日本のブータンに住んでます
あした晴れるか
ストック新調
3月30日(土)、山日和だ
けど用事があって行けなかった
くやしいから午後下見に出かける
取立山からみる山容がとても美しかった越前甲山(1,319m)
一度も登ったことがないので登山口付近を偵察
国道416号は舗装が終わるところまで通行可能だった
もうスタッドレスタイヤは不要だろう
帰り支度をしている若者を見つけ山の様子を聞いてみる
滝の左側から登ったという彼は、急な斜面に苦労したそうだが
登山道に沿って歩けばそう大変ではないらしい
がぼることも少なくワカンは不要だったとか
帰り、油を売りに遊山行に寄ってみる
油を売りに行って買わされてしまった
ストックが1本壊れてしまい、3月はずっと残る1本で山へ行っていたのだが
ここは2本ほしいでしょ!という場面が多々あるわけで
雪山もあとしばらくだし、来期まで我慢しようかとも思ってみたけれど
越前甲、経ヶ岳、赤兎、三ノ峰、白山・・・
まだまだ残雪の山は楽しめるしね
四の五の言ってます
まえまえから「シノゴ」なんとかならんかなー、と思っていた
ジジイになった暁にはこいつを担いでじっくり風景写真など撮ったり・・・
しかし、シートフィルムをじゃかすか使えるよーな裕福な老後が待っていないのは確実
35ミリタイプのデジタルカメラを取り付けるアダプターがあるのは知っていたけど
あの小さなファインダーでピント合わせをするのはかなり根気がいるというか
そんな根気そもそもないから無理じゃないかとか
ところが状況一変
α99ならライブビューでピント合わせが簡単じゃーないか
想像通り、ピント合わせラクラク
デジタルカメラでアオリ撮影ができるわけで
ん~、内面反射でしょうか?
いやらしいハレーションがでることもあります
それでも設計の古い大判レンズが思った以上に写りますね
シグマ12-24ミリ、ニコン用とソニー用を揃えてます
手放せないレンズだけど
周辺減光が激しくて
自分的にはF11までは絞らないと使えないと思ってる
ソニーの一眼は手ぶれ補正が効くからなんとかなってますが
ニコンだと三脚使用率が上がります・・
結果、ソニーばっかりに
初負傷、かすり傷ですが~
3月23日(土)、部子山(へこさん)へ行ってみる
5時起床
思った以上に雪解けはすすんでいて
宝慶寺憩いの森駐車場にらくらくクルマを停める
6時46分、スタート
落葉を踏みながら登る懐かしい感触がつづく
だんだんと登山道が雪に埋もれてくる
雪はよく締まっていて、先週?のトレースもはっきり
8時38分、前山に到着
これより上はうっすら雪化粧している
9時40分、銀杏峰に到着
なんと1月13日に掘った雪洞の名残が
ここでアイゼンを履いてコロッケパンを食って、いざ部子山へ
稜線はときどき10センチくらいがぼるところもあるけど、歩きやすい
ただ冷たい北西の風が吹き出した
11時35分、部子山(1464m)に到着
風が冷たいからツェルトをかぶろうかな
屈んだらそうでもないのでそのまま昼食開始
きつねうどんを啜っていると
「こんにちはー」と背後から
やっと人に会った
雪山ははじめてなんです、という大野の男性ひとり
帰りはどうするのか聞いてみると(聞かなきゃよかったのだけど)
来た道を戻るとのこと、「あなたはどうするのですか?」
ぼくは銀杏峰までの稜線途中から北に下りてしまうつもりです
あー 林道に下りるんですかね、いいですねー、連れて行ってもらえませんか
雪山初心者ときいてちょいと知ったかぶりする根性がアカンね
そのルートでは以前下りるとこ間違ってバカやってるんですよー
きょうもどうなることやら・・・
こいつについて行ったら危ないと察してくれて、ひとり先に下りていってくれた
12時33分、出発
コルのあたりにさっきのおじさんが見える
分岐手前で追いついた
わたしは銀杏峰に戻ります
それが確実です!
