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もうやめた!と思った大長山

4月15日(日)、晴れのち曇りのち晴れ。加越国境の山「大長山」をめざした



いこいの森を出て6時間
幾人にも追い抜かれようやっと着いた大長山
すでに人影はなかった




まじかに白山連峰




時間はある
けどさっきまであった人の気配が
かえって心細さを誘う




取立山まで戻ればあとは下るだけだ






取立山に人影が見える、しきりにこちらを窺っているようである
16時15分、取立山
ひとりの男が出迎えてくれた
明日の朝までこの山頂で酒とともに過ごすのだそうだ
孤独を愛する男は雄弁である
19分間放してもらえなかった
おかげで休息と栄養補給ができた
おいしい韓国産発泡酒情報を脳裏に刻んで
軽やかに下山




しんどかった
山やめようかと真剣に思った

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経ヶ岳は遠かった

4月8日日曜日、晴れ
ひと月ぶりの山は、登れなさそうだけど経ヶ岳を選んだ
 



7時30分、三角山
帰りにはこのあたり、土が露出していた




保月山の先には難所が待ち構えている
つんつんに尖がった尾根
新雪が脆くて怖い
左に落ちても右に落ちても・・・
まるで平均台
腰をおろしてパンを齧る、落ち着け。




落ち着かないけどすすむ
この先は垂直に落ちていた
昨日の人の足跡を追って右へまわりこむ




11時30分、杓子岳まで来た
前を行くのは谷を登ってきた山スキーヤー




彼は経ヶ岳まで行くのだろうか
帰りを考えると・・
わしゃもうアカン




その場でしばしまったり




まったり場所

12時、腰をあげてUターン




ほどほど急な斜面でシリセード




難所が近づいてくる
が、難所の手前の降下がもっとも怖かった




アイゼンがひっかからない急斜面
枝をつかみながらゆっくり降下




スキーの人が登ってきた斜面
ここを滑って帰るんだろうけど
雪崩大丈夫?
と他人を心配する余裕がでてきた・・




余裕ができたのでラーメン

山へ登ると心が癒される、と思うかもしれないけど
ひとりの雪山はストレスがいっぱいである
あーなったらどーしよ
こーなったらどーしよ

しかしいい天気なのに誰もいないのである
きっと人気の荒島岳や取立山にくりだしているのだろう

げ、携帯電話が通じるのである
友人と30分おしゃべり




15時23分、自然の家駐車場着
・・・・・・・・
エンジンがかからない
バッテリーあがったー
ヘッドライトつけっぱなしだったみたい
そんなことある?
あるんだから仕方ない
ヨメにSOSしても「そこでくたばれ」といわれるだろう
渡辺モータースに助けに来てもらった
ぼろい代車ですいません、みたいに謝られて
かえって恐縮してしまった




余裕のよっちゃん、温泉でも入って帰ろ~のはずが帰り路夕日をみることに




7時5分、自然の家駐車場出発
9時27分、保月山
11時32分、杓子岳
11時59分、下山開始
13時13分、保月山
15時23分、駐車場

保月山より下はこの日一日で急速に雪融けしてしまいました

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宣言

あしたから裏山歩きを再開する
時間がないときは止め
雨だったら止め
それから
調子悪かったら止め
・・・・・

あしたは雨 

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筋を通さなくていいの

おとといたまたま国会中継をラジオで聴いていた
経産大臣の答弁は、大飯原発の再稼働には反対 しているように聞こえた
滋賀県と京都府の同意も必要だと聞こえた
それがどうだ?
8日に再稼働の要請に来福するという
政治家の口を疑うか
自分の耳を疑うか・・・ 

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ああ歳の差31



Amazonでポチは
なんだかエロ本みたくてうしろめたい
本屋で正々堂々
嫌がる息子をレジへ向かわせた・・

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笑ってる場合か



人生を決定づけているのは
己の可能性ではなく不可能性である
なんていうような名言が・・・
たしかにできることよりできないことのほうが多いわけで
その圧倒的できないことのおかげで
今の境遇に甘んじてるわけなんですわな。

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