じゃ~ん
ニューカングーのリモコンキー・・・。
右側がリモコンで・・・、
あれ?左側のイグニッションキーにもリモコンらしきボタンがあるぞ
不思議に思って、さっそく取り扱い説明書を見ると、
イチバン最初のページに、
「上記のキーにおけるリモートコントロール機能は、
日本国内の電波法の定めにより使用できません」
・・・と、書かれている
ふ~ん、そーゆーことか
別にちゃんとリモコン効くならそれでいいやぁ~
って思い、最初は添付リモコンを使用していましたが・・・、
この添付リモコンでドアを解錠しても施錠しても、
愛想なく「ばしゃん」とロックの音が機械的にするだけで、
今どきのクルマのようにアンサーバック(ハザードランプがちかちか点く)が無い
おまけに電波の届く距離が極端に短い
クルマのすぐ脇に立っていないと届かない~
向ける向きもコツがあり、ヒジョーに使いづらいのだ
ホントにロックされているのか??ってなんだか頼りなさも感じ、
買ったお店でその話しをしたら、
「純正のリモコンキーで操作するとアンサーバックする!」
と言うではないか
基盤はそのまま中に入っているが、マイナス極側の配線金具が外されていると
これを通電するように改造?して、ボタン電池を入れればちゃんと使えるというのだ~
(ただし違法行為なので・・・)
・・・で、さっそく中を開けてみると・・・、
なるほど
ちゃんと基盤は入っているし、ボタン電池を納める場所もプラス極側の金具もあった
(場合によってはプラス側の金具も外されていることもあるというが)
ご丁寧に電池の品番まで刻印されているので、何を使えば良いのかもこれで判る
CR-2016のボタン電池を購入して、通電させるための金具を作成~
あ!ちなみにネットで「カングー/リモコンキー」と検索すると、
やはり同じような悩み?を感じたオーナーさんの実験日記がいくつも出てきた
今回はその中でも比較的安易に実験?できる、
ボタン電池を逆に入れて、コイル状の金具で通電させるをマネてみた
まず、基盤の裏側に絶縁のためにシールを準備
スペアキーも含めて2枚つくるので、透明のセルロイド板で型紙がわりに・・・
最初、このセルロイド板を直接入れてみたが、
1ミリの厚みの板で絶縁すると、プラス側の金具が基盤に届かなくなり・・・orz
・・・で、薄い透明シールに変更~
型紙かわりのセルロイド板にあわせてちょきちょき~
わかりやすいように、シート紙をはがさず置いてみる・・・。
うん ぴったり
次にφ0.9mmの真鍮丸線をくねくねと曲げて・・・
これを基盤マイナス電極側に先っぽを触れさせて、
コイルをボタン電池のマイナス側に触れるようにセット
ネットで見たのでは、ハンダ付けしてしまうというのもあったが、
今回はあくまでも実験?なので、セロハンテープで動かないように仮止め
ちゃんとあたるように確認しながら蓋を閉め~
さっそく実験開始
純正リモコンキーでロックしてみると・・・、
ちっかちか!!
おぉ~!!ちゃんとハザードランプが2回点いてロックできたヨ
んで、今度はロック解除のボタンをポチっ
「ちっか!!」
おぉ~!!今度は1回点いてみごとロック解除
(別に今どきの国産車ならアタリマエなんですが・・・)
詳しく調べてみると、この純正リモコンキーが発する電波は、
日本国内ではクルマのリモコンキーに割り当てられている周波数帯ではなく、
433.92MHz帯という周波数なのだと
おや?これってアマチュア無線の周波数帯じゃないの??
私はアマチュア無線も免許持ってますケド、
それでも違法なのかな~??
