エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

メモリーについて!!ROM、RAM、EEPROM

2011-04-11 08:18:47 | 製袋機のエンジニアな日記
おはよございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

本日は今朝6:35頃に起きた地震の揺れで目が覚めました。震度1程度の小さな揺れを感じました。

なんだか自分がいつも揺れている感覚となり、本当に地震なのかそう思っているだけなのか分からなくなるため直ぐに気象庁のHPで確認しました。

福島県白河市では震度4と記載されておりました。お気をつけください。

さて、本日はROMとRAM、そしてEEP ROMにつきてその違いを記します。

詳しい説明をする前に、この3つに共通する『メモリー』について説明します。
メモリーとは簡単に説明すると『データを取り扱う場所』です。様々な種類のメモリーがありますが電源がないとデーターの保持ができない種類のものや電源を切ってもデーターが残るものがあります。
それでは詳しく説明していきます。

ROMとは『Read Only Memory』の略で、読んで字のごとく『読み込みオンリーのメモリー』です。
例えばCDショップで売られているCDもこの部類に入り、CD-ROMと呼ばれています。市販の音楽は聞くだけなのでROMとなります。

次のRAMは1文字違うだけですが『Random Access Memory』の略になります。こちらはパソコンのメモリーがこれに該当します。RAMはメモリー上にあるデータに高速にアクセスすることができますが、電源が切れると中のデータが全て消えてしまいます。このためコンピューターがデータを計算する際に、作業場として使うには向いていますがデータの保存には不向きとなります。

最後にEEPROMですが、こちらは三菱電機製のシーケンサや初期のころのサーボアンプに使われています。
こちらはROMと名前がついておりますが、データの書き込みや消去が可能で比較的単純な仕組みを持っています。電源を切ってもデータが保持されていることから、サーボアンプのパラメーターやシーケンサのラダーなどを保存するのに使用しています。最近ではフラッシュメモリーなど事務的な仕事でも使われている方も多いと思います!!

この中でEEPROMは電源を切ってもデータを保持すると書きましたが、これは電子の有無の状態でデジタルデータを区別しています。このため時間がたつに連れ電子が放電するなどで読み込みが出来なくなることがあります。
サーボモーターなどでパラメーターがおかしくなったというときはこのような状況が考えられます。
コメント
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