこかで飲み会をやらねば・・・

と。

飲み会が嫌いなわけじゃないし
話をするのは大好きなんだけど
何しろやることがてんこもりで
準備に避ける時間をつくる余裕がなくて
舞台屋さんとも、毎年お正月過ぎに
新年会を行ってきたんだけど
今年はそれも出来ずにいた。

で、ここらへんで気合いを入れて飲み会をしようと…
気合い入れてやるもんじゃないか…

今回もシェフはケンジ君。
料理が出来る団員がいると助かりますねぇ~
私は安心してみんなと話が出来る。

昨日は、何人か参加出来なかった団員もいたが
演奏活動で超多忙なMakiさんも参加してくれて
舞台屋さんとも、オープンエアのことや
市民会館のことなどで話に花が咲き
実に楽しく有意義な時間を過ごせた。

飲み会を行うと、いつも朝までパターンの夢幻の面々。
舞台屋さんは、さすがに夜が明ける前には
お帰りになったが、団員たちは朝までやいのやいの!
私は明け方、ついにダウンしちゃいましたが…

ご参加下さいました舞台屋さんの皆様
ありがとうございました。
今年も夏の野外公演、よろしくお願いします!

そして団員諸君、お疲れ様でした。


やっぱりこういう時間は必要だよね。

客演の人たちを囲んでの飲み会もせねば!
と思っているが、私の仕事がひと段落しないと…

まずは来週月曜日にチラシ・チケット・ポスターデータを
印刷会社に入稿し、台本の修正版を完成させ
舞台図と衣装デザインを作成し…

…これらを何とか来週中に終わらせ
4月第2週か第3週にあたりには
本公演に向けての懇親会を…と考えているが…

何はともあれ、コミュニケーションは重要だ!うん!!

CM撮影

2011年03月22日 16時38分33秒 | 日記
今日は、CM撮影。

朝9時、某映像会社へ集合。
私たち三人(ケンタロウ君・ケンジ君・私)は
渋滞を想定して早めに自宅を出発したため8:40頃到着。
少々早くついたので、車の中で一服。
10分くらいして、関係者が外に出て来てくれたので
社内に準備された現場に入った。

少ししてメイクさんが到着。
長野でのCMでメイクさんにメイクして頂くのは初めて。
私がトップバッターでヘアメイク開始。

今回のCMは出演者が全部で7名。
私が絡んだのは、東京からいらした青年劇場の女優さん。
役どころとしては、お祖母ちゃんと
お祖母ちゃんの世話をする中年の娘。
親子設定のようだった。
それと、散歩で疲れたお祖母ちゃんに
ベンチの椅子を譲ってくれるサラリーマン。

サラリーマン役は、私も知っている俳優Yさん。
二年ほど前にテレビドラマ「空飛ぶリボン」の撮影で会い
メールを頂いたこともある人だった。

待ち時間に楽屋で、青年劇場の女優さんから
学校公演の話や震災の時の状況や
計画停電の影響を伺ったり
夢幻の活動の話をしたり…

撮影は順調に進行。
終了予定は16:00だったが、なんとお昼で終了。
撮影は大抵延びることが多いので、びっくり。
しっかりお弁当まで頂いてしまいました。

私たちに仕事を回して下さったAさんに感謝です。

待ち時間中、Yさんに劇団本公演の話をさせて頂いた。

実は…
台本構成段階では、人間ではなく別の手法でいこうと
思っていた役があったんだけど
実際演出を考えだすと、人間…
いや、存在感のある役者が、この役を演じてくれたら
一気に重みが増すよね…と考え出していたところだった。
ケンタロウ君も同意見で

  誰にお願いしようか…

と、話し合ったのが一昨日のこと。

ケンタロウ君もピンと来たらしく
最終的にはケンジ君と三人で
劇団本公演に参加してくださいませんか?
と、Yさんを口説き始め…

Yさんは、最初半信半疑だったようだけど
徐々に私たちの本気が伝わったたようで
帰り際

  じゃ、台本を送ってください。
考えてみます。

と言って下さった。

自宅に戻り早速台本を印刷し、舞台概要と
劇団の活動内容がわかる公演パンフレットを同封し郵送。

  これも縁?
  いえ…こういうのを縁って言うんだよね…

不思議なタイミングだった。
現時点で請けてくれるかわからないが
台本を読んでみようと思ってくれただけでも有難い。
本当に現実化すれば、また夢幻に新たな風が吹く。

これから、舞台屋さんとの懇親会の予定。
合同発表会と安曇野公演の慰労会も兼ねている。
会場は我が家。
昼間上記の仕事が入っていたため
前日に大掃除と買い出しを済ませ
夕方撮影が終わってから、すぐに料理作りはいれるように
準備していたため、撮影が早く終わったので
時間的には随分余裕がある。

