mukoyama blog

向山建築設計事務所 主催の向山博のブログです 

素材の決定

2009-09-21 14:00:28 | 神木本町の家
「神木本町の家」の打ち合わせ。
家具の素材や、材料の塗装の具合などサンプルなどお施主様立会いのもと決めていく。
設計時もサンプルで確認しているものの、現場を見て再度確認していき、
必要に応じて調整していく。



屋根もだいぶ葺き上がる。
天井は梁表しで「屋根=天井」に見えるが、その間の下地にはしっかり通気層をとり、熱くなった空気は棟から抜ける。


防犯上、シャッターを設ける。
表面は木で仕上げ隠していくため、実際はほとんど見えてこない。
竣工後はシャッターボックスを下から点検できるものを採用している。


11月末引き渡しに向けて現場は連休なしで進めています。

鉄骨建て方

2009-09-21 12:28:01 | 特別養護老人ホーム
特別養護老人ホーム豊栄の郷の現場へ。
千葉県の茂原まで。

A-E棟まであり、渡り廊下でつながる構成なので
工程はずれながら順々に進む。
繰り返しのB棟の建て方が進む。
平屋であるが、さらに周りの緑に囲まれた環境に圧迫感を与えないように
低く納めるように気を付けた。



棟ごとの間には中庭が広がる。


コストが厳しいため、住宅用のアルミサッシやエアコン、サイディングなど使います。
世の中、数が不足しており実現することが大事な施設です。

現場確認

2009-09-21 12:18:49 | 極楽寺の家
「極楽寺の家」の現場へ。

キッチンの取り付けが行われた。
キッチンはオーダーキッチンです。
建物外壁材レッドシダ―を外壁と同じように貼るつもりです。
春は桜を見ながらの料理ができます。



浴室もホーローの浴槽が置かれ、タイルが貼られました。
コツコツと進む。


階段はフローリング材を使う。
手摺も細かい造作部も、細かい指示通りに美しく納めていただいた


内覧会は1週間ずれそうです。(10月の2週目の週末です)
また決まりましたら報告します。

基礎解体

2009-09-21 12:17:25 | 玉縄台の家
大型連休に入る直前の金曜、土曜日に現場を回り、工程や現況の確認にあてた。
金曜日は鎌倉の二つの現場のあとに茂原の特養の現場を回った。

鎌倉浄明寺ではじまった住宅は既存建物の基礎の解体が終わり。
今後、土の搬出などが始まります。
設計は現在基本設計中でガレージハウスです。
坂の途中にあるので車の出し入れがしやすいように
どの高さに1階を持ってくるのがよいか案ごとに調整する必要があります。



また来年も鎌倉に通うことができそうです。

神木本町の家 現場

2009-09-10 13:58:51 | 神木本町の家
火曜日に「神木本町の家」の定例打ち合わせ。


お施主様に立会いただき、ダイニングの照明の高さなどを照明デザイナーと一緒に確認。
空間が大きいため、遠目からみたバランスもとても大事です。


大工さんとの打ち合わせは夜まで続きました。
表しの梁が素敵です。


月曜日は床の間の床板、中柱。
あと玄関のカウンターに使う銘木を新木場までお施主様と探しにいきました。


気にいった材料をどの部分をどのように使うかその場で決めていきます。



中柱もいろいろとあります。
すごく細かく説明をしてもらいました。

床柱に熱い人でした。

足場撤去

2009-09-09 12:36:40 | 極楽寺の家
「極楽寺の家」は足場も外れたので施主に立ち会い頂き、部位ごとの仕上げの方針を再確認していただきました。
設計時に話し合い、方針は決めていても実際の見え方をみて、調整したくなる部分は施主にも設計者にもあるものです。いくつかの部分の変更を現場監督さんを交えて決定しました。



木建具の色があせてくるとまた、よい感じになると思います。



桜に手が届く位置に大きな開口部を持ってきました。



部分的な鉄骨階段、手すりも丁寧につけていただきました。
さまざまな案を検討しましたが、
狭小ながらも比較的玄関をゆったりと作ったこの案でよかったと思います。

10月の一週目に内覧会を予定しています。(いまのところ)