mukoyama blog

向山建築設計事務所 主催の向山博のブログです 

引渡し

2009-03-21 05:32:31 | リフォーム
メンタルクリニックが竣工し先生に引き渡しました。
家具備品が入ってから行う残工事も残っていますが、
来月の開業までには多少が時間がのこりほっとしています。
月末には撮影に入るのですが、家具や医療機器などがガンガン入ってきますので
このようにすっきりした状態はこれが最後です。
撮影のタイミングは難しいのです。

〈再度撮影したので古い写真は消しました〉

自邸である「向原の家」が月刊ハウジングに掲載されました。
表紙にもなっております。竣工して1年9ヶ月経ちますが、
掲載の依頼があるのはありがたいことです。




日立の液晶テレビ WOOO UTシリーズのHPに
(長瀬智也さんがCMされているやつです。)
インテリアギャラリーとして取り上げられていました。最近知りました。
パンフレットにも掲載されていました。
思えばこれが向原の家の一番初めの取材でした。どこからも取材がこないなーと思っていたのを良く覚えています。
デッキもまだ木の色が残っています。今はすっかりグレーです。
モノトーンの外観なのでもともとこの色になるのはOKなのですが。

教科書

2009-03-17 05:37:27 | 建築
週末クリニック現場立会い。
1週間後の引渡しに向けて残工事、手直部分と工程を確認。
先生と絵をかける位置をチェックする。


クリニック名はクロスに直接印刷している。




自邸でもある「向原の家」が教科書に掲載されました。
「初めて学ぶ建築計画」学芸出版社
文字通りはじめて建築を学ぶ学生向けの教科書です。
デザイン/構造/設備/環境問題/歴史/風土/都市/文化/住宅/寸法などが総合的に学べる教科書になっております。
空間構成と住宅の実例として掲載していただいております。

ま、気軽に本屋にある本ではないですが、もし見かけたら?是非。





クリニック現場

2009-03-07 20:53:01 | リフォーム
本日クリニックの現場立会い。
突き板の樹種は桜。
待合の床は濃い緑になるので明るめの樹種とした。


受付周り。
廊下途中の中待合にいる患者の様子を見るために、受付の壁は邪魔にならないように斜めに配されている。
メンタルクリニックでは患者さんが発作的に凶暴になることも想定される。
開放的でありつつも乗り越えて来れないようなカウンターの高さが大事である。
他にも診察室などの閉じた部屋においても先生の2方向避難のため必ず2つの扉が必要である。
これは弊社設計の児童精神科の尾山台すくすくクリニックでも同様であった。


廊下から待合を振り返る。

中待合の壁も受付から死角ができないような形状に変形している。
壁の欠込みは血圧計の置き場。現場に入ってからの要望で設けている。

あと引渡しまで2週間。
現場監督の佐藤さん頑張ってください。



クリニック現場

2009-03-02 00:34:49 | リフォーム
メンタルクリニックの現場
1週間程度で壁ができている。
受付部分はまだできていない。



あっという間にできてしまうのでそれまでに
壁天井内の設備電気関係の打ち合わせに追われていた。
リフォームは着工前に図面を作成しても解体してみないとその通りに行くかわからないことが多い。
今回も上階の排水管が多く天井埋込エアコンのスペースを探すのに苦労した。


今回は待合から診察室に向かうときに長い動線になるので突き当りに明るい窓が来るように平面計画をした。


斜めの壁にはさまれた部屋も生まれた。