イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

神様の領域

2012年09月20日 | イコン
チョココロネと言いながら

「神の領域」なんて話を書くのは

「神様、申し訳ございません†」なんですが

びっくりしたニュースが・・・


「母の子宮を娘に移植」


これには、絶句しました。


私の古びた子宮を娘に移植だなんて

とても考えられません!

そこまでして子どもが欲しいか!?


今、話題のダウン症の血液検査にしても

自分の都合なのではないのか?

こんなことをしていては、必ず無理が現れてきます。

私は恐ろしく感じられます。

人工受精の子どもを知っていますが、身体が弱い。
子どもが苦労しています。

自然じゃないのはみんなわかっている。

うちの息子も耳の障がいがありますが

それは「自然だった」と思って育てました。
私は息子にも言い聞かせました。

酷ではありましたが、言えるのは生んだ母の私しかいません。

「あなたの耳は一生そのままだ。
それを持って生まれたのだから、それを持って生きなさい」と
小学校低学年だった息子に言いました。

人間は自分にないものやできないことを「欲しい、したい」と望む。

その欲望が現在を作っているわけですが

もう充分です。

生きているだけで充分ではないか?

それ以上は「強欲」としか思えない私です。

人間は人間でいるべきです。

決して神様と同列にはなりません。

「人間の分際を知れ」と言いたいニュースでした。

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