イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

情報交換

2015年10月16日 | イコン
先日の北村先生の退官パーティーでは
現役の画家の集まり約30名でしたから、
今している仕事の話を話したり聞いたり
画材の情報を話しました。

黄金テンペラを習っている人にも数人会い
イコンの話をしたり、
金沢の金箔情報を聞きました。

これは、ずっと書いている通り、
「神父の娘だから私は
正統なイコン画家なんだから
私を敬わない岡山の人間はバカばかり」と白石孝子さんに言われてきたので
白石さんから正統な黄金テンペラを習えるものと思ってましたが、
白石さんもエッグテンペラはオリエント美術館のイコン教室に
私が紹介するまで描いたことがなく
つまり、エッグテンペラは初めて描いて
すぐに生徒に教えていたわけなので
私はがっかりし、
詐欺だという人まで現れたわけですが、
今回の私の大学の友人たちの黄金テンペラの先生は
嵯峨芸の社会人のための教室だったり
何度もイタリアでテンペラ修行をしている先生だったりして
黄金テンペラの情報は確かなものでした。

オリエント美術館には、
へんな画家を紹介してしまったので
学芸員には知らせてあります。
正統なイコン画家だと自分から山陽新聞に売り込んで記事になっていたので
エッグテンペラを知って描いているものと私も思っていたのですが、
自称、正統なイコン画家 だったので
ただ驚くばかりでした。
インターネットで黄金テンペラの描き方を調べて
オリエント美術館のイコン教室の生徒に教えていたので
ネットに記載されてたよね、ということがわかりました。
あれでは、エッグテンペラをわざわざ先生に金を払って習う必要もなく
私はあの教え方には驚きました。
白石さんは
アクリルでは長年イコンを描いているので
あれはあれでいいのではないかと思います。
宗教の妄想が行き過ぎると日常の常識をはずれていきますが
白石孝子さんはたいへん非常識でした。
岡山に住みながら
「岡山弁て汚いから大嫌いよ」と岡山生まれの私たちの前で話すので
私や両親は岡山を出ていけばいいのに、と思いました。
奇妙な思考を持つ宗教画家には、とても学ぶことはできません。
絵を学ぼうとして、話す言葉まで罵られますから。
お前らはバカだ、と言われ、
「岡山の人は銀座のお寿司なんか食べたことないでしょ」と
低脳な罵りをされますから、充分にお気をつけください。
バブル呆けが今だにあるようです。
岡山にも私の母のような東京生まれがたくさんいるのに
白石さんのような頭の悪い発言は
東京生まれはいたしません、と母が言っております。
オリエント美術館のイコン教室では、
岡山弁は話さない方がいいと思いますよ。
白石さんから罵られますから。

あんなひどい絵の先生には初めて会いました。
自分に甘く、気に入らない他人は罵る対象になります。
日本正教会の神父の娘が岡山批判を夫とともに10年以上言っているわけですから
岡山では信用されないのはもちろん
正教会の布教など考えられません。

嵯峨芸の北村先生は秋野不矩先生が先生で
秋野先生には私たちもかわいがっていただきました。
やっぱり、人格のすぐれたいい先生でないと
よい後輩、後進も育ちません。
私は、秋野先生、北村先生に教えていただき、幸せでした。
今でも絵から離れられないのは
先生方の魅力が大きいと思います。
生徒や後進を罵る画家など、
作品もどうでもいいし、尊敬などできません。
ニコライ堂にも「ひどすぎるイコン画家だ」と言ってあります。



模写の先輩から教えていただいた画材です。
後輩、後進を引っ張り上げてくれる先生や先輩に学ばないと時間がムダです。
私は左官になります!







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純粋な画家に

2015年10月15日 | イコン
先日の京都三条での
嵯峨美、嵯峨芸の北村先生の退官パーティーに集まった先輩方や友人たちは
それぞれ画家として活躍されていました。

文化財修復をしている方々や
ご夫婦で日本画家でデパートの画廊での展示を重ねている画家や
こつこつと公募展に毎年出されている方や
毎年の個展を目標にがんばって描かれている方。
みなさん、私に刺激を与えてくださいました。

黄金テンペラもブームみたいで
個展に黄金テンペラの背景を入れた作品も拝見しました。

私が岡山で経験したイコン画家の白石孝子さんの指導法の話をしましたら
まず、金箔の独占販売は絶対にあり得ないこと、
画家の無知しか考えられない。
度々、「正教会の神父の娘である私がイコンを描いているんだから、
私は正統なイコン画家である」と言っていて
それは、山陽新聞に取材させて記事にもなったこと、
私はこの記事を信じて、正統なイコン画家ならイコンの描き方を教えてくれるだろうと思い
オリエント美術館にイコン教室を開くように紹介したが、
そこで「この金箔は私にしか売らないって言うのよ」と自慢し
生徒に1枚千円で販売したこと。
これは、おかしいと思った生徒が何人かいて
ニコライ堂にも問い合わせたそうです。
エッグテンペラを描いたこともなくて、
オリエント美術館のイコン教室をスタートさせているので
どこが正統なイコン画家なんだろう?と私は疑問に思いました。

母のイコンを頼んでもいないのに
聖人を間違えて描いてきたりしたので
ついに両親が怒り、
金銭の問題も毎日新聞のイコン教室で起きたので
詐欺ではないか?と私に連絡があり、
新聞社やニコライ堂に知らせました。

