おはようございます。久しぶりの3連休で、パソコンに向かう時間がたっぷりあると思っていましたら、意外とそうでもありません。
昨日は、午前中は家内が趣味の「皮工芸教室」に行ってしまいましたので、小生は、「さー、パソコンを思い切りやるぞ!」と決心したのですが、テレビを見ていましたら、いつの間にか居眠りをしてしてしまいました。
そして、目が覚めたら、頭が「ぼー」として気力が萎えてしまいました。まったく我ながら情けない次第です。
その後は、家内が帰ってきて、昼食を外で食べて、買い物をしようということになりました。
昼食は市内のいつも行っている食堂ですが、ここの味はとても気に入っています。
何を食べたか?二人とも麺類が大好きですので、「うどんとそば」でしたが、相変わらず大変美味しいと感じました。
その後、家内が小生の旅行用鞄を買いたい、といってイオンなどの大型店で様子を見てきました。
購入しなかった?そうなんです。肩に下げる紐が細くて小生が大変である、というのが彼女の買わない理由のようで、次の機会に他の店のものを見たいという話でした。
そいて、夕方になりますと、家内は、「生花教室」が待っています。小生も時間のすごし方を考えたのですが、前から気になっていた「金魚」の水槽の掃除をすることにしました。
これが結構、大変な作業なのです。横幅が60センチの水槽ですので、水を入れたままではとても持ち上がりません。
小生のずぼらな性格が災いしてか、水の汚れがひどく臭いも結構ひどかったですね。
この作業に2時間以上かかってしまいましたが、肝心の金魚の方は、塩をたっぷり入れたためか気持ちよさそうに泳いでいます。
さて、話がトンでもない方向にそれてしまいましたが、「今日は親戚の49日だな!時間は12時にお寺か」などと考えながら、朝刊を見ていましたら、1面に気になるニュースがありました。
「遺伝子組み替えへ傾斜」と「校長昇任も得点調整か」という二つの記事です。
そのうち、遺伝子組み替えについては「長く白眼視されてきた遺伝子組み替え(GM)作物、追い風が吹き始めている。GM技術の知的所有権を独占し、世界の種子支配を狙っていると批判されてきたモンサント社(米国)は、6月、世界的な食料高騰や気候変動に立ち向かう「貢献策」を公表した。トウモロコシ、大豆、綿という主要農産物3品目について、2030年までに00年と比べて収量を倍増させる種子を開発し、その栽培に必要な土地、水、燃料の量を3分の1削減する-」という書き出しで始まる記事であります。
そして、英国やアメリカ、日本などの先進国の首脳がこぞって遺伝子組み替えを促進する発言を紹介しています。
遺伝子組み替えは、異なる種の遺伝子を利用して、まったく新しい種を生み出すもので、夢の技術として期待を集める一方、自然になかった存在を生み出す「フランケンシュタイン技術」として人の健康や生態系への悪影響が心配されるもです。
何故、今この推進が叫ばれるか、といえば、地球温暖化に伴う「食料不足」に対処できるばかりではなく、地球温暖化の抑制にも大きく貢献できる技術だから、というのが主な理由のようです。
遺伝子組み替え作物の栽培面積は、アメリカを筆頭にアルゼンチン、ブラジル、カナダ、インド、中国などで、その栽培面積は、日本の総作付面積の25倍だそうです。
そして、賛成派と反対派の議論が紹介されており、どうも、最近の潮目は賛成派に軍配が上がっているようであります。
しかし、反対派が言うように「GMで干ばつに強い作物ができても、台風や病害虫などに同時に襲われたら対応できない。生物の多様性こそ持続可能な農業を実現する切り札だ。」という意見にも頷けるものがあります。
また、日本では遺伝子組み替え作物は、栽培されていないが、油や醤油ジュース、菓子、調味料などとして広く使われているそうで、「日本人は知らないうちに世界で最もGM食品を食べている国民の一つ」という指摘があります。
私達は消費者として遺伝子組み替えではない豆腐などを選んでいるつもりですが、アメリカのトウモロコシの80%、大豆の92%が遺伝子組み替え作物だそうです。
日本人は、自然界に存在しない遺伝子組み替え作物を避けたい!という気持ちが強いと思いますが、人体や環境への影響を十分検証する必要があるのではないでしょうか。
さて、次に大分県の問題ですが、これについては「これはひどい!」と思うのですが、よその都道府県でも多かれ少なかれある話なのではないでしょうか?
こうしたことがありますと、社会制度自体が成り立たなくなる危険があると思います。
社会にはいろんな制度があり、皆さんがそのルールを守っているからこそ混乱なく動いているはずです。
議会制民主主義に基づく法治国家の意味もそこにあると思うのです。
人間の行動原理には、こうしたルール以外に、名誉や金銭に対する欲望、権力や暴力などがあると思います。
「そうしたことをしてはいけない!」と子供達に教える立場の人達がおこしたのですから、大分県の問題は根が深いと思うのですが、今後、全国の状況を含めてどのような動きがあるのか関心を持って見ていきたいと思います。
今日は、新聞報道からのレポートでいた。