mukoyama blog

向山建築設計事務所 主催の向山博のブログです 

O医院改装 現場

2012-04-26 22:47:09 | 大木医院改装計画
茨城県結城市のクリニックの現場へ。
GW前に現場の進捗状況を確認。
ようやく塗装に入れていました。

裏動線側も


今後は室名などのサインをまとめていきます。
既に医療機器の搬入時期や、新装後の予約の開始なども決まってきており、作業の遅れが許されない段階です。

頑張ります!

停電

2012-04-24 23:48:41 | 
帰りの電車、新百合ヶ丘駅でホームに降りたところでいきなり停電。
雷雨による停電と思われる。

小田急の改札やホームなどは自家発電装置で点灯しているものの、まわりの幾つかのデパートや信号機まで停電。
こんな時はどの建物が災害に対して積極的に考えているかが露呈しますね。
公共のスペースなので非常用照明が点灯していました。非常用照明は停電時でも30分以上点灯され、人を安全に避難させるための停電時の照明です。
床面照度1~2ルクスというのがこんなに暗いのかと実感できました。人の顔などはあまり見えません。

駅の本屋です。写真よりもっと暗い感覚。
反対側のTSUTAYAも真っ暗のなか、人がうごめいてる影だけみえて不気味でした・・。
小学生依頼の停電を経験。なんだかんだ不謹慎ながら楽しかったです・・。

屋島 実施アップ

2012-04-21 23:41:41 | 屋島の家
屋島の家は既に実施アップし、確認申請を提出する段階。
建主にその報告のため香川に。

打合せ前にいくつか確認のため再度敷地に。
春めいた敷地はとても気持ちが良い。

敷地から東を望む
写っている車の奥が参道になっていて数十メートルも登れば国立公園になっています。


打合せでは図面や確認申請についての説明
前にブログにアップした模型写真に素材を貼りつけたものでサッシ、屋根等のベースとなる素材の色の確認をとっていく。


外壁はフレキシブルボードの下見張りです。
この物件では素材の素地を見せていくように考えています。

屋島の家の建主とのやり取りの多くはメールになっていますが、十分なやりとりができています。
「○○な理由で○○がいいが、○○な点が気になる。」のような細かなニュアンスまで伝えて頂けているのがその理由だと思います。
遠方であることでのお気遣いだと思うのですが、本当に助かっています。
実際お会いしたのは、面談、提案、契約、基本アップ、今回の実施アップ。
次は地鎮祭の予定。
現場に入ればさすがに頻度は上がると思います。
確認申請はGW前にはおりますが、諸事情から着工は6月頭からとなりそうです。
楽しみです!


鎌倉

2012-04-18 09:00:30 | 住宅
昨日は共同住宅+オーナー住戸の相談を受けに鎌倉に。


段葛の桜は既に葉桜でした。

ヒアリングを通じて施主の様々な想いや希望をくみ取っていきます。1月ほど頂き、提案をします。

ヒアリングにおいてはいろいろと聞きづらいこともあります。
プライベートなことやタブーなことなど突っ込んだ話を聞くことも。
二世帯住宅の場合などは親世帯が亡くなった際の使い方のイメージなど。
避けては通れないことです。

この建主には立地上、最近話題になっている津波対策をどのように考えられているかお聞きました。
建物でできること出来ないことはありますが、設計において意識の中で建主と共有しておくべき話しだと考えています。
とにかく山に向かうという話しですが、鎌倉は平野が山に囲まれた土地ですが、谷戸(やと)といういりくんだ谷状の地形であるため、リアス式海岸同様、津波が情報より高くなる可能性があるので、逃げる山の方向も選んでいく必要があるそうです。
地域で情報は共有しているようですが、いざという時に鎌倉の道が狭い街並みで避難時に人が集中した時の不安があるとのことでした。
やはり古き良き街並みと防災対策とうまく共存していく方向が今後も必要なのかもしれません。