ただイコンを習いたかっただけなのに
あまりにもひどい指導方法なので
白石孝子さんの娘さんにも連絡。

こういうブログに書いているのは
白石孝子さん夫婦の岡山批判や岡山県民への罵りは
岡山の作家たちが聞いてきた公然の出来事だからです。
岡山で作品を売りたいと思ったら
岡山批判など考えられませんから
岡山への罵りは
白石夫妻の制作スタイルなので、
それでいいのだと思います。
「あなた、欲しかったでしょう?
ギャラリーで買えば10万円もするのよ」と言われて押しつけられた
失敗作の曲がった花瓶や歪んだコップは
全て送り返しました。

このような経過かあったので
まともな画家にはなかなか会えないかな?と思っていましたが
北村先生の退官パーティーで、
立派な画家がたくさんいたではないですか!
しかも、黄金テンペラをしていて
嵯峨芸でも社会人向けのテンペラ教室が開催されていました。

白石孝子さんに散々、
「イコンの正統な画家は私よ」と言われましたが、
あんな指導方法では詐欺と言われても仕方ないだろうと思います。
いろんな絵があり、いろんな画家がいることを知らない指導者では
非常に偏りがあり、ある意味すごく危険です。
宗教画ならなおさらですから
宗教画の指導を求めるのなら
先生はよっぽど考えた方がいいです。
あれでは、正教会に入信する人は増えないとおもいました。
胡散臭いですもの。
あないな夫婦で意地悪な芸術家には初めて会いました。
非常に珍しい、と両親も言っていました。

日本画家の祖母が
「画家は絵だけ描いていればいい。
政治や宗教に口を出すな」と言っていました。
これは、鏑木清方の口ぐせでもあったそうですよ。

私は絵に純粋に向き合う先輩方や友人に再開でき
とても幸せを感じました。
少しずつ描いていこう。

友人の画家夫妻がイタリアへ行くので
ゼッキのメノウ棒とイタリア金箔を頼みました。


気に入ったクロネコのケーキ屋さん。
だけど、京都のお店ではなくて
大阪のお店でした。




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会見

2015年10月10日 | 岡山
岡山大学の疫学の津田教授の会見を全部見ました。
この会見は「疫学」というところに意味があり、
その昔、今でも苦しまれている森永ヒ素ミルク事件も岡山の疫学が関わっており、
津田教授の学問は病気のホームズやポアロみたいな役割の医学ですから、
だからこそ海外への発表ができた。
あの報告は正しいと思います。

最初、教授は政府という言葉をなかなか出しませんでしたが、
通訳がガバメントを繰り返し、
教授も「政府に情報の公開と対応を求む」という発言になりました。

疫学の調査から子どもの甲状腺癌の発生率が
国立がんセンターの調査と比べると10~50倍になっている結果が出ているのだそうです。
これはチェルノブイリ後の結果で予測されていたことで「あれだけ放射能が出たら、
こうなるのは当たり前だろ」ということです。
子どもを守れるのは大人しかいません。

岡山大学の疫学の津田教授が発表したということは、
岡山大学でも福島の子どもたちの身体に何が起きているのか?わかっているからです。
なぜ、このような公開ができるのか?
岡山大学病院の歴史も関係あります、
移植の歴史もありますが、
まずは今の福島の子どもたちの現状を知るべきです。

ちなみに、私の母は肺移植を進めていた岡山大学、
折田薫三先生と仕事上の関わりがあり、
岡山大学が今春のハイブリッド肺移植、分割区域移植にたどり着くまでの出発点を
母の傍で拝見していました。
折田先生の原点は子どもへの移植であり、お子さんを救うことです。
ですから、小児医療が岡山大学は発展しました。


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思い出しました

2015年10月07日 | イコン
2時間起きの母のトイレに子育ての時期を思い出します。
トイレを使いやすく改修しておいてよかった。
デイケアは毎日行かせてもらっているので、私が眠る時間は確保できます。

両親ふたりを看ていた時には、トイレの時間がずれていたので1時間おきにトイレに付き添っていました。そうなると、私の脳が休めないので、意識朦朧とした状態になります。

そんな時に、人吉ハリストス正教会のイコンの金箔貼りやミカエルガブリエルを描いていて、
イコン画家の白石孝子さんに「年寄りなんかみていないでイコンを描きなさい」と言われましたから、
「この人に習っていたら私は死ぬ」と思いました。
宗教画家ではなくて、ヒトラーや麻原みたいなものです。
正教会は神父の数が足りず、人吉ハリストス正教会はほとんど閉まったままとなっています。私はよかったと思いました。
岡山を罵りながら描いたイコノスタスなど宗教画とは言えない。
また、学者たちもあのイコノスタスは認めていないそうです。

宗教画家は人格が問われることを神父の娘でもわからなかったのでしょうか?「年寄りばかり看ていないでイコンを描きなさい」と、自分の孫に言えばいいのに。
二度とあんな画家の手助けをするのはうんざりです。

真夜中のトイレの付き添いの度に
あのひどい人吉ハリストス正教会のイコノスタス制作を思い出します。



「お前ら岡山の人間はバカばかりなんだから」と言われたのは私だけではなくて
岡山の若い作家たちは言われた人が多く そんなことを言う先輩の作家を
とても尊敬はできないわけで
罵りのいじめを大人がするのも、私は初めて経験しました。
「カトリックの人間はろくなんじゃないのよ」と繰り返し聞かされましたから
ああいうやり方を宗教の洗脳なんだろうなと思いました。
こんなこともあり、
函館に行ってイコンとは何か?を確かめたかったわけです。





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花時計