エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

補償導線とは

2011-12-06 09:51:20 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

12月に入ってようやく冬を感じ始めましたが、ここ数日は全国的に冷え込んでいると感じます。しかし今いる高知県は様々なことに鈍感な私でも暖かいと感じます!南国高知とはよく言ったもので、今年のお正月に南房総でサーフィンをしたとき以上に暖かいと感じます!!

さて、『補償導線』とは馴染みのない言葉だと思います。しかし熱電対から温調器までの配線には欠かせない配線となっております。
製袋機では熱電対から温調器まで間は1~2mの配線の長さしかありませんが、集中管理が必要になるファクトリーオートメーションの生産ラインなどでは数100メートルから数キロに及ぶ場合があります。

そのとき熱電対によって配線をしてしまうと大変高価なものになってしまいます。

そこで熱電対と近似の熱起電力特性を有する導線、つまり『補償導線』を用いて配線することでコストが抑えられます。


▲補償導線です!!それぞれ違う種類の合金が配線の材質として使われています!!

製袋機では、通常のケーブルに比べ高価にはなってしまいますが、シール不良など温度に関するトラブルを可能な限りなくすため株式会社ムラタでは補償導線を用いております!!


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