それでは気をつけて!
13時2分、とにかくまっすぐに下り始める
きょうは間違わんでー
おっとっとかなり急
すぐにいい感じ
ところどころリボンも結ってある
林道を越してからが怪しくなる
えらい急、真下から沢の音、おかしいぞ
ひぃえ、滑ったー
雪から突き出てる太さ5センチほどの枝がある、あれを捉えよう
かがとが枝にヒィーット、やったぜ
バキッ、枝は木っ端みじん
んぎゃー
しかし枝粉砕エネルギーの消費で減速停止できた
滑り落ちたのは4mほど
これはアカンわと、ピッケルを準備
へっぴり腰で下り続けるが・・
やっぱちがう
登り直そうと振り返って唖然
以前見た地形とうりふたつ
またやってもたー、アホや
あの人ついてこなくて正解やったね!
ピッケルを雪に深く突き刺しながら隣の尾根にトラバース
ピッケルって便利ね
あと一息のところで乗っかった雪が崩れ落ちた
枝をつかんでたからどうってことはないけど
こうなるとピッケルがじゃま
今考えれば、忍者の剣のように背中にさせばよかったのかも
なんせ道具の使い方も我流だからあぶなっかしい
14時2分、林道にでる
ここからはひたすら林道をてくてく、もう安心
15時7分、駐車場
パンツを脱ぐと血が滲んでるとこがひとつ、あら~
マキロン吹き付けて少し大きめのバンドエイド貼っておしまい
おお、はじめてオリジナル「山のヤブ医者キット」を使用した
これまで数えきれないほどコケまくってきて無傷だったのが不思議だ
「山のヤブ医者キット」の中身は
マキロン
化膿止めの軟膏
絆創膏2サイズ
包帯
鎮痛剤
巻き方わからないのにテーピングテープ
いつ飲む、救心
とげ抜き
暖かくなってきたら「ダニとり器」を追加
稜線から北に下りるのはやっぱ早いみたい
エスケープルートとしてもこの辺熟知してるといいな
てっぺんめざして
3月17日(日)晴れ
ここんとこあきらめのいい山行だったなー
ここいらでてっぺんに立っておかないといかんよーな気がするなー
昨年4月15日以来の大長山へ行ってみよう
辛くて「もー山やめるで~」と思った山だけども
都合良く「辛さ」は忘れてしまってる
4時起きでいざ
5時30分、いこいの森入り口、国道沿いの駐車場を出発
標高1,100m付近に落とし物、凍ってる
7時46分、取立山
8時24分、標高1,383mのピーク
9時18分、標高1,549mのピーク
雪がバリバリなので昨年よりいいペースで来ている
さあ、いよいよ最後の登り
前回は中央右寄りを直登したけれど
今日は雪バリバリ
しかもルートの途中、雪がめくれて崩れてるし・・
左の尾根から登ろう
しかしこの尾根がきつかった
それでも10時48分、大長山山頂に到着
昼食タイム
白山、別山、三ノ峰、今日の天気は最高
観光新道、砂防新道もよくわかる
つぎつぎに到着、にぎやかになってる
白山から赤兎山までの大パノラマ
11時40分、下山開始
山頂に向かうスキーヤー
大長山を左手に見ながら下りる
13時58分、取立山
14時56分、駐車場
歩いた歩いた
午前中は雪が硬くて助かった
「もー山やめよう」とは思わなかったなー
登って降りての繰り返し、やっぱきつい
とくに1,549mのピークと大長山を目前にしたときの意気消沈は格別・・
メンテナンスフリーが売りでなかった
きのう昼、母が孫の自転車をぼーっと眺めていたら
「パーン」という大音響とともにタイヤから煙が出たそうだ・・
おそらく気温の上昇でタイヤ内の空気圧が急上昇してチューブが破裂したのだろう
婆さんの目からなんとか光線が出てたわけじゃないと思いたい
