mukoyama blog

向山建築設計事務所 主催の向山博のブログです 

雑誌掲載

2012-10-30 04:24:33 | 雑誌など
季刊誌「My HOME+ マイホームプラス」 VOL.30 2012 AUTUMNに矢の口の家が掲載されています。

キッチンについて見開き4ページ(p78~81)で取り上げていただきました。
とても写真がよいです。
三角形のLDKはなかなか自然な写真が撮りにくいのです。
その辺がとても自然で実際の体験できる雰囲気が表れている写真になっていると思います。
手にとって拝見していただければと思います。

屋島の家 竣工

2012-10-28 05:47:06 | 屋島の家
屋島の家が竣工しました。

今頃引越しされていると思います。

予定通りに引越しができてホッとしています。
現場もギリギリになっても手を抜かずとても丁寧な仕事でした。感謝しております。

思えば建主とは昨年5月にブログにコメントいただいのがスタートでした。
だんだん距離が近づいて。今日にいたりました。感無量です。


竣工写真を米津光さんに撮っていただきました。



とりあえずは私の写真です。


参道から

LDK 窓から眺めは素晴らしいのですが、ギリギリにブラインドがついたので嬉しくて。

玄関側

子ども部屋 各部屋色が少し違います。塗装は施主施工

夕景

あといくつか補足で・・・


薪ストーブはメトス。大谷石の上に設置しました。

玄関の土間が省スペースのため室内にはありません。下駄箱も外。
幼稚園の園児がグランドに飛び出していくように、室内と庭とを密接な関係としました。
床はアンティークのレンガです。

屋島の家にはエアコンがありません。
シーリングファンにより空気の循環を促しています。
天井も梁、構造用合板表しです。

外壁側でない壁は全て構造用合板表しですが、コルクにとても似ています。
キッチン側の一面だけは全てコルク仕上げにして子ども絵やメモなどガンガン貼れるようにしてあります。エコキュートのリモコン。

限られてスペースなので3人の子ども部屋は1部屋3.5帖です。
ベッドなどは造付けにして下は収納スペースです。
写真の1セットが3つあり、この造作で部屋を区切っています。
床壁など仕上げたあとに造作を作っているので将来的に子どもが独立したあと撤去すれば
10帖位の部屋にすることが可能です。



コンパクトな家なので、収納も限られてきます。床下収納を寝室やキッチンに設置しています。
既製品は枠が目立つのでフローリングで蓋を作りました。
杉の集成材の27mmのフローリングです。

全体的に外部、内部とも素材などはそのまま使い、粗い表現になっていますが、それぞれの素材を丁寧に扱い、納めることができました。

カメラマンの写真がいただけたらまたHPにアップします。


犬島

2012-10-22 02:45:49 | 建築
内覧会前日は竣工写真の撮影を予定していましたが、工程の都合でキャンセルになりました。
時間が出来てしまったので犬島に。
建築家三分一博志氏設計の犬島アートプロジェクトの「精錬所」を見に行く。
岡山県に属して遠い。犬島に行くのに、直島、豊島と船を乗り継ぎようやく着く。
いつか岡山に行く機会に行けばいいのではと思いつつも、島は終わらせてすっきりさせたいという気持ちが勝って・・・。


アート、建築、遺構、ランドスケープの境がない作品。
島の豊かな環境を味わえる多くの居場所があり、思った以上にくつろげてよい。


かつて銅の精錬所であったところ。力強さを感じる近代産業化遺産。


直島乗り継ぎの際に再び妹島和世のフェリーターミナルをゆっくり見る時間があった。
何度も見てもよい。


屋島の家 内覧会

2012-10-22 02:24:11 | 屋島の家
屋島の家の内覧会を行いました。

スタジオによる新聞の折込チラシなどの効果もあるようで多くの方が来場してくれました。
ありがとうございます。
あまり説明できなかった方もいて申し訳なかったです。

現場はまだ残工事が未だ残っており、引越しを週末に予定しているので今週もまだ気が抜けません。


参道から見た様子


庭より。土を入れ直したばかり


薪ストーブもつきました。


廊下から。
子ども部屋の壁はお施主様が塗られました。

屋島の家 内覧会

2012-10-16 22:09:05 | 屋島の家
この度、香川県高松市に「屋島の家」が竣工します。




お施主様のご厚意により下記の日時に内覧会を開かせて
いただくことになりましたので、ご案内申し上げます。

眺めがよいとても恵まれた環境です。
夫婦と3人の子どもが広めの庭と連続した生活ができるように平屋にしました。
限られたコストを意識しコンパクトにまとめていますが、
室内にいながら敷地の端まで視線が行き届くような間取りとすることで、
実際の広さ以上に広く感じられます。
仕上げ材には、塗装などが不要な材料、構造として兼用できる材料を多く採用してコストを抑えています。
通風を確保しつつ、屋根,外壁,ガラスの遮熱、断熱なども充実させることでエアコン無しの生活を可能としています。


