今日は20日の記事の続きをお伝えします。
この日は、2012年10月29日、旅行14日目ですから日本への帰国の日が近づいてきましたが、この旅の見どころである世界遺産の「5つの修道院群」を訪れていて、修道院を飾る壁画に夢中だったため、帰国のことなどすっかり忘れていました。
さて、最後に見学したアルボーレ修道院ですが、夕刻の16時25分に到着しました。
この修道院は、スチャバ市から北西に約30㎞、グラフモールルイから北に約50㎞のところにありますが、交通の便が良くないためのか観光客が少ないようです。
私達が到着した時にも人影が見当たりませんので「ひっそりしている」というのが第一印象でした。
<静寂のアルボーレ修道院>
<修道院の入口>
<アルボーレ修道院の全体像>
修道院は、上の写真のように道路沿いに塀がありました。また、入口は、焼きレンガ造りで、中に入りますと、「モルドヴァ公国の領主が建立した他の教会堂と比べて、貴族の一人に過ぎなかったアルボレ大将が建てたこの教会堂は小さく、装飾が控えめで、全体的に質素である。(政府観光局HP)」という建物が待っていました。
この修道院については、地球の歩き方でも、「ほかに比べると規模が小さい。モルドヴァ公国の一貴族が創建した教会堂。完成は1503年。壁画は西側に良く残っており、緑を基調としたフレスコ画が周りの芝と調和して美しい。「聖人たちに生活」と「創世記」などがえがかれている。」と説明しています。
これらの説明を理解しながら見学すれば、よかったのですが…それでも、ほかの修道院では撮影禁止であった教会堂の中を撮影できました。
<修道院内部の正面>
他の修道院でも、中に入って見学して壁やイコンに描かれた色鮮やかな絵に感嘆の声を発したのですが、撮影禁止になっていました。
「修道院内部の正面」と記しました写真は、修道院の正面にあるイコンに描かれた絵画ですが、「色鮮やかで美しい!」ですよね。
内部で撮影した写真は「これ1枚!」ではありませんので修道院の天井、ほかの壁画をご覧ください。
<修道院の天井や壁に描かれた絵の数々>
<同じく>
<同じく「聖母とキリスト?」>
さて、私たちが訪問した時は外壁を修復中でいたが、南側の外壁には、「創世記」や「聖人伝」「最後の審判」などが描かれています。
<修復中の建物>
<最後の審判>
なお、西側の外壁には、下から「コンスタンティノープルの包囲」、真ん中に「聖母お生涯」、「モーゼの物語」など、上部には「イエスのエジプト逃亡」「幼児の虐殺」があり、まるで聖書の大型絵本のようになっている(政府観光局HP)、そうですが、事前勉強していなかったため、よく見てきませんでした。
こうして、修道院見学が終了しますと、グラフモールルイのホテルに戻って夕食ですが、レストランで「驚き」が待っていました。
何が待っていたのか?
<昼食をいただいてましたので、ブログの執筆を中断しました。>
私たち夫婦は、のんびり屋なものですから、集合時間の18時30分ぎりぎりにレストランに向かいました。
今日の夕食は、ビュッフェスタイルとなっていて、そこで地元の人たちが踊るフォークショーをあるという話でした。
私たちが驚いたのは、このフォークショーではありませんでした。
<フォークショー>
<同じく>
<同じく>
お客は、私たちのグループだけでしたが、広い部屋には2つの細長いテーブルに椅子が用意されていました。
のんびり夫婦が驚いたのは、ほとんどの皆さんが奥のテーブルの椅子に腰かけていたことです。
「そんなこと驚きでも何でもない!お前たちがレストランに遅れていったから、手前のテーブルに座ることになったのだろう?!」という声が聞こえそうですね。
その通りなのですが、23名のツアーメンバーのうち、私たちを含めて4名だけが奥の19名のテーブルと同じ長さのテーブルに座ったものですから、そのアンバランス感といったら何とも言えない悪い雰囲気なのです。
なぜ、こういうことになるのか?といいますと、ツアーメンバーの中に一人だけ嫌われている女性がいて、その女性と同席になることを嫌った結果がアンバランスの原因だったからです。
しかも、この時には、「mugifumiさんの席は、ここにあるわよ!」と奥のテーブルに席に誘われてしまったものですから、私たちも困惑してしまいました。
なぜ、このような旅の汚点みたいな話をここで申し上げるのか?といいますと、翌日のブカレストまでの列車の旅で誰がこの方と同席になるのかという問題があったのです。
その席の決め方は、あみだくじによったのですが、結果的には小生のかみさんが気を使い、我が夫婦が同席になるようにくじを引いたのには、驚いてしまいました。
それにしても、ツアーという短期間でも自分の意見に固執したりして和を乱すことは、これだけで旅がつまらなくなってしまいますので、厳に慎むべきことだと感じたのですが、こういう経験は初めてでした。
<ビュッフェスタイルの料理>
<野菜中心?>
これで10月29日の予定は終了です。
明日は、「山岳地帯から平野部へと移り変わるルーマニアの秋景色を楽しむ。」という一日列車での移動ですから観光の予定はありません。
ということで、次回は10月30日・旅行15日目のスチャバ駅からブカレスト駅までとインタコンチネンタルホテルの様子などをお伝えします。
