日本のブータンに住んでます
あした晴れるか
連休で挽回
せっかく楽しそうな山行にお誘いいただいたのに仕事である
おまけに酷い花粉症である
しんどくてついつい仕事を溜めてしまったのである
思い起こせば次男の合格発表の日からである
いっきに気が緩んでしまったのだろう
気の緩んだ次男は紐の切れた風船よろしく
今朝もどこかへ飛んでいった
豊洲や森友もけっこーだが
杉の木なんとかしてもらえんやろうか
医者と薬屋の儲けをさっぴいても
美しきニッポンのGDP押し下げてると思う
ああ、仕事がはかどらない
12週間ぶりの山
むすこの前期試験が終わった、結果はともかく山へ行かねばの
2月26日(日)天気予報では朝のうち雪のちくもりだった
4時35分、起床
ことし一番の早起き
行き先は雪を求めて荒島岳へ
人気のない(ひと気もない)下山(しもやま)コースだ
人気がないのは、たぶんとっても急勾配だからだろう
6時40分、下山駅の駐車場を出発
ものすごく雪が少ない
登山口から少し入ったところでもこの程度の雪の量
ありがたいことに昨日入山した人たちのトレースがある
8時25分、標高800m付近
振り返って、おお
も少しまともなカメラを取り出そうとしてるうち
あっという間にガス
これから標高1,100m付近まで急勾配がつづく
トレースもほぼ消えた
10時37分、標高1,170m付近、まさかのニンゲンに会った
カップルである
きのう荒島谷川の向こうの尾根から登って
モッカ平〜荒島岳山頂〜東稜ヘと周回してきたそうだ
へぇーー、すごいなー
山とは狭いもので、この日この時
Kさん率いる8人のパーティーが真名川ダムから荒島岳を目指していた
そしてモッカ平の方から続くふたりの足跡に驚いていたそうな
(けっこう危ないラインを通ってるようにみえたそうな)
今年初めての山
先日の龍ヶ鼻ダム周辺でのダメダメぶり・・・
きっと足が前に出ないだろ〜な〜
絶対頂上までは無理だろ〜な〜
と思っていたけど
案外スイッチが入るもんだ
これなら12時半までには山頂に着けるよーな
11時2分、1,240m付近でスノーシューからアイゼンに履きかえ
アップダウンはあるもののあとは歩くだけな感じ
11時43分、1,312mピークを越えて小ナベへ
大ナベをとらえたーが雪が降り出したがな
なーんか天気予報とちがうなー
独立峰特有の風も吹き出した、寒っ
ガスもでてきたがな〜
とうとうガスでなんも見えんようになった
雪庇の上を歩かないように注意していたのに左足がズボッ
ひぃぃえ〜、あ 大丈夫
どうやら雪に亀裂が走りだしてるみたい
12時30分、大ナベを通過するも
いやーもーあきませんわー
すれ違ったカップルのトレースなんてすっかり消えてるし
自分の足跡も雪と風に消されつつあるだろうし
上りは一方だけども下りは三方に広がる広い尾根だし
帰りきっと迷うで
どーするぅ
頂上はすぐそこ、どーする
とそのとき次男の顔がフッと浮かんだ
また来ればいいやんか
12時43分、帰るべし
13時14分、1,312mピークまで戻った
尾根がぐっと狭くなって足跡もはっきりわかる
ここまで何度も自分の足跡を見失って、やべーの連発
腹が減ったが雪が止むまではおあずけ・・
14時6分、一番の難所急降下
腹減ったな
雪止まないし
ここまで下りてもまだガスってる
雪も
急なところは積極的に尻セード
尻がちょー冷た〜い
まもなく登山口
雪がさらに融けた
下では雨だったみたい
16時15分、駐車場に到着
車中でパンを食う
山頂まで行けなかったのは残念だけど、あーすっきりした
Kさん御一行は12時には山頂に着いていたらしい
いつになく閑散とした荒島岳だったそーな
カシミール3Dで計測したら
あと山頂まで428m、標高差37mだった