こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

満つれば虧く

2010-02-05 22:41:19 | 歴史
今朝の朝日新聞一面の見出し。

地検、小沢氏を不起訴
「幹事長職 返上せぬ」

朝青龍引退
暴行問題責任取る

出処進退を巡る取り合わせの妙。同じ体質を抱えているようでもあり、違うようでもある。

ここで戯れ歌を二つ。

物言いに人の度量の見え隠れ
本性は常に変わらず一路なり

二人を見ていると、法政大学名誉教授の中川作一先生が、第二次世界大戦中、自分が高校生時代に、国語の教師が授業中に小声で、こんな風に言っていたと話していたことを思い出す。「満つれば虧く。東条も同じじゃないですか?」(注 東条英機)


月(つき)満つれば則(すなわ)ち虧(か)く
《「史記」蔡沢伝から》満月は必ず欠ける。物事は盛りに達すれば必ず衰えはじめるというたとえ。

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