格子の塗装

2012-04-16 07:38:29 | 向原の家
週末に自宅の西側の目隠し格子の塗装をしました。

妻が風邪をひいたので、暇をしている子どもと一緒に木材保護塗料を塗りました。
家も既に5年経ちましたので自分でできることは少しづつ手を入れています。
全部を一気にできるとは思ってなく、部分的に進めています。
昨年は2階のバルコニーの手すりをしたところまでで・・・
温かくなってきたので始めました。
外部で使用している木もいくつかの種類を使っています。
材料やサイズなども考慮し、ほっておくと傷みそうな格子から。


塗装はまず汚れや浮いた古い塗装をブラシで落とすところからはじめます。先週温かかったので一部洗い落しておきました。明るい部分が落とした部分。
塗装したあと他の古い部分を洗い落としたので、また時間ができたらすぐ塗れるようにしておきました。
とにかく蚊が出てくる時期までに終わらせたい・・。

2階デッキは先週妻と子供が近くの夜桜でビニル一杯拾ってきた花びらがまかれていました。

雨の前はきれいで良かったのですが・・・既にデッキ下の排水口も桜だらけで、
さらに乾いて舞い散る花ビラが塗装したての格子についてややこしいのなんの・・。

上馬の家 桜

2012-04-07 07:33:26 | 上馬の家
昨日は桜が満開の上馬の家に。

上馬の家は竣工時に外構に手がついていませんでした。
あせらず施主と納得する形を模索しながら完成に至りましたが、既に冬で外観の撮影をし直すには風景が少々寒々しかったため、それなら桜の時期にあわせましょうという話しになっていました。
ということで昨日撮影に。
またナカサアンドパートナーズの藤井さんに撮って頂きました。
(写真は出来次第またアップします。とりあえず僕の写真です。)





撮影後、施主奥様の手料理とビールでカメラマンさんも一緒にデッキで花見をさせて頂きました。
今年初花見。ちょっとだけと思いつつも、だいぶ長居をしてしまいました。
去年は現場のテラスで竣工後の今日を想像していましたが想像以上の迫力でした。




花壇をつくられたりいろいろと楽しんで頂けているようです。今後庭にも延ばしていくとのことで楽しみです。




O医院改装 現場

2012-04-06 06:20:52 | 大木医院改装計画
毎週クリニックの改装のブログになっています・・。

他の物件も当然進んでいます。
設計、打合せを繰り返している過程についてはその時ベストだと思っても羽陽曲折しながら最終形までたどり着くと、初期段階の案は多少未熟に見えてしまいます。
優柔不断?な自分としてはせめて基本設計がUPするまではブログに案などを出さないようにしています。
でもその羽陽曲折を本来ブログにすべきなのでは?なんてことも・・
なんだか施工会社のブログのようになってしまっているような?


で、昨日もクリニックの現場へ。
前回と同じアングルで、あまり変わってないように見えますが、ボードを塞ぐ前にやることは多いです。
塞ぐとさわれなくなってしまう設備関係。
意匠的に気を使いたい部分などは造作家具を先に取付ます。
建具まわりの木枠などなど



今回のクリニックにも多目的トイレがあります。
かつては「障害者用トイレ」などいわれていましたが、高齢者、妊婦、小さな子どもを連れた親など健常者であってもつかえる「多目的トイレ」あるいは「だれでもトイレ」と言われるのが一般的になっています。
ただ限られたスペースなので出来ること出来ないことが出てきます。先生と相談してクリニックにあう内容を盛り込んでいきます。今回の特徴としては先生の希望もあって小便器を入れています。寸法的にはぎりぎりなところです。
図面を床に書き写し再度確認をとっていきます。
最終的に手洗いのカウンターの幅、手摺の設置位置なども微調整をして決定ました。


外部では既存配管の高圧洗浄を行っています。

今回のリフォームで給水管は新設していますが。排水系統は既存の物を使います。
ルート的に新設することも難しいので、既存の配管を高圧洗浄しカメラにて内部の劣化や壊れている部分が無いかチェックすることで既存利用することと決めました。
写真は洗浄後の写真です。


きれいになったのを見たくて定例にあわせてもらいました。
すっきりしました。