エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

過負荷1と過負荷2

2011-02-16 10:37:07 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

今朝もまた移動中の列車内からのブログ更新となります。本日は乗る予定だった湘南新宿ラインが人身事故のため運休、遅延と慌ただしく始まりましたが、珍しく少し時間に余裕を持っていたので約束の時間には間に合いそうです。

さて、サーボモータの過負荷のアラームは三菱製MR-J3サーボではAL.50とAL.51があります。それぞれ過負荷1と過負荷2と名称がついていますが、それぞれが違った性質の過負荷で発生するようになっています。

MR-J3のサーボアラーム番号とアラーム名称については以前ブログに書きました『MR-J3アラーム一覧』を参照してください。

具体的には複数の原因がそれぞれにあるのですが、AL.50(過負荷1)の場合『サーボアンプの連続出力電流をこえて使用している。』ことが原因と取り扱い説明書に記載されています。このときサーボモーターの実行負荷率をモニターしていると100%をはるかに超えていることが多いのが特徴です。
急加速と急減速を繰り返すため製袋機では連続運転以上の負荷が発生しています。

次にAL.51(過負荷2)が発生する場合はサーボモーターがハウチングが大きい時発生することが多いです。

ハウチングとは製袋機停止中にサーボモーターが位置決めをするため、正転、逆転を高速で行い共振するような音がでることです。
ベルトにてモーターとゴムロールが繋がっている場合が多い製袋機では、ベルトの張りが緩んでいたりゲイン調整が不順分であるときに起こりやすくなります。

先に書いたようにサーボ関係のアラームの原因は複数あるため、これが一番の解決方法と言うのはありますせんがお客様のご使用の状態を考慮することでより良い解決方法を見つけたいと思います!

ちなみに株式会社ムラタのMR-J3のサーボを使った製袋機とサーボ現地改造を行った製袋機で、極稀にハウチングが発生します。この時は5分程度空運転を行っていただくと自動で調整されます。

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さて、お恥ずかしい話なのですが、昨日はわたくしはお客様との電話の中で声を荒らげてしまうことがありました。私の感情的な言い分に対し、大人な対応をしてくださいました藤○さまには一日たった今日は大変感謝しております。
もし今後信頼関係が回復できるならが、違った意味で言いたいことをお互い言い合えるような関係を築ければと思いますし、それに向けて努力をしていこうと思います。

藤○さま、申し訳ありませんでした。
コメント
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