mukoyama blog

向山建築設計事務所 主催の向山博のブログです 

2つの現場

2007-08-31 23:59:19 | リフォーム
片瀬山の家の遣り方確認を29日午前中に行った。
遣り方とは建物の位置とレベルを確認することである。
地味な作業であるが間違えると大変なことなので慎重に確認する。
途中から大雨となりびしょ濡れになった。
終わって足早に撤収したので写真はなし。



午後は高校の友人の家の現場
和室はほとんど手を入れないが、既存の古い左官の壁はやりかえる。
調湿、消臭効果などで知られる珪藻土の壁材を用いて左官で仕上げる。
色や塗り方を施主に確認してもらいました。


玄関はもともとあった邪魔な袖壁を構造事務所に相談した結果
柱は残した方が良いとのことでしたので、むしろ意匠的に前向きに
考えて印象的にしようと考えてます。

現場は楽しいのですが、その分作図作業が止まります。
後ろ髪を引かれながらいつも現場を後にします。


友人の家

2007-08-26 01:11:18 | リフォーム


友人が中古住宅を購入しそのリフォームの設計監理を依頼されました。
大きな桜のある公園が南側にあって、庭の植栽と重なって
室内のどこから見ても窓には緑であふれてみえるようなすばらしい立地です。



1階はとても丁寧に作られた和室が並び、
その空間の質を生かしつつ
友人夫婦のライフスタイルにあった空間とする計画にと考えました。

入居時期が急だったので、設計が終わる前に現場がスタートしました。
工事が進む中、アイデアを出して、決めて、作る。
施主、施工、設計が一体となって進めています。



既存の浴室を拡幅しハーフユニットとしました。
腰上はモザイクタイルを予定しています。
楽しみ

地鎮祭

2007-08-25 23:41:01 | 片瀬山の家


私の実家である「片瀬山の家」の地鎮祭を8月20日に行いました。
当日は熱中症の危険すらある暑さでした。
思えば建替えの話があがったのが10年も前。
ようやくこの日を迎えることができました。

地鎮祭は施工会社の紹介で大船の猿田彦神社にお願いしました。
天照大神の孫、邇邇芸命(ににぎのみこと)が日本を治めるために
地上に降り立った時、道案内をしたのが猿田彦になります。
このことから猿田彦は道の神様・土地の神様とされていて、
地鎮祭にも良く呼ばれるのだとか。
伊勢神宮のそばにある猿田彦神社が総本山だと思われがちですが...
(昨年伊勢の猿田彦神社をお参りした自分もこのブログを書くまでそう思っていた。)
猿田彦神の総本社は鈴鹿市の椿大神社だそうです。→Wikipedia

来年1月末までの5ヶ月、無事工事が終わることを祈願しました。



ブルーベリー畑

2007-08-17 14:17:36 | 向原の家


向原の家の西側はブルーベリー畑になっています。
3mほどが地盤が下っています。
その敷地の段差のため将来もし西側に2階建ての住宅が建ったとしても、
こちらの2階をさえぎるほどにはならない。
敷地をはじめて訪れた時にそんな理由から、
2階の西側にバルコニーとダイニングを配置することを決めていた。
(西日覚悟で)
敷地を訪れた時の印象というのはとても大事で、
朝昼晩と行くだけ新しい発見があるものである。

ちなみに夏になるとブルーベリー狩りができる。
ここ数日とても暑いが、それでも朝の比較的涼しい時間は結構人が来ている。
畑の中を食べ歩きながらおいしい部分を見つけては、
持ち帰り用の容器に入れていく。

せっかくブログをはじめたのだからそんな写真を載せればいいのだけど・・・
去年とって作ったジャムがまだ冷蔵庫にいるんです・・・。


郵便受け

2007-08-14 22:40:17 | 向原の家


向原の家の郵便受けです。

自宅ですが、仕事場としても使っているため、かなり大きなカタログやサンプルも届きます。
そのためのポストを金物や木で作るとかなり大きくなり目障りです。
またこの土間は駐車場としても使うため、かさばってもいけません。

そこで押し込まれたとき、その郵送物の大きさに合わせて
柔らかく変形してくれるように革を採用しました。



NIWA LEATHERSの丹羽さんに依頼。
イメージのスケッチを元に作成していただきました。
設置当初本当にうまく変形するか不安でしたが、
カタログが届く日に居留守をつかって中から見ていましたが、
完璧でした。ふわりとふくらみ下に柔らかく落ちる。
予想以上に上出来でした。

最近やっと土間スペースが片付いたので写真を撮りました。

解体工事

2007-08-11 10:25:14 | 片瀬山の家

建築をつくる立場としては、解体工事というのは気持ちいいものではないです。
どんな建物でもそこには人の歴史があり、建築の良し悪しにかかわらず、
少なくとも解体について憂う人が必ずいます。

いま実家の設計をしていて今月末には着工です。
私が生まれ育った実家の解体が完了しました。
目を背けたくなるものでした。
たとえ建築家でも建てたい気持ちより、壊したくないという気持ちの方が大きいものです。




これからも設計していく以上は解体に立ち会う機会も多いのでしょうが、
解体された建物の気持ちも、つないであげたい・・・
なんて、むずむずするような恥ずかしいことを考えたりします。

ブログ開始

2007-08-09 00:16:54 | 日々のこと
自宅の引越しに伴い、今までのURL、メールアドレスが変わることになり、
そのついでに独自ドメインも取得しました。
さらにブログもはじめてみましたが、今のところ目的も明確でないため、突然止めてしまうかもしれません。
それまでよろしくお願い致します。