8月15日、長い1日でした。夕刻、信州塩田平の独鈷山の麓、無言館の丘に立ちました。
いまから66年前の8月15日、日本は太平洋戦争という大きなイクサで敗れました。
その戦場で亡くなった画学生の遺作を集め慰霊するためにつくられた美術館です。
無言館の裏手に壁のようにそそりたつ独鈷山です。
田舎のお盆です。お先祖様が家に帰っています。
お盆・・・戦場で亡くなった画学生たちの霊は懐かしい故郷の家に帰っているのでしょうか。
いまから66年前の8月15日、日本は太平洋戦争という大きなイクサで敗れました。
その戦場で亡くなった画学生の遺作を集め慰霊するためにつくられた美術館です。
無言館の裏手に壁のようにそそりたつ独鈷山です。
田舎のお盆です。お先祖様が家に帰っています。
お盆・・・戦場で亡くなった画学生たちの霊は懐かしい故郷の家に帰っているのでしょうか。
戦争は戦場・非戦闘区域で戦闘員だけでなく一般人も含めて大量の無辜の命を奪いました。
「いまの日本の平和は彼ら犠牲者のうえに成り立っている」なんて・・・
彼らだって愛する妻や子どもたちと平穏な一生を送りたかったはずです。
「生きたくても生きられなかった」彼らのために、「ふたたび犠牲者を出さないように」・・・それが私たちのつとめです。
先ほど浦和は恐ろしいほどの大雨でした。
無言館は何度も行きましたが、女房はあまりにも哀れで、もう行きたくないと言っています。
本当に戦争は愚かですね!
家内の実家から車で5分。ここの雰囲気に惹かれて寄っています。野見山さんという画家と窪島さんの合作です。
絵自体はまだ画学生の絵ですからどう評価していいかわかりませんが「無言」で語りかけるインパクトが強いのでしょうね。何者かが赤いペンキをモニュメントにぶっ掛けるという事件がありました。
映画『青色の画布-十五歳 もうひとつの無言館-(50min)』
出演:横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校卒業生有志(映画「無言館」に出演)
窪島誠一郎(無言館館主)
監督:森内康博
企画:高松智行(附属鎌倉小学校教諭)
制作:株式会社らくだスタジオ
協力:戦没画学生慰霊美術館無言館、
横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校
<上映会1>『Museum Trip(22min)』と併映
■日時:10月30日(日) 19:00~
■会場:関内ホール(※横浜/JR関内駅徒歩5分)
■当日券:1000円 ※メールにて事前にお申し込みの方は前売り料金の800円でご覧になれます。
○氏名○所属○人数 を明記の上、info@rakudastudio.com までお申し込み下さい。
<上映会2>『Museum Trip(22min)』と併映
■日時:12月3日(土) 19:00~
■会場:上田映劇(※長野県上田市/JR上田駅から徒歩)
■当日券:1200円 ※メールにて事前にお申し込みの方は前売り料金の1000円でご覧になれます。
○氏名○所属○人数 を明記の上、info@rakudastudio.com までお申し込み下さい。
<上映会3>
■日時:1月21日(土) ①16:00~ ②19:00~
■会場:キッドアイラックホール(※東京/京王線明大前徒歩3分)
■当日券のみ:500円 ※窪島誠一郎氏のトークあり
■お問い合わせ:050-3585-7161(『青色の画布』上映会係)
私のふるさと信州の上田の塩田平、独鈷山の麓にある無言館。毎年1回は訪れています。そのたびになぜか涙が出るのです。
「生きたくても生きられなかった若者たち」の「思い」を感じてしまうのです。
無言館・・・それをテーマを考えた皆さんですからきっと素晴らしいメッセージを発信する映画になっていると思います。
できるだけ多くに人に見てもらいたいですね。
想はまだ浮かんでいませんが、映画のご紹介をブログでさせていただきたいと思います。