比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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西上州・・・南牧村を行く①

2009-06-27 | 道をゆく 関東
ひさししぶりの南牧村です。
ここは西上州、下仁田から南牧川にそって信州方面に向かう深い谷あいの村。

段々畑が南牧川の隔てた向こうの山に。
耕して天にまでは至りませんが、これが南牧の人たちが先祖から受け継いだ貴重な財産です。

南牧村砥沢・・・関所もおかれた街道町の面影・・・むかしは信州佐久と西上州との主要流通道路(中山道のバイパス・・・姫街道とも呼ばれる)。信州から運ばれる米の市(九斎市)が立ったようです。
二階のベランダ風の出桁造りの外廊下・・カズ架けというのだそうです。カズは楮(コウゾ)の訛りらしい。コウゾはその樹皮繊維を細かく割いて和紙の原料とする。カズ架けはコウゾの1次加工したものの乾燥設備。
砥沢は名前のように中世から江戸時代、そしてつい最近(1970年代)までは虎砥、砥沢砥(沼田砥とも呼ばれる)の産地。この砥石の生産で富岡、藤岡は大いに栄えたといわれます。


砥沢を過ぎて羽沢、ここで93号線から脇道にそれて右に県道。201号線、星尾に。
仲庭という集落から左に上がると大上集落。
上から見下ろした仲庭集落。

大上集落をさらに上がると大きな砂防堰堤が見えてきます。上はすでに埋まっています。

線ヶ滝といいます。
高低差35m。
階段、ロープなど伝い滝壷まで3分。


林道、舗装の切れるあたり・・・立岩の登山口。10台以上、駐車可。
立岩については次回に

Google南牧村星尾あたりの地図
Google線ヶ滝地図



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