昨日お伝えした腕時計紛失ですが、大事なことを言い忘れたいました。
それは、なくしたことにたいする小生の思いですが、どんな「安物」でも悔しいものです。
カシオの電波時計ですから、高額なものではないのですが・・・・
そんなことより、昨日の続きの帰りのウィーンでの話が面白そう?
そうですね。この旅の帰国便は、OSといってオーストリア航空の0051便という飛行機で、13時55分に出発することになっていました。
ホテルから空港に直行でしたら、時間がありますのであわてることはなかったのですが、午前中にシェーンブルン宮殿と王宮を見学することになっていたので、空港での時間が余りなくなっていたのです。
実はこの日は、朝方「どたばた」があったのですが、その話は後ほど申し上げますが・・・
空港には、ほぼ予定通りの時間に到着しましたので、「ほっと」したのですが、ここからひと悶着があったのです。
それは、搭乗券が機械で発行されていたために各自が銀行のATMのように操作する必要があったからです。
何がもめたかと言いますと、機械に指示されたとおりタッチ操作をするのですが、どうしてもエラーになってしまうのです。もちろん、機械は1台ではなく、10台くらいあったと思いますし、私達の仲間はそのうちの3台を使っていたのですが、どれもだめなのです。
機械が使っている言語ですか?日本語という表示がありましたので、3台とも日本語のボタンを押して、支持されたとおりタッチするのですが、どうしてもエラーになってしまいます。
小生もやってみましたが、まったく同じでした。どんなことを入力するのか?と思うでしょう。
細かいことは忘れてしまいましたが、日本語入力のタッチと便名(OSの0052便)とパスポートの読み取り(右側にパスポート読み取り用の画面があります)をして、あとは同乗者(かみさん)のパスポートの読み取り、そして、座席の希望(と言いましても、私達のツアー用として24席を確保していたようで、指定された中から選べるようになっていました。)だったと思います。
その顛末ですが、機械がどうしても言うこと聞いてくれないものですから、ウィーンの現地添乗員(日本人だった女性・・・現在はオーストリア国籍)の方がオーストリア航空の従業員を脅して?つれてきてくれました。
お陰で、無事、搭乗券をゲットできたのですが、何故、機械が言うことを聞いたのか?と思うでしょう。
虚空会社の彼女は、日本語が話せないのか?英語を選んで機械を操作したのです。そうしたら、機械が問題なく動いたということなのです。
まったく、人騒がせな話ですが、これがもし、長蛇の列であったら飛行機に乗り遅れていたのかもしれません。
でも、これからは、航空会社が人件費を削減するために機械化が進むことは十分考えられます。
次の「ドタバタ」も、ウィーンの空港です。
搭乗券をゲットしますと、次に待っているのがスーツケースの搬入手続きです。
これは、機械を使って勝手にやる、というわけにいかないようで、オーストリア空港の窓口に並ぶのですが、最近は、このスーツケースの重量制限が厳しくなっているようで、わがツアーメンバーがこの制限にかかってしまい、スーツケースをあけて荷物を出して20キロ以内になるよう作業をしていたのです。
小生なども、内心「ヒヤヒヤ」していたのですが、無事、通過することができました。小生のスーツケースは通常のものより一回り大きい上に、かみさんがお土産などを入れたものですから危なかったと思うのですが、小生の人柄の良さを見て勘弁してくれたようです。
「そんなことはない!怖い顔なので相手がビビッタ!?」
そういえば、昔、中国の入管でサングラスをしていたためか、サンザン怒鳴られたことがあったな!
そんなことより、朝方のどたばた?の内容が知りたい?
この日は、旅行日程11日目で午前中にウィーン市内を見学して、13時55分発の飛行機で帰国となっていたことは、先ほど申し上げたとおりです。
「どたばた」の原因は、この午前中のウィーン市内見学、特に、シェーンブルン宮殿見学にあったのです。
小生とかみさんは、シェーンブルン宮殿見学は3回目ですが、今は自由に見学できない、つまり、時間予約が必要なんだそうです。
私達は、ホテル(ウィーン郊外)を8時00分に出発すれば、宮殿の予約時間(8時40分?)には十分間に合うという計算だったようです。
ところが、ホテル出発が15分くらい遅れてしまったのです。サー、大変です。時間に間に合わない(10分の遅れまではOK)と、コンピュータの予約データが消えてしまい入場できなくなってしまいます。
結果的には15分くらい遅れてしまいましたが、現地添乗員さんの熱心な交渉でOKがでまして、無事、宮殿を見学することができました。
問題は、何故、ホテル出発が遅れたのかですが、8時00分になっても24人全員が集まらなかったからです。
集団行動では、ルールを守らない人間が必ずいる?今度の事件は、必ずしもそうとはいえない事情があったのです。
最後にバスに乗った方は、エレベータの前で20分待ったそうなのです。つまり、7時55分には部屋を出ていたことになるのですが、どうしてエレベータに乗れなかったか、といいますと、中国の修学旅行生?などが多数いてエレベータが満員だったようです。
それならば、階段という手があることを思いつくはずですが、、私達も確認したのですが、階段の場所が分からないのです。
その意味では、建物は大きく、また、部屋の大きさも「まあまあ」でしたが、ウィーン市街から遠い上に設備がイマイチという評価のホテルでした。
まぁ、結果的には「全てよかった」のですが、ドタバタが二回もあるという印象に残る日となりました。
巻頭の写真は、そのウィーンのシェーンブルン宮殿です.