「何をしていたのか?」とか「あいつはどうしているのか?」などと心配する人間がいないので、寂しい限りですね。
ところで、今日の題名にある「あれから」とは、7月4日に出発して7月18日に帰国した旅、コーカサス3国への旅行のことですが、いろいろあって何を書いたら良いのか…
まず、旅の終盤にアルメニアの首都エレバンに向かう時のことですが、久しぶりに陸続きの国境を体験するということで、ワクワクしていました。
ジョージアからのバスを降りて、アルメニアの入国審査の時にスーツケースを運びましたが、この時、事件が起こりました。
「入国を拒否された?」そうではありません。
自分のスーツケースをガタガタした通路に運んだと時に、バスから出されたスーツケースが通路に放り投げらていたのが目に入ったのです。
このスーツケースは誰のものだろう?という疑問と、ファスナー型のスーツケースが壊れていることの疑問が頭を過りましたが、ツアーの行列の最後に並んでいた小生は、入国審査の建物付近までこれを運んでやろうと持ち上げて(壊れているので)下ろそうとしましました。
この時です。何と!小生の腰が音を立てて痛みを発したのです。
腰痛が持病のような小生ですから、用心すべきだったのですが、これにはまいりました。その場では何とか歩くことができたのですが、エレバンのホテルに入りましたら、普通に歩くのが難しい状態になってしまいました。
仕方がありませんので、翌日のエレバン近郊の観光をキャンセルしてホテルのベッドに横になっていました。
でも、この手の腰痛(筋肉が固まる)は、動かないと悪化するということが分かっていましたので、午後からはかみさんと近くのスーパーマーケットに行ってきました。
おかげで腰痛の方は、痛みが軽くなってきたのですが、残念なのは、エレバン近郊のホルヴィラップ修道院やエチミアジン、リブシメ教会、シュヴァルトノツ遺跡を観光できなかったことです。
特に、ホルヴィラップ修道院は、エレバンの南、トルコ国境から8㎞、アララト山が間近にあり、天候が良かったことからアララト山をバックにした修道院の光景が堪能できたのではないか!と残念でなりませんでした。
幸い、この日の夕食と翌日の観光は参加することができたのですが、帰国の飛行機での腰の痛みが怖くて座ったり、起きたりを繰り返してしまいましたので、眠ることができませんでした。まぁ、狭いエコノミクラス席ですからやむを得ないのですが・・・
日本に帰ってからは、いつも全身を揉んでいただいているアンマ・マッサージ店に行き、腰の方も何とか元に戻ってきました。
その後、体調を心配して控えていたのですが、放っておいた畑のことが気になりだしました。
暑い盛りですが、2日間にわたり、雑草を抜く作業をしたのです。
ところが、体調がおかしくなってきました。2日目に昼ご飯を食べているときでしょうか?食べた後の胃の調子がおかしいのです。
どのように表現したらよいのでしょうか?胃なのか腸なのかはっきりしないのですが、下っ腹が重いのです。痛みではなく重いのです。
そして、夕食を食べてベッドに入ったのですが、これが地獄でした。
適切な表現が見つかりませんが、腹が重くて横に慣れないのです。数分間、横になっては起き上がる、という行動の繰り返しで朝まで続きました。そして、翌日も同じ状況が続きましたので、2日間も睡眠できないことになりました。
そうなると、かかりつけの医者に行くしかないので、症状を訴えて薬をもらってきました。この先生は、漢方医ですから、漢方薬をいただきました。
劇的に良くはならなかったのですが、重いという症状が薄らいできましたので、おかゆなどをやめて、うどんなどをいただいたら、またまたあの症状出てきたのです。
2度目に医師にかかりましたが、医師もその症状の原因が分からないようで、5日後に胃カメラで検査をすることになり、その日は最初にいただいた胃腸の薬のほかに消化剤をだしていただきました。
その後、胃カメラの検査の日までは、消化剤が効いたのだと思いますが、症状が改善されてきました。
さて、いよいよ胃カメラの話ですが、話がだいぶ長くなってきましたので、次回にレポートしたいと思います。
巻頭写真は、ジョージア観光のハイライト、イシュグリ村です。