こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

歩くということ

2005-04-02 04:11:59 | 時間
人間は歩くスピード以上の早さで移動すると、それだけで疲れるらしい。自動車や新幹線や飛行機に乗って旅したときに、自分では何もしていないのに、何となく疲労を感じるのはそのせいらしい。

ここルーヴァンでの私の生活は、どこに行くにも歩いて行くのが基本だ。少し波打ったようなレンガを敷き詰めた道をテクテクと歩く。一番最初にルーヴァンに来た1992年のときに、足にマメを作ったのを思い出す。それほどに道はデコボコしている。

歩いていると、いろいろなことに気が付く。今日も大学に行く途中で、三階建ての建物の最上階の窓に消防署の梯子車のような電動梯子を立てかけて、家具を降ろしているところを見かけた。そんなふうにして、荷物を搬出するのだとわかった。

歩いていると、時間がゆっくりと流れる。日本と比べると、歩き方もみんなゆっくりなような気がする。そうした時間の流れを大事にしたいと思う。

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