イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

UVパーカーに疑問

2023年06月18日 | 在宅介護
今年、私の中で大ヒットだったのが、
しまむらで買ったUV対応のフードつきカーディガン、
レーヨン55%、ナイロン45%のもので、
羽織りでボタンがないカーディガンで袖口は開いている、
(私の勘違いで左右ポケットはありました。)
フードがついたロング丈のトッパーなんです。
ガウンのような形ですね。
既に、完売しています。
これを自転車や買い物に行く時に羽織るんですが
レーヨンだから、羽織っても涼しいんです。
UVが効いているかは疑問ですが、とにかく日除けにはなります。

以前はユニクロのUVパーカーを着ていましたが、
あれ、真夏は暑すぎて、蒸れて、着るのは無理です。
というのも、パーカーって手首がキュッと閉じてますよね。
パーカーという服の形は、パーカー 歴史 を検索したら出てきますが、
実はイヌイットの方々が
寒さのために、手首から風が入らなくて、
顔まわりも寒さを避けるためにフードをつけたスタイルなんです。
ですから、いくらひんやりした素材を使ったとしても、
パーカースタイル、あの袖口は、
体温を逃さない型なので、
涼しくなる洋服ではないんです。
なぜ、いつまでもパーカースタイルにこだわるのかわからないんですが、
私は袖口キュッとしたのは暑くてもう無理です。

しまむらのUVパーカーは、その欠点に気づいているものもあり、
ドロストスタイルでフードつきですが、袖口は普通の袖になっています。
ですから、手袋をしたり、アームカバーをしますが、袖から風が入りますから暑くないのです。

冷感機能繊維を使い始めたユニクロから、他のアパレル会社は学んできたわけですが、
ユニクロの方が、そうそう初期のスタイルを変えられないのでしょうか?
大量のラインで世界で安く販売するために、なかなか変更もできないのでしょう。
しまむらには、少し高くてもいいので、夏物はレーヨンを使った服を販売してほしいですね。

ちなみに、岡山は日本で初めてレーヨンを製造した倉敷レーヨン、クラレがあるんです。
今では、医療繊維、透析膜とかを作ってもいます。

北前船で北海道や東北から来た魚類が、
岡山県玉野市あたりで荷下ろしされ、
加工後の残りの魚を使った肥料を作り、
その肥料を綿花畑に使い
倉敷紡績の発展があり、
児島、井原デニムになっていきました。
岡山県南部は繊維に支えられた街だったんですね。
こんな話をデザイン学校の授業でしていました。

なぜ、繊維の話を書くかというと、
強烈な日差しで、着ている繊維によっては、火傷みたいになることもあるからです。
着るものの繊維に興味を持って買ってくださいね。

夏の繊維ベストスリーは、
麻=リネン
綿
レーヨン
です。
これからが多く使ってある衣類を選んでください。

私の夏服
古い型の100%麻のシャツを2枚千円で買い
1枚の袖を切って袖なしに、
もう1枚をその上に羽織ります。
ものすごく涼しいです。


麻シャツの下に履くのは、
サンプル品です。
アトリエにて数百円でいただきました。
綿麻で涼しいんです。







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