エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

熱板の上下機構

2009-09-10 12:02:29 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます。株式会社ムラタの村田洋介です。

今朝は朝から小判抜きの試運転を行い社内スタッフ全員で四苦八苦しています。があと少しと言うところまできているので、午後からも色々と試して良い結果がでるように頑張りたいと思います。

多くの製袋機では熱板を上下させる動作は主モーターの回転運動を直線運動に変えていきますが、熱板を受けている軸については様々なものがあります。

旧太洋商会の時代ですとシャフトを穴に通すだけの簡単な構造でしたが、長年使っていると穴が摩耗してしまいシールバーがガタついてきます。

現在は焼き入れシャフトをスライドブッシュ受けることによって、摩耗という問題を解決しています。

また、製袋機の種類によってはリニアガイドを使用して熱板を上下させています。


▲ただ今製作中の製袋機・熱板上下機構 リニアガイド方式
■オレンジの円の中がリニアガイドです。

リニアガイドを使う点で優れているのは、耐摩耗性と上下方向の精度がリニアシャフトに比べて大幅に高くなっている点です。

これは従来レジ袋 製袋機から改良を加えられてきた形で、高速製袋が行われるレジ袋 製袋機で成果をあげています。

この機構はスタンダード機にも移植することができます。

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昨日、来社されたア○○さま、ブログを見てくださっていると言うことで本当に励みになります!ありがとうございます!!これからも続けていきますので宜しくお願いいたします。

小○○さま、私が作業中と言うことで気を使っていただきありがとうございました。最終調整をしていたので、十分なお時間がとれませんでしたので、次回お会いした際には色々とお話ができればと思います。

ありがとうございました!!
コメント
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