ちなみに、純正リモコンキーで施錠したカングーは添付リモコンでは解錠できません
同様に添付リモコンで施錠したカングーも純正リモコンキーでは解錠できません・・・。
純正リモコンキーで解錠したカングーをエンジン掛けて発進すると、
時速10km/hぐらいで自動ドアロックがかかります。
また、純正リモコンキーの解錠ボタンを1回押すと運転席のドアだけ解錠し、
2回連続で押すとすべてのドアを解錠します。
リアゲートの絵が描いてあるボタンは、そのものズバリ!!リアゲートだけの解錠&施錠
なんでこんなに細かく分かれているのか??
全部のドア&リアゲートの施錠&解錠でイイのでは??
っとお思いだろうが、
おそらくこれは防犯のための安全策ではないかと思われる・・・
運転席だけしか解錠しないでおけば、
反対側からナイフを持ったコワイヒトが乗りこんでくる心配はないし・・・、
リアゲートだけの操作も、同様に考えられる・・・
まぁ、ヨーロッパのクルマですから・・・
ついでに、運転席側・・・、
キーを差し込む鍵穴がどこにもゴザイマセン・・・
リモコンの電池が切れたらどーすんだヨ
って、アセリましたが、
・・・実は助手席側に・・、
ちゃんと鍵穴ありました
そーだよなぁ~、本国では左ハンドルだから、こっちにだけ鍵穴あればイイんだよなぁ~
ひととおり実験が済んだあと、純正リモコンキーの自作金具とボタン電池を外して元どおりに・・・
ごにょごにょ・・・
其の壱のことも、今回の細分化リモコンも、フランス的合理性なのでしょうか?
せっかく休みを取ったのに寝坊&雪&ひどい花粉症です。
休養します~(涙)
見れば見るホド、オモシロな個所があって、
楽しいクルマですねぇ~
カングーネタ、まだまだ引っ張れそうな・・・
週末、杉の木の多い所に行かれたのでは?(笑)
お大事に~
そうですね~。
出だしのラテン車特有の「本国仕様の為・・・云々」で、思わず吹き出してしまいましたよ~!!(笑)
僕も過去に乗ってたアルファ156で、数々の伝説を見聞して参りました・・・(^^;;
中でも一番思い出深いのは、ヘッドライトのスモールランプがしょっちゅう切れるのでディーラーに持っていった所、
担当者に「こうすれば治ります」とヘッドライトにド突いて、それで再点灯するんですから・・・orz
しかしルノージャポンの中でもカングーは一番の屋台骨(確か国内販売の6割を占めているんでしたっけ???)のカングー、もう少しインポーターが努力して、このリモコンキーやドアの鍵穴問題を直して欲しいもんですよね(^^;;
(エコカー対象認定など言い出したらキリがなく・・・云々)
しかし新型カングーでこんな問題?を抱えているなんて知りませんでした(^^;;
しかしフレディ・Mさんの手仕事もグッジョブですね~!!
一般の素人さんだとこんなにキレイにセルロイド板やバネとかの加工は出来ないのですから、ここはフレディ・Mさんがこのパーツを量産してサイトを立ち上げて販売→ビッグなビジネスチャンスですよ!!!!(TT)
売上の一部は僕に(以下略
よくご存じで・・・
確かに、日本で一番売れているルノーの車はカングーですね
それならそれで、日本に輸出する際に、
もう少し丁寧に作り込んで欲しかったです~
まだまだオモシロ?なところが随所にあるので、
其の参以降、期待してくださ~い
(まだ引っ張るのか?)
追伸:細かな細工ならお手の物デス
433帯ならヘタすると電波管理局からにらまれるかもしれませんね(笑)
そーそー、だから実験なんです
出来るということが判明したので、
もとのように・・・ごにょごにょ
430帯だと、アマチュア無線の周波数ですね。
しかし、中に仕組まれてることがよくわかりましたね。
いやぁ~、フレディさんならではです。。。
ん~、最後の『ゴニョゴニュ』が気にかかる…。
ひょっとして、そのままで、『電○法○反』!!!
操作して欲しくないなら、
コストダウンも含めて基盤ごと入れておかなければイイものを・・・
おかげで、こんなに便利な・・・ごにょごにょ・・・
あ!実験ですから