mukoyama blog

向山建築設計事務所 主催の向山博のブログです 

外構

2010-04-30 12:10:11 | 神木本町の家
昭和の日。
昭和天皇の誕生日だったそうですね。

午前中は相模大野のクリニックのコンペのプレゼンテーションでした。
とてもいい提案になったので採用されるとよいです。

午後は神木本町の家の残工事などの確認。
外構の植栽工事などもほぼ完了しています。
造園はお施主様が前の家でも依頼していた方です。
お施主様の好みも熟知しており、お任せしております。

造園家と外構工事の前に植樹のイメージとすり合わせをして敷地内段差の階段の
向きや形状を調整するなどしました。
建築の良いところを引き出し、さらに新しい居場所を創り、
細かい部分に住まい手が喜ぶ仕掛けが施されていました。
まず施主の好みをよく知ることがいい仕事につながるのだと再認識しました。


デッキの部分にあるシンボルツリーの前にはローテーブル、寝転がれるベンチは塗装中でした。


手すりで階段を隠しています。限られたスペースの中に様々な仕掛けが。移動してるとふと気付がつくように。


門をはいると枝垂れた庭木が出迎えてくれます。
奥に玄関扉が見え隠れする具合が見事です。
白い棒は材料です・・。気付かなかった・・


建物と階段の間の150mm程度の隙間も緑が植えられるようにしておきました。
しっかりと生かされています。


玄関をはいった土間の北側に坪庭スペースを用意しておきました。



樹木の新芽もでそろった梅雨前くらいに外部の竣工写真を撮ってもらう予定です。

国展

2010-04-30 06:00:53 | 日々のこと
彫刻家の兄が国展に入選し、乃木坂にある国立新美術館にて4/28~5/10まで展示されています。
兄は先月体調を壊して入院。
一時退院の許可が出た日に提出していました。
すでに退院をしていますが、入選は精神的にもいい薬になると思うので良かったです。

もしよければ拝見して頂ければと思います。

雑誌掲載

2010-04-22 16:27:25 | 極楽寺の家
my home+  VOL.20 2010 SPRING号 キッチン特集にて、
「極楽寺の家」のキッチンを取り上げていただきました。

「極楽寺の家」では限られたスペースでリビングに面するアイランドキッチンの現れ方について考えました。
キッチン回りをすっきりとさせるためにパントリーを設け、冷蔵庫、食器棚、洗濯機を納めています。

手にとって拝見していただければと思います。


屋根

2010-04-20 07:47:35 | 向原の家
既に古い話しですが、先週末はとても寒かったです。雪も降りました。
自宅ではそこそこつもりました。
そこで自宅の屋根の話し・・・

自宅である向原の家には雪止めはつけていません。
雪止めとは、屋根積もった雪を滑り落とさないための金物であったり、瓦についた出っ張りです。日差しを浴びた雪は徐々に溶けて滑り落ちます。軒下や玄関下の安全を確保。場所によっては道路の通行人、近隣住宅、車、カーポート、植木などの保護に役立ちます。また滑り落ちる際に樋を壊してしまう可能性もあります。
豪雪地帯ではないので周りを見てもつけてる家つけてない家があると思います。落ちる先の状況によると考えています。

自宅は1.5寸勾配の緩勾配と急勾配の組み合わせでできています。

急な勾配の方は隣地までに1mの隙間があり、そこは基本的に人は行かないのでそのまま落としています。またここまで急だと雪止めが壊れてしまうと思います。
雪が落ちるときは結構な音がするので、雪の重さは侮れません。

緩勾配の方は雪止めをつけてなくても落ちては来ません。
ちなみに樋については、一部下に空調の室外機を置いているところ以外は樋を設けていません。
屋根の雨をそのまま壁を伝わせて落としています。
屋根材をそのまま外壁にしているので問題はありません。
つたわせている部分がもう少し汚れるかと思ったのですが、竣工時と変わりません。

つたわせた下は側溝に落としています。側溝を隠すために砂利を入れようと思っていましたがそのままです。気にならなくなってしまいました。

屋根外壁は天然スレートです。間に波板の樹脂板をはさんいます。緩勾配なので風によって隙間から吹き込む雨対策と通気層を兼ねています。


建物の環境。屋根形状により今後も考えていく必要がありそうです。
現在進めているつくばの眼科のクリニックは敷地内に大きな落葉樹がたくさん立っているので、葉で樋がつまるので樋は設けません。軒先を患者が歩く状況もあるので雪止めは必要そうです。

鎌倉

2010-04-06 06:00:37 | 玉縄台の家
先週末はお花見に絶好の暖かさの土曜日はつくばに打ち合わせでした。
つくばではまだ咲きはじめというところでした。
東京が終わったころに楽しめそうです。

日曜は鎌倉に。
久しぶりにハウスコンペに参加するつもりです。
敷地説明会に参加してきました。
地元鎌倉で親しみのある立地の物件です。敷地一杯に参加建築家が・・・
敷地説明会は初めてでしたので、人の多さにびっくりしました。

その後、段葛(だんかずら)の桜をみつつ、
鶴岡八幡宮の倒れた大銀杏のその後の様子を見てきました。
ショックでしたが、芽が出てきてたので安心しました。

大学時代、毎年正月三が日の夜は鶴岡八幡宮でお守り、
おみくじを売るバイトをしていました。白い羽織をかぶって・・・
いまだに45,48,50が大吉と39,40が大凶という番号は
変わってないのでしょうか・・・


その後急いでやはり鎌倉で敷地内に桜がある玉縄台の敷地に。
広がり具合等はやはり実際花が咲いたところを見れるとよい。
幹でみたより、大きく立派に見えるます。

バタバタと鎌倉をまわりました。
極楽寺も見たかった・・