四国の皆様(知り合いがほとんどいない・・)
ぜひお越しください。


日時  2012/10/21(日) 11:00~17:00
    20(土)の見学のご希望があればご連絡ください。

場所  高松市屋島西町 詳細は下のチラシの地図を参照してください。




駅前つのだクリニック 現場

2012-10-16 05:16:58 | 駅前つのだクリニック
駅前つのだクリニックの現場が進む。

軽鉄を組み建具の枠を取り付け、ボードを貼り付けていく。
電気配線、空調、給排水の配管も既に納まっている。



LAN配線ひとつとっても電子カルテ用、X線画像用、通常ネット用と多岐にわたる。
将来対応なども含めると、電気の職人から500mを超えると聞く。
すごい。

屋島の家 現場

2012-10-12 00:50:29 | 屋島の家
昨日は屋島の家の現場へ。




足場が外れて、クロスが・・・と思っていたのですが…だいぶ遅れていますが、
丁寧に作業をしてくれているようなので…


フレキシブルボードの下見張りの出隅コーナーもうまくいきました。
様子を見ていこうと思います。建物は1年で結構動くので。


ポーチの部分です。下足棚は外にあります。幼稚園のようなイメージです。
室内に玄関的な土間スペースはありません。省スペースです。




室内はやっと今日からクロスの予定です。

21日には内覧会、次の週には引越しの予定です。

間に合う・・でしょう!

寺尾台の家 現場

2012-10-10 16:00:11 | 寺尾台の家
寺尾台の家の現場へ。

木造に取り付ける金物の検査。構造事務所にも立ち会ってもらう。

体育の日のフットサルの大会(結果は散々)の筋肉痛で現場の足場にも這いつくばりながら登る…。見苦しい。


既にサッシも入っている。


テラスは防水工事のための雨対策ブルーシートを施してある。


図面通りに行かない部分なども現場で起きる。
設備的な納まりを現場で再調整していく。



屋島現場から

2012-10-05 00:07:53 | 屋島の家
屋島の現場でようやく外壁貼りが始まりました。


順調にすすんでいるようで写真を現場が送ってくれました。
フレキシブルボードの下見張りです。
建主も気に入っていただけたようで、悲鳴に近い喜びメールをいただきました。
嬉しい限りです。
来週現場に行くのが楽しみです。


駅前つのだクリニック 着工

2012-10-04 23:46:47 | 駅前つのだクリニック
2007年に弊社設計で開業したJR阿佐ヶ谷駅前の「駅前つのだクリニック」
院長先生より患者も増えて手狭になってきたところ、ターミナル挟んだテナントビルに移るとのことで、新たなスペースでも設計を依頼していただきました。現在のクリニックもとても気に入ってる場所なので、出て行く時のルール、現状復帰のため12月には解体です・・。
自分で設計した物件で解体されるのは初めてです。さみしいのですが・・・


現場も始まり、本日電気関係の業者(X線、電子カルテ、セコム、自火報など)を集め、ルートなどを確認しました。
合わせて先生にもコンセント関係、スイッチ関係の位置を確認していただく。
床に全て原寸で下書きをしてそこにコンセント関係とスイッチをテープで貼って間違いが無いように・・・


約1ヶ月半、どんどん進むので油断大敵です!

三鷹の家 基本設計UP

2012-10-02 06:43:13 | 三鷹の家
かねてから進めていた「三鷹の家」の基本設計が完了しました。



1/30の模型を作成し確認していただきました。
模型写真をHPにUPしました。



ご夫婦がバレエダンサーである子世帯とその両親の二世帯住宅です。
3階に子世帯、2階が親世帯、1階はバレエスタジオになります。
まず可能な限り大きなスタジオを1階に確保し、それから住まいとスタジオの表れ方を模索しました。
スタジオ付きの住宅、あるいは住宅付きのスタジオという主従の関係ではなく、どちらも等価に扱うことが大事だと考えました。

無柱の広い空間が必要なためRC造のスタジオの上に木造の住まいという計画。
厳しい斜線をかわすために1階を1mほど埋め、3階も斜線で切られてくる部分に個室などを配置しロフト的な雰囲気としていかしています。