いい舞台を作るのに、舞台屋さんとのコミュニケーションは重要だ。
楽しい会になりますように…

義援金…

2011年03月21日 16時50分24秒 | 日記

大震災の被災者の皆様に
今の環境で私ができることは
寄付ぐらいしか思いつかず
昨日の稽古時、団員や客演の皆さんに

 5月本公演の収益金から義援金として
 被災者の皆様へ寄付をしようと考えています。

という話をした。
どのような形式にするかは現在検討中。

長野市から物資提供リストが提示されたが
うちに今あるものがなくて
購入して届けるか…とも思ったが
物資不足も懸念されている現状なので
一番現実的なのはお金じゃないかと言う結論に達した。

体で奉仕するという方法もあるが
多忙生活がずっと続いている私の場合
劇団活動を休止しないと、それも出来ない。

国内を見渡すと、公演活動休止や中止の風潮がある、
舞台やコンサートは多大な電力を消費するし
関東では計画停電がいつ行われるわからない状況では
公演自体の予定が組みづらいということもあるだろう。
が、私は、活動を出来る環境にある人は
今まで通り行うべきだと思っている。
普通に…出来ることを普通に地道に行っていく。
国を支えるには、そういう人たちも必要なはずである。
みんなが休んだら経済が回らなくなり
資本主義社会は崩壊してしまう。

最善が何なのか、本当のところはわからないが
私は、今の環境下で出来ることを努力していこうと思う。

今週は、CM撮影と新入社員研修会の仕事が入っている。

CMは、芝居仲間のAさんが声をかけてくださった。
夢幻からケンタロウ君とケンジ君、そして私の3人が出演する予定。
新入社員研修会は、夢幻の賛助会員で力強い支援者のお一人Sさんが
二年ほど前、中野市の職業訓練センターの所長さんを紹介してくれて
それから何度か中野市に伺うたびに挨拶に出向いたりしていたが
今年に入って、Sさんが「表現コミュニケーションワークショップ」の話を
所長さんにして下さったらしく、その流れで講演のお話しを頂いた。

有難いことですね。
紹介して下さった方の顔をつぶさないためにも
一つ一つの仕事を丁寧に取り組んでいこうと思います。


台本配布

2011年03月19日 15時55分50秒 | 日記
いつものことながら、三日間格闘した末
ようやく台本第一稿が完成。
今日、無事に配布を終えた。

ふう…

被災地の状況が気にかかり
原発の行方が気にかかり
被災地や関東地方にいる人々も気になり
長野県北部地方のことも気にかかり…
日常、殆どテレビを見ない私なのに
先週からずっとテレビをつけっぱなし。
かぶりつきで見ているわけではないが
半日見ないでいると、とんでもないことが起きていたりして
目が離せない緊迫した状況がずっと続いている。

この未曾有の大災害…
東海地方で起きた地震は
あわや東海地震勃発?!かとひやっとして…
東北地方の大地震の影響で
太平洋プレートが滑りやすくなっているのでは?
などと素人考えで、考えてみたり…

今回の震災で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りする日々…
そして被災された皆様が一日も早くお元気になられることを祈りつつ
被災地復興のために、一日本人として何か出来ることを・・
と考えつつ…

台本になかなか集中出来なかったが
私が台本を書き終えないと何も始まらないし
関係者を困らせる結果となってしまうため
ここは頑張らねば・・・と根性で書き上げた感じ。

今日の稽古は、ナント全員出席!
客演の皆さん、劇団員、準劇団員、キッズ
出演者全員が揃うなんて、久しぶりのこと。
みんなそれぞれ事情がありますからねぇ。
本番一か月前までは、グループ別稽古が殆ど。
その後、週1~2日程度の通し稽古に入るが
人数が多いせいもあるが、誰かしら欠席するので
私はイライラしないように、心をコントロールする術を覚えた。

全員揃うことがこんなにも嬉しいなんて…
どんだけ揃わないことが普通になってるんだ?

少なくとも…
自分が後悔しないように…
自分ができることを精一杯取り組んでいきたい。

全員揃っての本読みは、すらすら読めないメンバーが少なくて
お世辞にも良かったと言える状況ではなかったが
しっかり稽古していけば、行けそうだと思えた。
それに、初見でいきなり読まされて
すらすら読める人のほうが珍しいのだろうし…ね。

5月本公演は、今のところ客演に3人を迎え
団員と併せると出演者数20名という大所帯。
みんな前向きで、稽古場が非常に明るい。
これはとても良いことだよね。
年齢層的に「若い!」感じなので
欲を言うなら、厚みが欲しいところだけど
若さはエネルギーになり得る。
彼らの持ち味を発揮してくれれば
きっと面白い舞台になることだろう。

実は…

今回、ケンタロウ君と私は出演せずに
裏方に徹することを決めました。

裏方が役割をしっかり果たさなければ、公演を成功には導けない。
舞台は演じる役者だけでは成立しないんだよね。

より良い舞台にするために…
そして、より良い劇団にするために…

頑張ります!