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5月6日 水曜日 朝のうちは薄曇り、午後は快晴。
本来なら緊急事態宣言もこの日で終わるはずだったが、今月末までの延長。
例年だと、ゴールデンウイークも終わり、「さあ明日からひと頑張りするぞ」と
気合いを入れ直すところだが、今年は気合いを入れるのに例年の倍以上の力が必要だ。
予想されていたことであるが、やはり溜息交じりの日々となる。
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福岡県田川郡添田町と大分県中津市山国町にまたがる英彦山。
出羽の羽黒山、熊野の大峰山と並び日本三大修験道の霊場として
多くの人の信仰を集めてきた標高1199㍍の山であり、
また登山愛好家にも人気のある山だ。
本格的な登山なんてしたこともないし、
資料をみるとものすごくきつそうだから、
登ってみようという気はさらさらない。
実はここには、英彦山神宮がある。
コロナ退治の神頼みをしようというのではないが、
少しばかりの霊気と自然のオゾンを浴びたくなった。
ナビに入力すると、自宅から約72㌔、一般道を走って所要時間は2時間弱だった。
飯塚市を抜けて添田町へ。次第に自然の中に入っていく。道を覆う木々の緑が美しい。
3年前の九州北部豪雨で大きな被害を受けた東峰村は、
まだところどころに水害の傷跡を残しているし、
本来なら陶器市で賑わうはずの小石原もコロナの影響で
ほとんどの陶器店が休業しており、街全体が閑散としている。
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高柱神社社殿
そんな中をいくつものカーブを、くねくねと進み、
やがて英彦山神宮入り口付近にやってきた。
だが、すぐには行かない。まずは英彦山神宮入り口前を通り過ぎ、
さらにカーブ道を走って高柱神社へ。
この神社は、人々の病苦を救い、農業や牛馬、家内安全の神
として崇められている神社だ。
樹齢850~900年とされる御神木・天狗杉がそびえ立っている。
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さあ、Uターンして英彦山神宮へ行こう。
入り口付近の駐車場に止め、国指定の重要文化財となっている
高さ約7㍍の青銅製の銅鳥居をくぐり参道の石段を登っていくと、
これも国指定重要文化財に指定されている奉幣殿にたどり着く。
両手に杖を持ち石段をえっちらおっちら、まさにたどり着くである。
この奉幣殿は、かつての英彦山霊仙寺大講堂で、
英彦山修験道の中心的な建造物だったものである。
実は、銅鳥居近くから奉幣殿までスロープカーがあるのだが、
この日はコロナの影響で休業しており、またシャクナゲが見事な花園も休園中で、
いささか残念だった。
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銅鳥居と奉幣殿
往復4時間の小旅行──霊気とオゾンをいただいてきた。
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