千葉県の特別養護老人ホーム「豊栄の里」の竣工写真をHPにUPしました。
今回は自分で撮りました。是非見てみてください。
もともとが田んぼで土地に余裕があったため平屋で計画ができた。
ローコストが最優先であることを考慮すれば2階建ての方が適しているが、平屋にして中庭を設け、外に出やすい豊かな計画にしたいという入居者のことを第一に考えている施主の希望を優先している。
周囲には田んぼや林が残り、住宅など小さめな建物が点在している程度。
全体を低く抑えることで中景にみえる山並みが妨げられることもなく、周囲に圧迫感を与えない優しいボリュームになっている。
ショートステイを含めた6つのユニット(10人が1ユニット)を、2つセットに1棟とし、背骨となる廊下を中央に貫通させている。
夜間は2ユニットを1人が担当するため、廊下を挟んで対照にあるもう片方のユニットの様子も垣間見れ管理しやすい平面計画となっている。
また50年に1度クラスの大雨を敷地横を流れる川に一気に流さないように敷地全体で雨水貯留する。建物全体が上がっているようにみえるが逆で、駐車場まわりを掘り下げて非常時に雨水がたまるようにしている。
まだまだ足りないといわれている特別養護老人ホーム。
計画的な妥協はすることなく、ローコストで建てる事に意義があると考えている。可能な部分はローコストを最優先事項とし、エアコン、サッシ、外装などすべて住宅用の物を採用しイニシャルコストを下げ、中庭からの採光で昼間は照明いらずであったり、壊れても量販店などで取り換え易いエアコンなどを採用することでランニングコストも下げている。
良い事例になればと思う。
今回は自分で撮りました。是非見てみてください。
もともとが田んぼで土地に余裕があったため平屋で計画ができた。
ローコストが最優先であることを考慮すれば2階建ての方が適しているが、平屋にして中庭を設け、外に出やすい豊かな計画にしたいという入居者のことを第一に考えている施主の希望を優先している。
周囲には田んぼや林が残り、住宅など小さめな建物が点在している程度。
全体を低く抑えることで中景にみえる山並みが妨げられることもなく、周囲に圧迫感を与えない優しいボリュームになっている。
ショートステイを含めた6つのユニット(10人が1ユニット)を、2つセットに1棟とし、背骨となる廊下を中央に貫通させている。
夜間は2ユニットを1人が担当するため、廊下を挟んで対照にあるもう片方のユニットの様子も垣間見れ管理しやすい平面計画となっている。
また50年に1度クラスの大雨を敷地横を流れる川に一気に流さないように敷地全体で雨水貯留する。建物全体が上がっているようにみえるが逆で、駐車場まわりを掘り下げて非常時に雨水がたまるようにしている。
まだまだ足りないといわれている特別養護老人ホーム。
計画的な妥協はすることなく、ローコストで建てる事に意義があると考えている。可能な部分はローコストを最優先事項とし、エアコン、サッシ、外装などすべて住宅用の物を採用しイニシャルコストを下げ、中庭からの採光で昼間は照明いらずであったり、壊れても量販店などで取り換え易いエアコンなどを採用することでランニングコストも下げている。
良い事例になればと思う。