mukoyama blog

向山建築設計事務所 主催の向山博のブログです 

現場立会

2009-11-30 06:43:35 | 神木本町の家
日曜日ですが、引き渡しが近い「神木本町の家」の現場確認。
照明なども入りました。


↑料理教室でもできそうな大きなキッチン


↑和室、玄関側


↑個室。正面襖をあけるとリビング吹抜け


浴室洗面。トップライト内にも照明が仕込まれているため夜でも明るい。


建物内には2つ階段がある。もう一つの小さい階段。

外構が思った以上に遅れている。
お施主様に迷惑をかけないように引き渡すことを施工会社と協力して努めたい。

ふー。

現場検査

2009-11-30 06:25:27 | 特別養護老人ホーム
週末、特別養護老人ホーム豊栄の郷の現場のある千葉県の茂原までいく。


↑外周部はほぼ仕上げは完了している。


↑コスト削減のためもあるが、周辺の緑をなるべく遮らないように屋根まで低く抑えている。エアコンも量販店で売ってるようなの室外機なども露出で並ぶ。
コストに響く納まり上は何もできないが、可能な範囲で既製品の色の選定を気をつけている。




↑中庭


↑ユニットケア方式をとっている。
そのユニット内の共同生活室。ここで10人が1単位で生活する。
1棟に2ユニット廊下を挟んで対照に配置しているため廊下越しにもう一つユニットが向うに見えている。
夜間は2ユニットを1人で介護するため見通しがよいような平面計画としている。


↑同じ共同生活室の反対側左が各居室、右は中庭


↑事務室棟はまだ設備配管まわりの施工中。

今後は外構回りも進めていく。

個人的なこと・・・

2009-11-26 18:08:19 | 日々のこと
個人的なことですが・・

昨晩、フジテレビの「ベイビーstyle」という数分の番組で僕と息子をとり上げていただきました。
前に出演したことがある家具デザイナーさんが紹介してくれてたので、
子どもとの思い出づくりだと思い、恥ずかしくも出演させていただきました。

以前「建もの探訪」に出演したときは宣伝の意味もあって放送前に友人などにも声をかけました。
放送後、家よりも僕の変な動きにしかコメントが無かったこともあって、今回は恥ずかしいので身内と数人くらいしか伝えていませんでした。

すでに放送が終わったのでもう安心。書いても誰も見れない。

それでも時間帯もいいのか、かなりの人からメールや電話を頂きました。


左官完了

2009-11-24 23:12:17 | 神木本町の家
本日「神木本町の家」の現場確認。


↑吹抜けにはまだ足場がかかるものの左官は完了しました。
白い空間ができました。


↑和室も同様の左官。


↑浴室、脱衣室は壁もタイル。養生テープの×の部分は鏡。
トップライトからの光が柔らかく差し込む。

工程が厳しいので、残念ですが内覧会は今回は行いません。
またの機会によろしくお願いいたします。

内部左官

2009-11-20 19:54:12 | 神木本町の家
更新が遅れたが、火曜日に「神木本町の家」の現場確認。

多くの取り合いが絡む内部の左官を急ピッチで進めている。
これが終わらないと、スイッチ関係や照明など付かないものが多くある。


↑天井の化粧垂木間も丁寧に養生して仕上げる。


↑4.5mものキッチンカウンター、天板はライムストーン。
 家族全員が料理好き。この家の一番中心はキッチンです。


↑いものホーローバス。180kg!5人がかりで搬入したそうです。


↑脱衣室の床暖房の配管。脱衣時の急激な気温の変化に対応するため。


↑トイレ等、左官工事でない部分はすでにほぼ完了。


↑天井高さが3mもあるトイレ。


バタバタとしているため、ただ現状報告でしかない更新でした。

法師温泉

2009-11-11 12:55:17 | 日々のこと
週末に群馬県と新潟県の県境にある法師温泉に行ってきた。

今年は妻の両親のお祝いが重なり、妻の妹夫婦と両親を温泉に招待した。
法師温泉は両親が35年?前に親孝行で自分たちの親を招待した温泉とのことで決まりました。
当時妻は1歳(当然記憶なし)
両親は35年ぶりに訪れたそうだが雰囲気は変わらないとのこと。
ひなびた感じがとても良い。
木建具からの隙間風、段差はいたるところにあり、
鴨居の高さは1800。廊下の梁も油断すると頭をぶつけそう。
建物の良さは性能ではないなぁとつくづく思いました。
(もちろん性能も大事。)



部屋から川の向かいにある浴室を望む


玄関


川の上を渡る渡り廊下


古くからある客室棟。紅葉もすばらしい。
宿に昭和初期の写真があった、舗装されたくらいで雰囲気が変わってない。
いまある樹木もそのまま写真にも写っている。
宿のまわりの大木はもともと大きいので80年くらい経っても風景があまり変わらないのだ。
小さい木は10年経つと大きくなったと思うものだが、本来木とは大きいものだと改めて気付いた。
身の回りにある木は10m程度でも大きな木と感じるが、森にある木はとてもとても大きい。




僕らが両親を招待したように、息子がいつか自分をこの温泉に招待してくれることがあるのだろうか。
いやいや、それは自分の育て方のハードルを上げていることに(?)なりそうなので
期待するのはやめておこう・・。

外部足場撤去

2009-11-10 22:59:17 | 神木本町の家
本日は「神木本町の家」の定例打ち合わせ。


外部足場が外れた。今後外構も急ピッチで進めて行かねばならない。


奇をてらうような外観ではなく、開口部周りのシャッター、木建具、戸袋などを丁寧に木の枠に納め外観を構成している。


天井の垂木も塗装が完了。左官はこれから。


和室の天井は薩摩葦が貼られた合板で仕上げている。


浴室の床壁の防水もすすむ。

多岐にわたるが作業が並行して進む。


紅葉

2009-11-02 07:15:42 | 日々のこと
週末に軽井沢まで紅葉を見に行ってきた。
ここ何年も紅葉を見に行けてなかったので強引に日帰りで。



軽井沢まで来ると紅葉は見頃でした。
紅葉は寒い地域が色づきがよい。同じ種類でも
東京ではここまで鮮やかにはならない。
ひとつの木に緑から黄色、橙色、赤とグラデーションになっている姿は
本当に美しい。

ちなみにここは9年前に結婚式を挙げた場所。
今日は息子が2歳の誕生日。
時が経つのは早いようだが、振り返ればいろいろとある。
独立してから6年、多くの出会いや仲間、家族のおかげで仕事を続けてこれた。

などと感傷的になるにはもってこいな場所であった。