こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

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2005-04-09 02:01:42 | 土地
ルーヴァン市内の真ん中に市庁舎が建っている。ガイドブックで「石のレース」と紹介されているとてもきれいな建物だ。ヨーロッパの古い街は、必ず中心に市庁舎があり、市内と市外を区別するリング(昔の城壁の跡)がぐるりを周囲を取り囲んでいる。市庁舎からリングまでは15分ほどだ。私が現在住んでいるベゲーノフはリングから数分、市庁舎まで10分ぐらいのところにある。

今日、昨日見つけた本を借りにGodgeleerheid図書館に出かけた。Sint-Michielstraat 6にあるというので、市内の地図を広げて探してみる。市内の通りには全て名前が付いている。それは、どんな小さな通りでも例外がない。私の家の前の通りもBovenstraatという名前がある。

Sint-Michielstraatは歩いて5分ほど。聖ピータース教会の横の道を入る。Godgeleerheid図書館はマリア・テレーザ・カレッジの中にあった。入り口には、6という数字が書かれてあった。図書館は建物の奥深いところにあって、神聖な感じ。いかにも古そうな大きな本を読んでいる人がいる。どの本も借りることができないという。結局、お目当ての本は書棚になく、手ぶらで帰ってきた。

ヨーロッパの古い街に行ったら、まず地図を手に入れる。そして、行きたい場所の通りの名前を確認する。番地が奇数だったら、市庁舎から見て左側、偶数だったら右側を探せば、行きたい場所は見つかる。とても合理的なシステムだ。

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