かはづ鳴く おれとおまへは ちがふぞと されどをらずば つらきともいふ
*ツイッターの活動では、いろいろな人に歌を差し上げたりもしています。いろんな歌人に挑戦してみたりもしましたね。返歌はほとんどかえってきませんでしたが。
その中でこれは、確か外国のユーザーに贈った歌でしたね。二匹の蛙が仲良く並んだ写真に対して贈ったのではないかと記憶しています。印象的なツイートには歌を贈ることにしています。
返事はほとんど返ってきませんが、喜んでくれているところは喜んでくれていることを感じていますよ。
人間の付き合いというのはこういうものだという歌ですね。みんなこんな感じでしょう。おれとおまえは違う人間だ。いろんなことはあるけど、痛いことはやるなよ。だけど、おまえがいないと、さみしいってこともある。
友情というのは痛い言葉だが、ないと困ります。いいやつと仲良くできることは、幸せなことだ。
わたしもときどき、試練の天使を熱いと感じることはありますがね。彼はとても雄弁だ。時に周りが困るほど自分を出す。それが彼らしくていいことだとはわかっていても、苦しいと思う時はありますよ。
だがそこはそれ。彼は実にいい奴だ。友人として大事にしています。付き合い方も、わかっている。
どっちかというと困るのはかのじょの方ですよ。付き合い方というのが、実に痛いのだ。なんせ何をするかわかりませんから。
まっすぐに考えすぎるのです。男ならここは考えるということをほとんど考えずに、そうか、という感じですぐに飛び込むのです。周りを慌てさせるのはこんな人の方です。
真面目にも程がある。彼も言っていましたね。まじめにも節度というものがあると。かのじょはもちろん中庸を尊ぶ人ですが、まじめという点では、あまり中庸を守っているとは言えません。
少しは曲がってくれというところで、曲がってくれないのだ。こういうかのじょの性質が功を奏するときもあるのだが。
結局はこういうことになる。壁に十度もぶつかって、倒れてようやくとまるのです。
馬鹿みたいだなんて言ってはいけませんよ。こういう人にあなたがたは助けてもらったのですから。それにはっきり言って、いなかったら寂しいなどというものではないでしょう。
友達を馬鹿にしてはいけませんよ。いないほうがましだなんてことは、決して言ってはいけません。