湯の丸高原・・地蔵峠・・大笹街道

上信国ざかいの車坂峠・高峰高原から稜線を縫いながら地蔵峠(1732m)・湯の丸高原に来ています。草原の牧場ですが、冬はスキー場になります。

湯の丸山(2098m)の下のスキー場です。牧場ですから牛のウンチに気をつけて歩かねばなりません。こういうところにはレンゲツツジとかキスゲが咲いていますが今は咲いていません。向こうに見えるのは角間山(1980m)？

ウツボグサ・・・牛のウンチの間に咲いていました。実際の大きさはこの半分くらい。検索に迷ってましたが私の図鑑の写真が少し違った形でしたので同定を間違えました。「山小屋さん」と「おみやさん」に教えていただきました。

イブキジャコウソウ？　　　　　　　　　　　　　　　地蔵峠ですから地蔵があります。

まだ時間が早いので大笹街道の大笹関所跡まで行きました。地蔵峠から群馬県側に下ってゆきます。田代という集落から鳥居峠からの道に合流して大笹の集落まで。
大笹の関所の面影を残すものはこの門だけでしょうか。

大笹街道・・・信州善光寺平、須坂から菅平、鳥居峠、大笹、長野原、大戸、群馬八幡に出る流通の道です。群馬県側からは信州街道とも呼ばれたようです。長野から高崎へと考えれば北国街道、追分から中山道と考えますが、流通の道では谷間を抜けるこの道が最短、最速の道だったようです。このへんは高原野菜の一大生産地です。大型トラックがゾクゾクと出発して行きます。

ボツボツお昼の時間です。大笹からユーターン。鳥居峠を越え、菅平でラグビーやサッカーの合宿風景を眺めてから上田に下りました。昼は蕎麦だ。