皆さん、お早うございます。
今日は平成21年3月28日の土曜日ですが、小生にとりましては、職業人としての生活が終わりを告げようとしている、とても感慨深い日々です。
「長かったようで、大変短かった。」というのが偽らざる心境ですが、『これで、心おきなく自分の好きなことが、毎日、なんの障害もなくできるというのは、「無上の喜び」だと自己暗示しなさい。』と別な心が囁いています。
まぁ「仕事がない」というのは、気持が楽な反面、「緊張感やストレスによる気持の張りがなくなる」とういうことだと思いますので、そのように気持を切り替えることが小生の身体と気持にとても大切だと思うのです。
そこで、昨日、今後の旅行に関するHPとブログを整理するに当たっての心構えを胸に誓いました。
特に、このブログは、自分が体験した海外旅行のレポートを中心にしたいということであります。
その第一段として、今日は、南イタリア・シチリア島の「アグリジェント」についてお伝えします。
アグリジェントは、イタリアのシチリア島南岸の都市で、人口5万9千人の街です。
街の周辺の小高い丘には神殿があり、その中でも有名な「神殿の谷」は、「アグリジェントの遺跡地域」として97年に世界文化に登録されました。
紀元前6世紀ごろ、古代ギリシャが築いた街で、中でも「神殿の谷」にはギリシャ神殿の遺跡が立ち並んで、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
写真は、紀元前450年ころ建設された「コンコルディア神殿」といわれる神殿で、ドーリア式神殿の傑作とされています。
コンコルディアという言葉は、パリのコンコルド広場にちなんでいるようですが、言葉の意味としては、ギリシャ神話の「平和の女神」であるとされています。
ここには、このほかに「ジュノーラチニア(ヘラ)神殿(紀元前460年)」「エルコレ(ヘラクレス)神殿(紀元前520年)」などがありますが、コンコルディア神殿が最も保存状態が良く当時の状況をよく表していると言えると思います。
なぜ、ここシチリア島にギリシャが関係する神殿ができたのかなどについては、シチリア島の位置が多いに関係しているのですが、後ほど、HPで整理したと思います。
今日は、シチリア島のアグリジェントについてお伝えしました。