エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

部品の加工精度

2009-09-06 11:58:53 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます。株式会社ムラタの村田洋介です。

通常製袋機の部品の精度はそれほど高いものではありませんが、場所によってはとても高い精度が求められます。

板金についても精密板金の加工所に依頼する部品もあります。

加工精度に関しましては数値制御の工作機械を使うと工場にあるフライスや旋盤でも1/1000mm単位まで表示されますが例えば軸を加工する時、直径φ10.025mmが欲しい時があるとします。しかしφ0.025mmの精度を出すには時間がかかってしまします。

そこで、設計をするときに許容範囲を指定します。
つまり10.000~10.050の間の精度が必要であるという風に最小値と最大値を指定します。その範囲ないの加工精度であれば良しとするものです。

ベアリングなどを圧入する際に指定するH7公差は聞いたことがあるのではないでしょうか?

ちなみに穴加工の場合H7と大文字のアルファベットを使い、軸にはh7と小文字のアルファベットを使います!

今日もセミ重袋機の配線、デバックを行っています!

午後からもがんばります!!
コメント
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