とにかく調べてみるとチューブが15センチほど裂けていた
あーやだやだ、ベルトドライブ式のタイヤチューブ交換の面倒なことといったら・・
車輪をフレームからはずすのは手間なので片側のナットだけはずして
息子の手を借りて力ずくでチューブを通してどうにか完了
自転車はやっぱチェーン式がええで
行く冬を惜しんで
3月9日(土)黄砂まじりの晴れ
またまた荒島岳の新下山コースへ
気温の高さが仇となり湿って柔らかい雪
やせ尾根を通過するのが恐ろしい
10時40分、1240メートルのピークに到達
ここまで4時間50分
相変わらず人の姿はまったくない
ここから先は楽になる予定だったけれど
山頂まで2km、ずっと雪庇沿いに歩くことになるみたい
その雪庇があちこちで崩れ落ちてる
以前雪庇を踏み抜いたことがあるし
ここでやったらとても助かりそうにはないし
やーめた
PM2.5入りかもしれない雪を溶かして
お茶の補充とカップ麺
午前中は白山、別山、三ノ峰がよく見えていた
12時4分、下山開始
雪はさらに柔らかさを増している
頂上を目指さなくて正解だったかな
歩きにくいけど今日はズボ足で通そう
行く冬を惜しんで雪と戯れるのだ
七転八倒シリセード
靴の中がびしょびしょである
14時25分、下山駅駐車場に到着
雪のコンディション次第ですね
でも雪庇のできた稜線を延々歩くのは怖いわ
南側に落ちたら死ぬと思います
飛んでけー
こんな小さなカードからパソコンやスマホに画像を飛ばすことができる
数年前でっかいアダプターをカメラに取り付けていたのは何だったのか
それも特定機種にしか対応せずカメラと共にさようならだった
ただ相変わらずアドホックモードでは頻繁に通信が切れる
これは電波の規格の問題だろうか
これがけっこうストレス
とはいえUSBケーブルから解放される意義は大きい
点数をつけると70点かな、でも
α99を使って4ヶ月が過ぎ、もうほとんどこればかりの日々
慣れとは恐ろしいもの
たまにフツーの一眼レフのファインダーを覗くと「なにーこのスカスカな絵!?」と感じてしまうこの頃
光学式ファインダーではピントが合ってるのかも心配、液晶で拡大再生してばかりだ
バリアングルモニターによるライブビュー撮影もミラーショックゼロと相まって快適そのもの
不可能を可能にする、ちょっと褒め過ぎ
しょっちゅう変えたい設定がいくつかあるのだけれど
いちいちメニューの奥から呼び出さないといけないのにイライラ
白ホリ人物全身などではファインダー暗すぎ
バッテリーの減りも早いし
レンズ交換には気を遣うし
完璧にはほど遠い
なのになのにもうこればっかり
みちくさ
野々市で仕事を終え、白山方面経由で帰ることに
国道沿いのラーメン屋に入る
駐車場は雪の壁に囲まれていた
店は老夫婦とその息子さんで切り盛りしている風
ワンタン麺を頼む
息子に嫁さんいるのかな
嫁さんは外に働きに行ってるのかな(現金収入得るために)
でも今日日曜だな
この辺なら日曜の勤めもあるかもな(スキー場とか)
中華鍋振るってるお母さんが病気でもしたらたいへんだな
・・・・・
そんなうちにワンタン麺がきた
懐かしい味の澄んだスープ
メニューにクリームラーメンてのがある、どんなんかな
お母さんのチャーハンも美味そうだ
白山に向かってクルマを走らす
白い斜面を見ていると登りたい衝動に駆られるよ
ちょっと変態になってきてるような気がする
市ノ瀬の11km手前で通行止め
ゲートの先にはたっぷりの雪
雪が融けたら自転車で入ってみようか
別当出合までが無理ならチブリ尾根を登ってみるのも面白そう