それでは、本日はこれにて失礼します。
この日は、2012年10月29日、旅行14日目ですから日本への帰国の日が近づいてきましたが、この旅の見どころである世界遺産の「5つの修道院群」を訪れていて、修道院を飾る壁画に夢中だったため、帰国のことなどすっかり忘れていました。
さて、最後に見学したアルボーレ修道院ですが、夕刻の16時25分に到着しました。
この修道院は、スチャバ市から北西に約30㎞、グラフモールルイから北に約50㎞のところにありますが、交通の便が良くないためのか観光客が少ないようです。
私達が到着した時にも人影が見当たりませんので「ひっそりしている」というのが第一印象でした。
<静寂のアルボーレ修道院>
<修道院の入口>
<アルボーレ修道院の全体像>
修道院は、上の写真のように道路沿いに塀がありました。また、入口は、焼きレンガ造りで、中に入りますと、「モルドヴァ公国の領主が建立した他の教会堂と比べて、貴族の一人に過ぎなかったアルボレ大将が建てたこの教会堂は小さく、装飾が控えめで、全体的に質素である。(政府観光局HP)」という建物が待っていました。
この修道院については、地球の歩き方でも、「ほかに比べると規模が小さい。モルドヴァ公国の一貴族が創建した教会堂。完成は1503年。壁画は西側に良く残っており、緑を基調としたフレスコ画が周りの芝と調和して美しい。「聖人たちに生活」と「創世記」などがえがかれている。」と説明しています。
これらの説明を理解しながら見学すれば、よかったのですが…それでも、ほかの修道院では撮影禁止であった教会堂の中を撮影できました。
<修道院内部の正面>
他の修道院でも、中に入って見学して壁やイコンに描かれた色鮮やかな絵に感嘆の声を発したのですが、撮影禁止になっていました。
「修道院内部の正面」と記しました写真は、修道院の正面にあるイコンに描かれた絵画ですが、「色鮮やかで美しい!」ですよね。
内部で撮影した写真は「これ1枚!」ではありませんので修道院の天井、ほかの壁画をご覧ください。
<修道院の天井や壁に描かれた絵の数々>
<同じく>
<同じく「聖母とキリスト?」>
さて、私たちが訪問した時は外壁を修復中でいたが、南側の外壁には、「創世記」や「聖人伝」「最後の審判」などが描かれています。
<修復中の建物>
<最後の審判>
なお、西側の外壁には、下から「コンスタンティノープルの包囲」、真ん中に「聖母お生涯」、「モーゼの物語」など、上部には「イエスのエジプト逃亡」「幼児の虐殺」があり、まるで聖書の大型絵本のようになっている(政府観光局HP)、そうですが、事前勉強していなかったため、よく見てきませんでした。
こうして、修道院見学が終了しますと、グラフモールルイのホテルに戻って夕食ですが、レストランで「驚き」が待っていました。
何が待っていたのか?
<昼食をいただいてましたので、ブログの執筆を中断しました。>
私たち夫婦は、のんびり屋なものですから、集合時間の18時30分ぎりぎりにレストランに向かいました。
今日の夕食は、ビュッフェスタイルとなっていて、そこで地元の人たちが踊るフォークショーをあるという話でした。
私たちが驚いたのは、このフォークショーではありませんでした。
<フォークショー>
<同じく>
<同じく>
お客は、私たちのグループだけでしたが、広い部屋には2つの細長いテーブルに椅子が用意されていました。
のんびり夫婦が驚いたのは、ほとんどの皆さんが奥のテーブルの椅子に腰かけていたことです。
「そんなこと驚きでも何でもない!お前たちがレストランに遅れていったから、手前のテーブルに座ることになったのだろう?!」という声が聞こえそうですね。
その通りなのですが、23名のツアーメンバーのうち、私たちを含めて4名だけが奥の19名のテーブルと同じ長さのテーブルに座ったものですから、そのアンバランス感といったら何とも言えない悪い雰囲気なのです。
なぜ、こういうことになるのか?といいますと、ツアーメンバーの中に一人だけ嫌われている女性がいて、その女性と同席になることを嫌った結果がアンバランスの原因だったからです。
しかも、この時には、「mugifumiさんの席は、ここにあるわよ!」と奥のテーブルに席に誘われてしまったものですから、私たちも困惑してしまいました。
なぜ、このような旅の汚点みたいな話をここで申し上げるのか?といいますと、翌日のブカレストまでの列車の旅で誰がこの方と同席になるのかという問題があったのです。
その席の決め方は、あみだくじによったのですが、結果的には小生のかみさんが気を使い、我が夫婦が同席になるようにくじを引いたのには、驚いてしまいました。
それにしても、ツアーという短期間でも自分の意見に固執したりして和を乱すことは、これだけで旅がつまらなくなってしまいますので、厳に慎むべきことだと感じたのですが、こういう経験は初めてでした。
<ビュッフェスタイルの料理>
<野菜中心?>
これで10月29日の予定は終了です。
明日は、「山岳地帯から平野部へと移り変わるルーマニアの秋景色を楽しむ。」という一日列車での移動ですから観光の予定はありません。
ということで、次回は10月30日・旅行15日目のスチャバ駅からブカレスト駅までとインタコンチネンタルホテルの様子などをお伝えします。
それでは、本日はこれにて失礼します。